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株式会社日刊工業新聞社

切削加工を理論的に理解したい人に向けた『切削加工技術者のための知識と理論』発売

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PRESS RELEASE
書籍『切削加工技術者のための知識と理論』発売
2022年6月29日
株式会社 日刊工業新聞社

日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、書籍『切削加工技術者のための知識と理論』(山根八洲男、帯川利之、Thomas Childs著)を発売しました。
切削加工の目的は、指定された被削材を要求される寸法精度・仕上げ面粗さなどを確保しながら、許容されるコスト・時間内で加工することです。しかし、切削加工は非常に多くの要因(切削工具、被削材、切削油剤、工作機械、切り込みや送りなどの切削条件)が関わっており、これらのどれ一つを変えても得られる結果は異なってきます。 正しく、効率的に加工を行うためには、切削加工の原理と影響を与える要因について正しく理解する必要があります。本書では、切削加工技術者、工作機械の設計者など機械加工に携わる方を対象に、切削加工理論を解説しています。

切削加工を理解するための各要素を見開きで解説

切削加工を正しく行うには、数多くの要素を理解する必要があります。工具で被削材を削るとき、被削材の材料による違いや工具の材質、使用する切削油剤や工作機械など、加工精度に影響を及ぼす要因はさまざまあります。これらの条件を一つ一つ取り上げ、切削加工にあたって押さえておくべき知識を解説していきます。これらを理解すると、切削条件を見直す際に、どの部分を変更すればよいかがわかるようになります。

切削時、刃先で起こる現象を理解できる

切削加工の際に、刃先ではどのような現象が起こっているのかについても解説しています。切削加工によってできる切りくずがどのようにして生成されるのか、工具の摩耗はどのようなメカニズムで起こるのか、加工表面が粗くなる原因は何かなど、切削加工によって起こる現象を理論的に解説していきます。切削に関わる不具合が発生した際に、その原因を理解し対策するための知識として活用できます。

目次

第1章 切削加工技術者の仕事
第2章 切削加工を理解するための基礎知識
第3章 切削抵抗、切削温度および摩擦・凝着
第4章 被削材と被削性
第5章 切削工具
第6章 切削油剤
第7章 工作機械
第8章 切りくず生成機構
第9章 工具摩耗損傷機構
第10章 表面粗さ生成機構
第11章 エンドミル切削の基本
第12章 ミーリングにおける工具損傷

書誌情報

定価4,400円(本体4,000円+税10%)
仕様:A5判、並製、432ページ
ISBN:978-4-526-08216-0
発行:日刊工業新聞社
発行日:2022年6月29日

著者紹介

山根八洲男
広島大学名誉教授
台湾国立中央大学名誉教授

帯川利之
東京大学名誉教授
東京工業大学名誉教授

Thomas Childs
英国リーズ大学名誉教授

【問い合わせ】
日刊工業新聞社
出版局 書籍編集部  03(5644)7490
出版局 販売・管理部 03(5644)7410

日刊工業新聞社オフィシャルサイト「Nikkan Book Store」
https://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00003656

Amazon 商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4526082163/

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