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『空手バカ一代』から50年、梶原一騎が転落した本当が明かされる。衝撃のノンフィクション大作『純情 梶原一騎正伝』本日発売!

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日本中に極真空手の大ブームを巻き起こした『空手バカ一代』の連載が始まったのは、1971年。それから50年が経った今年、原作者・梶原一騎の真の姿に迫った衝撃のノンフィクション大作『純情 梶原一騎正伝』を新潮社から刊行いたします。1983年に暴行などの容疑で逮捕され、栄華の頂点から奈落の底へと突き落とされた梶原一騎、その本当の人生が明らかに。逮捕の背景には、衝撃の事実が隠されていたのです--。

梶原一騎と聞いて、どのような人物像を思い描くだろうか。『巨人の星』『あしたのジョー』『タイガーマスク』『空手バカ一代』『愛と誠』……マンガ原作者として、稀代のヒットメーカーだった。

しかし彼の見た目を記憶している方であれば、こわもての風貌にサングラス、胸を反らして闊歩する巨漢と、「ヤバイ人!」という印象から離れるのは難しいだろう。実際、彼は1983年には暴行などの容疑で逮捕され、マスコミから総バッシングを受け、寂しい晩年を送った。

あれらの名作が生み出されてからほぼ半世紀が経過した今、作家・小島一志の手によるノンフィクション大作『純情 梶原一騎正伝』が明らかにしたのは、まったく違う素顔だった。

たとえば……。
母親には、べったり甘えていた。母も「あーちゃん」と呼び(本名が朝樹)、息子を猫かわいがりしていた。
愛情が強い。ふたりの弟とは、いわば3人6脚で、亡くなるまで共にがっちりと支え合った。
決して酒乱ではない。酒を飲んで暴れることなどあり得なかった。
格闘技は大好き。だが、他のスポーツにはまったく興味がない。野球はもともとルールすらほとんど理解していなかった。
晩年の闘病生活は凄絶だった。手術中の病院には、空手道場の若者たちが輸血用の血液提供のため長蛇の列をつくり、梶原は死の淵からよみがえった。

そして。なぜ梶原は逮捕されねばならなかったのか?

警察に追及された容疑は4件。暴行など、どれも微罪だった(2件は不起訴)。しかし彼は約2カ月にもおよんで拘留され、マスコミ報道で叩かれ続けた。その背景に存在していた、驚くべき事実が本書により初めて明らかになる——。

著者の小島一志は、かつて大著『大山倍達正伝』で、極真空手の創始者の本当の人生を初めてつまびらかにし、従来の大山倍達像を一新。あれから15年、また歴史を劇的に塗り替える作品が完成した。

【著者紹介】
小島一志(こじま・かずし)
栃木県生まれ。早稲田大学商学部卒業。株式会社夢現舍(オフィスMugen)代表取締役。「月刊空手道」「月刊武道空手」元編集長。講道館柔道、極真会館空手道などの有段者。著書『大山倍達正伝』『芦原英幸正伝』『添野義二 極真鎮魂歌』(いずれも新潮社)『最強格闘技論』(スキ一ジャーナル)など多数。

【タイトル】純情 梶原一騎正伝
【著者名】小島一志
【発売日】2021年2月25日
【造本】46判ソフトカバー
【本体定価】1,600円(税別)
【ISBN】978-4-10-301455-3
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/301455/

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