株式会社LASSIC(ラシック)(本社:鳥取県鳥取市・東京都港区、代表取締役社長:若山幸司、証券コード:574A、以下「LASSIC」)が運営する、「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、テレワーク・リモートワーク経験のあるワーキングパーソン1,011名を対象に「テレワーク時の自己管理の工夫に関する調査」を実施した。テレワークで自律的に仕事を進めるために工夫していることを全11項目から複数選択で尋ねたところ、最も多かったのは「業務開始前にタスクの優先順位を決める」32.1%であった。「集中時間と休憩の時間をあらかじめ区切って確保する」28.7%、「上司・同僚へ自分から進捗を共有する」22.1%が続いた。
サマリー
- テレワークで自律的に仕事を進めるために工夫していることでは、「業務開始前にタスクの優先順位を決める」32.1%、「集中時間と休憩の時間をあらかじめ区切って確保する」28.7%、「上司・同僚へ自分から進捗を共有する」22.1%が上位3項目となった。
- テレワークの実施頻度別にみると、「業務開始前にタスクの優先順位を決める」は週1日以上テレワークを実施している層で40.3%、週1日未満または実施していない層で23.5%であった。
- テレワークで自律的に取り組んでいることのうち最も当てはまるものを1つ選ぶ設問では、「該当なし・意識していない」を除くと「業務の優先順位を自分で計画し実行」21.6%が最多で、続いて「集中時間と休憩のリズムを自分で組み立てる」17.5%であった。
調査概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/69473/table/163_1_9dbc0b9eda6d652ed8c92f7df3e5f7c1.jpg?v=202609181845 ]
テレワーク経験者1,011名を対象に、本調査では以下の設問を尋ねた。
- テレワークで、自律的に仕事を進めるために工夫していることをすべて教えてください。(現在テレワークをしていない方は過去の経験をもとにお答えください)(いくつでも)
- テレワークで自律的に取り組んでいることについて、もっとも当てはまるものを1つ教えてください。(現在テレワークをしていない方は過去の経験をもとにお答えください)(ひとつだけ)
- あなたの現在のテレワークの実施頻度について、最も近いものを教えてください。(ひとつだけ)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合がある。
※複数回答の設問における各回答の割合は、回答者数(n=1,011)に占める割合を示すため、割合の合計は100%を超える。
※複数の回答をひとつの区分にまとめた場合の割合は、集計表の実数を合算してから各区分の基数で算出している。
※テレワーク実施頻度の区分は、調査の実施頻度の回答に基づく区分である。「ほぼ毎日テレワーク(週5日以上)」「週4日程度テレワーク」「週2~3日テレワーク」「週1日程度テレワーク」の4つを「週1日以上テレワークを実施」、残る7つを「週1日未満または実施していない」としてまとめた。
テレワークで工夫していること、最も多いのは「業務開始前にタスクの優先順位を決める」32.1%
本調査の回答者はテレワーク・リモートワークを経験したことがある人に限られており、一度もテレワークをしたことがない人は対象外である。この設問は、現在テレワークをしていない人には過去の経験をもとに回答してもらっている。
テレワークで自律的に仕事を進めるために工夫していることを、全11項目から複数選択で尋ねた(図表1)。

工夫を挙げなかった「該当なし・工夫していない」は26.1%で、全11項目のなかで3番目に多い。以下では、この回答を除いて工夫の内容をみる。
最も多いのは「業務開始前にタスクの優先順位を決める」32.1%であった。次いで「集中時間と休憩の時間をあらかじめ区切って確保する」28.7%、「上司・同僚へ自分から進捗を共有する」22.1%、「体調や集中度に応じて業務内容を組み替え」17.0%、「質問・相談のタイミングを意識的に作る」15.4%と続いた。「業務日報や週次振り返り」は15.3%、「業務量・労働時間を自分で計測・可視化」は14.4%、「業務外の学習・スキルアップ時間を確保」は11.2%、「オンライン雑談・ランチ会等で関係性を維持」は7.5%、「上司との1on1や目標設定を自主的に活用」は4.7%であった。複数回答のため、割合の合計は100%を超える。
上位に並んだのは、その日の仕事を何から始めるかを決めること、集中する時間と休む時間を先に区切っておくこと、進み具合を自分から伝えることの3つである。いずれも道具や制度を必要とせず、個人の段取りで始められる工夫である。
テレワークで最も当てはまる取り組みでは「業務の優先順位を自分で計画し実行」21.6%、「集中時間と休憩のリズムを自分で組み立てる」17.5%
ここまでは工夫していることを複数選択でみてきたが、同じ調査では最も当てはまる取り組みを1つだけ選ぶ形でも尋ねている。複数選択では複数の工夫を挙げた人も、この設問では最も当てはまるものを1つ選んでいる。
テレワークで自律的に取り組んでいることのうち最も当てはまるものを、全9項目から単一回答で尋ねた(図表2)。

最も多いのは「該当なし・意識していない」25.7%であった。これを除くと「業務の優先順位を自分で計画し実行」21.6%が最も多く、次いで「集中時間と休憩のリズムを自分で組み立てる」17.5%、「業務の進め方を自分で工夫・改善」13.7%が続いた。「業務量や納期を自分で調整」は4.9%、「任される範囲が広く、自分で判断する場面が多い」は4.6%、「指示に沿って業務を進めており、自律的な判断は少ない」は4.8%、「学習・自己研鑽を自主的に実施」は3.6%、「報連相のタイミングを自分で判断」は3.5%であった。
1つだけ選ぶ形にしても、上位に並ぶのは優先順位を決めること、集中と休憩のリズムを組み立てること、進め方を工夫することであり、複数選択の設問と同じ3つの領域が挙がっている。
週1日以上テレワークをしている層では「業務開始前にタスクの優先順位を決める」40.3%
テレワークをどのくらいの頻度で行っているかによっても、工夫の仕方が異なる可能性がある。そこで、調査のテレワーク実施頻度の回答に基づく区分別にもみる。区分の作り方は調査概要の注記に記載している。
テレワークで工夫していることの全11項目を、テレワーク実施頻度の区分別にみる(図表3)。

週1日以上テレワークを実施している区分では「業務開始前にタスクの優先順位を決める」40.3%が最も多く、「集中時間と休憩の時間をあらかじめ区切って確保する」34.4%、「上司・同僚へ自分から進捗を共有する」23.9%が続いた。週1日未満または実施していない区分では、「業務開始前にタスクの優先順位を決める」23.5%、「集中時間と休憩の時間をあらかじめ区切って確保する」22.7%、「上司・同僚へ自分から進捗を共有する」20.1%であった。
「該当なし・工夫していない」は週1日以上テレワークを実施している区分21.4%、週1日未満または実施していない区分31.0%であった。
年代別で差が大きいのは「業務日報や週次振り返り」20代25.0%・60代10.0%
年代別にもみる。年代別の基数は20代184人、30代203人、40代253人、50代261人、60代110人である。
テレワークで工夫していることのうち、年代による差(選択率が最も高い年代と最も低い年代の選択率の差)が大きい上位6項目を、年代別にみる(図表4)。

差が最も大きかったのは「該当なし・工夫していない」で、最多は60代35.5%、最少は20代16.8%、差は18.7ポイントであった。「業務日報や週次振り返り」の最多は20代25.0%、最少は60代10.0%、差は15.0ポイントである。「質問・相談のタイミングを意識的に作る」の最多は30代23.2%、最少は60代10.0%、差は13.2ポイントであった。
「集中時間と休憩の時間をあらかじめ区切って確保する」の最多は20代34.8%、最少は60代22.7%、差は12.1ポイントである。「上司・同僚へ自分から進捗を共有する」の最多は30代30.0%、最少は40代18.6%、差は11.4ポイントであった。「業務外の学習・スキルアップ時間を確保」の最多は20代16.3%、最少は60代6.4%、差は9.9ポイントである。
報告や相談のしかたに関する2項目は、20代・30代が他の年代より高い。「集中時間と休憩の時間をあらかじめ区切って確保する」はいずれの年代でも2割を超えていた。
まとめ)最も多い工夫は「業務開始前にタスクの優先順位を決める」32.1%、週1日以上テレワークを実施している層では40.3%
テレワークで自律的に仕事を進めるために工夫していることでは、「業務開始前にタスクの優先順位を決める」32.1%が最も多く、「集中時間と休憩の時間をあらかじめ区切って確保する」28.7%、「上司・同僚へ自分から進捗を共有する」22.1%が続いた。
テレワークの実施頻度別では、週1日以上実施している区分の「業務開始前にタスクの優先順位を決める」が40.3%、週1日未満または実施していない区分が23.5%であった。
年代による差が大きかった工夫は「業務日報や週次振り返り」で、最多は20代25.0%、最少は60代10.0%、差は15.0ポイントであった。
最も当てはまる取り組みを1つだけ選ぶ設問では「該当なし・意識していない」25.7%が最も多く、これを除くと「業務の優先順位を自分で計画し実行」21.6%、「集中時間と休憩のリズムを自分で組み立てる」17.5%が続いた。
本調査の実施・監修体制
テレリモ総研 編集責任者・所長 竹下 颯飛
調査の設計から集計・分析、レポート作成までを担当。京都大学経済学部卒、統計検定準1級。
https://teleremo.lassic.co.jp/profile/takeshita/
監修責任者 牛尾 昭昌
監修責任者として、LASSIC運営メディアの調査データ・記事編集を横断して監修。
https://teleremo.lassic.co.jp/profile/ushio/
詳細レポート
本調査をもとに、より詳細な考察を記したレポートを下記よりご覧いただけます。
テレワークで仕事を進めるための工夫|最も多いのは「業務開始前にタスクの優先順位を決める」32.1%、次いで「集中時間と休憩の時間をあらかじめ区切って確保する」28.7%
https://teleremo.lassic.co.jp/telework/telework-self-management-tips/
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LASSICは2006年に鳥取県で創業し、「リモート社会をリードし、ボーダレスワークの実現によって社会に貢献する。」をビジョンに、フリーランスITエンジニア向けリモートワーク専門JOBエージェント「Remogu(リモグ)フリーランス」(https://remogu.jp)、ITエンジニア向けリモートワーク専門転職エージェント「リラシク」(https://relasic.jp)などのサービスを通じて「採用」「DX」分野のボーダレス化に取り組んでいます。
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