~ 「社外インタビュアーとの面談」では6割以上が本音で話せたと回答し、「人事との面談」を上回る ~
「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:市村 和幸、以下「パーソルビジネスプロセスデザイン」)は、直近1年以内に退職を経験した会社員または公務員(全国の20~59歳男女)5,100名を対象に「退職理由の本音に関する実態調査」を実施しました。
人材の流動性が高まり、従業員が退職の意思表明をしてから実際に退職するまでの一連のプロセスである「オフボーディング」の重要性が指摘されるなか、退職者の声から組織課題を可視化する手法としてエグジットインタビューが注目されています。パーソルビジネスプロセスデザインでは、第三者である臨床心理士がアバターを活用して面談を行い、退職理由の本音を引き出すサービス「退職のホンネ」を提供しています。しかし、実際には退職時に企業へ伝えられる理由と本人の本音に乖離が生じているケースもあり、こうした課題を可視化するために本調査を実施しました。調査の結果、企業における従来型の形式的な面談では把握が難しい退職理由の本音や退職面談の実施状況が明らかになりました。
◎「退職のホンネ」についてはこちら:
https://www.persol-bd.co.jp/service/hrsolution/s-hr/service/rpo/exit-interview/
■ 主な調査結果
- 退職理由の本音は「仕事にやりがいを感じない」「キャリアの選択肢が少ない」が上位に
- 企業に伝えた退職理由は「自身のメンタル面・身体面での(健康)問題」が上位に
- 「社外インタビュアーとの面談」では6割以上が本音で話せたと回答し、「人事との面談」を上回る
■ 調査結果の詳細
< 退職理由の本音は「仕事にやりがいを感じない」「キャリアの選択肢が少ない」が上位に >
退職理由の本音を把握することを目的として全35項目について5段階評価※で回答を収集しました。その結果、「最も当てはまる」「かなり当てはまる」「当てはまる」の合計で見ると、退職理由の「本音」は、「仕事にやりがいを感じない」が55.1%と最も多く、次いで「キャリアの選択肢が少ない」が54.7%、「自己成長が感じられない」が54.5%、「仕事の進め方が合わない」が52.7%、「会社の将来性への不安」が52.7%と上位に挙がりました。
これらの結果から、従業員が「やりがい」「自己成長」を感じやすい仕組みの構築やキャリアの選択肢を拡充するような取り組みが求められていることがうかがえます。
※「最も当てはまる」「かなり当てはまる」「当てはまる」「少し当てはまる」「当てはまらない」の5段階で評価

< 企業に伝えた退職理由は「自身のメンタル面・身体面での(健康)問題」が上位に >
「自身のメンタル面での(健康)問題」が19.9%と最も多く、次いで「自身の身体面での(健康)問題」が16.9%、「仕事にやりがいを感じない」が14.5%、「会社の将来性への不安」が13.2%、「自己成長が感じられない」が12.4%と上位に挙がりました。これらの結果から、職場内での心理的安全性の確保やメンタルヘルスケアに加えて、ワークライフバランスの実現を支援する取り組みも求められていることがうかがえます。

< 「社外インタビュアーとの面談」では6割以上が本音を話せたと回答し、「人事との面談」を上回る >
「上司との面談」が58.5%と最も多く、次いで「人事との面談」が30.5%と続きました。「社外インタビュアーとの面談」は7.1%と限定的な状況である一方、63.1%(「全て本音で話せた」18.2%と「やや本音で話せた」44.9%の合計)が退職理由を本音で話せたと回答しており、「人事との面談」(57.9%)や「上司との面談」(57.7%)を上回る結果となりました。同僚や利害関係のない第三者が聞き手となることで心理的ハードルが下がり、企業側として従業員の本音を引き出す有効な手段であることが裏付けられました。


【本調査の所感】
■ パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社
ワークスデザイン事業本部 HITO統括部 統括部長 加藤 大一朗
本調査を通じて、「退職理由の本音」と「企業に伝えた退職理由」にギャップがあることが明らかになりました。本音として「仕事のやりがい」や「キャリア形成」などが上位に挙がりましたが、それを企業に対して伝えることは難しい側面もあります。企業においては、「退職理由の本音」を把握したうえで、それらを職場環境の改善やキャリア支援に活かすことが急務となっています。これを実現するためには、「社外インタビュアー」の活用などを通じて、退職時の心理的負担を軽減する仕組みの導入が効果的です。パーソルビジネスプロセスデザインでは、従業員エンゲージメント向上や組織の持続的な発展を引き続き支援してまいります。

■ 調査概要
調査期間:2025年3月14日~2025年3月28日
調査対象:直近1年以内に退職を経験した会社員または公務員(全国の20~59歳男女)5,100名
調査方法:インターネット調査
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は「パーソルビジネスプロセスデザイン調べ」とご明記ください。
■「退職のホンネ」について
<https://www.persol-bd.co.jp/service/hrsolution/s-hr/service/rpo/exit-interview/
>
「退職のホンネ」は、退職時の面談(エグジットインタビュー)を代行し、面談にて聞いた退職者の声と市場データの比較により組織課題の洗い出しを支援するサービスです。
■パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社について<https://www.persol-bd.co.jp/>
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は、プロセスデザイン力や組織・人材マネジメント力、人材育成力の3つの力に、AIなどのテクノロジーを掛け合わせ、お客様の課題に寄り添ったBPOサービスを提供しています。「あらゆる仕事と組織を革新し、より良いはたらく環境があふれる社会をつくる」をミッションに掲げ、組織が目指す未来を実現し、はたらく人が活躍できる社会づくりに貢献してまいります。パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人と組織にかかわる多様な事業を通じて、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。