~各登壇者が「世界の幸せをカタチにするために私はどうするか」について発表した動画を公開~
武蔵野大学アントレプレナーシップ研究所(東京都西東京市)は学生を対象にしたピッチイベント「EMC pitch -世界の幸せを叫ぶ-」(※1)を2022年12月4日に初開催しました。
ワークショップやピッチ動画による選考を経て、ファイナリストに選出された日本・イギリス・カナダに住む12歳から46歳まで11名の学生(小学生・高校生・受験生含む)が、各自の思い描く「世界の幸せをカタチにするためのアクション」について発表しました。また、当日の様子をまとめた開催動画を2023年1月10日から武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の公式YouTubeに公開しています。
※1「EMC Pitch」の「EMC」は「Evolution」「Motivation」「Communication」の頭文字

【本件のポイント】
世界の幸せについて自身の価値観と真摯に向き合うことを目的に「EMC Pitch−世界の幸せを叫ぶ−」が12月4日(日)に武蔵野キャンパスにて開催
ワークショップや選考を経て、日本・イギリス・カナダに住む12歳から46歳まで11名の登壇者が「世界の幸せを形にするためのアクション」について発表
当日の様子をまとめた動画をアントレプレナーシップ学部の公式YouTubeにて公開(https://youtu.be/Z2RJxkUgXb8)
「EMC pitch -世界の幸せを叫ぶ-」は来年度以降も継続的に開催予定
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Z2RJxkUgXb8 ]
【本件の内容】
本イベントは世界の幸せと自身の価値観について真摯に向き合い、発表することを通して参加者が成長できる機会を提供することを目的としています。昨年8月9日の募集開始以降、日本国内の学生を中心に多数の応募がありました。応募者は「想いをカタチにするワークショップ」「相手に伝わるプレゼンワークショップ」の2度のワークショップを経て『世界の幸せをカタチにするために私はどうするか』について3分間のピッチ動画にまとめました。当日の発表では、各登壇者はそれぞれが世界の幸せをカタチにするために思い描くアクションについて発表しました。

ある小学生は戦争のない世界を目指すためには、世界を知り相手を知ることが必要であり、そのためには新しい教科として「世界知(せかいし)」が必要だと訴え、まずは自ら世界知のWEBサイトをつくりたいと発表しました。ある高校生はダンスには歌詞や文化、年齢、性別も関係なく人の心と身体を動かして笑顔にする力があると考え、高校卒業後に世界を幸せにするために誰もが踊れるダンスの配信を開始することを宣言しました。ある学生はイタリアに留学した経験からイタリア人の幸せを例に挙げ、理想の自分を探し、叶える努力をすることでもっと自分自身を好きになることを提案しました。
参加者は本イベント通して「世界の幸せ」について真剣に考え、自分自身と深く向き合い、世界の幸せが何なのかを考える機会となりました。世界の幸せは一人ひとりの想いと行動によって作られます。今後もEMC Pitchは継続的に開催し、ともに世界の幸せについて考え、向き合い、伝える機会を提供します。
【開催概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/67788/table/149_1_a648d3f220e20912fd75d2cac95a5e1e.jpg ]
※なお、EMC Pitchは来年度以降も継続的に開催予定となります。次年度の募集開始等については、EMC Pitchの公式サイトをご確認ください。
【コメント】

■武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長 伊藤 羊一
夢をカタチにするには、「踏み出し、動くこと」、そして「夢を語り、共有すること」、そして「その夢を周囲が笑わないこと」が大事です。今回のEMC Pitchの場は、まさにそんな場になっていたなと感じました。登壇された学生のみなさん、オーディエンスのみなさんと一体となり、夢を共有する素敵な場をつくることができました。これからもこのイベントを続けていきます。今後もぜひ、ご注目ください。

■静岡県立大学 瀧澤 美玖人さん
小学生から大学生まで幅広い年代の方とそれぞれの考える幸せについて熱く語り合うことができ、とても楽しく貴重な時間となりました。日本においては幸せについて考える機会が少なく、幸せになるために生きるということがまだまだ認識として少ないと思います。そのために私はより多くの人に幸せについて考える機会が増えればいいなと思っております。今回の私の言葉がより多くの人に響き、幸せになるための行動のきっかけになれば嬉しいです。

■国際基督教大学高等学校 野中 優那さん
EMC Pitchは、平和な未来を絶対に諦めないという仲間と出会うことができ、繋がりの輪の中で幸せのエネルギーに包まれるひと時でした。私はミャンマーでクーデターを経験し、紛争によって人々の日常と命が奪われ、子どもの学びが閉ざされていくのを見ました。帰国後の支援活動の中で、私たちは無関心ではなく知る機会がないこと、そして若者を応援する大人はたくさんいることを知りました。「国際社会に生きる私たちに何ができるのか」、自分の思いを語ることは孤独ですが、伊藤学部長の「君にしかできないことがある」という言葉を礎に私の思いを伝え続けたいと思います。

■The Tiffin Girls' School(イギリス) さいとう かいささん
コロナ禍での気づきから、「学び資産の分散化管理で世界の幸せをカタチにする」をテーマに準備をしました。大変だったことは最初と最後です。最初「3分で話す」という課題があり、どう言葉を選んで相手に伝わるようにするのかを考えました。何度もやり直すことで大事な論点にフォーカスできました。最後はピッチ時の質疑応答で緊張して頭が真っ白になり、うまく答えられませんでした。でも、日常の活動から飛び出して挑戦した私に対し、先生方が本気で対等に接してくださったことが最高に嬉しかったです。
【関連リンク】
■EMC Pitch HP:https://mei-emc-pitch.com/
■開催動画「EMC pitch -世界の幸せを叫ぶ-」:https://youtu.be/Z2RJxkUgXb8
■アントレプレナーシップ研究所 HP:https://www.musashino-u.ac.jp/research/laboratory/entrepreneurship_Institute.html
■武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 HP:https://emc.musashino-u.ac.jp/
【武蔵野大学について】

1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し12学部20学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数13,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設。2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科を開設する。2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp