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ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社

ベーリンガーインゲルハイムのマイコプラズマワクチン、5億頭の豚の健康を守る

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2013年9月27日 ドイツ/インゲルハイム
ベーリンガーインゲルハイムは9月27日、世界中の獣医師および養豚農家が、インゲルバック(R)マイコフレックスを使用することで、5億頭以上の豚がマイコプラズマ性肺炎による甚大な被害を軽減することができたと発表しました。インゲルバック(R)マイコフレックスは世界中の多くの国々で売上トップシェアを誇るワクチンです。

ベーリンガーインゲルハイムは2008年に、米国、アジア、欧州でインゲルバック(R)マイコフレックスの発売を開始しました。日本ではベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社が、2012年1月に発売を開始しました。

インゲルバック(R)マイコフレックスは、豚マイコプラズマ性肺炎による肺病変形成抑制および増体量低下の軽減を目的として、離乳後の子豚に投与されます。国際的な市場データによると、インゲルバック(R)マイコフレックスは、世界中の多くの国々で売上トップシェアを獲得しています1。インゲルバック(R)マイコフレックスは、豚の健康を守るため、また、世界中の消費者に健康な食肉を提供するために、多大な貢献をしています。

ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス担当上級副社長のゲオルク・ハイドガーケン(George Heidgerken)は次のように述べています。「売上をみると、インゲルバック(R)マイコフレックスは2008年の発売以来、ランドマークとなる5億頭以上の豚の健康を守ってきたことを誇らしく思います」。

ボトルデザインにおける革新
革新的なボトルデザインを導入したことにより、獣医師や養豚農家は、シンプルかつ実用的に、インゲルバック(R)マイコフレックスとインゲルバック(R)サーコフレックスを混合し、同時に投与することが可能となります。顧客の声からヒントを得たデザインにより、2種類の豚用ワクチンをマイコフレックス(R)ヘッドスペースボトルの中で直接混合することができるため、新たに混合容器を用意する必要がなくなります(日本ではインゲルバック(R) フレックスコンボミックスとして製造販売承認されました)。欧州での市場調査によると、PCV2(豚サーコウイルス2型)とマイコプラズマ性肺炎に対してワクチン投与をする獣医師の86%がこの方法を利用しています2。混合可能なワクチンというフレックスコンボ(R)のコンセプトは、離乳後の子豚に1回投与することで豚サーコウイルス2型および豚マイコプラズマ性肺炎の感染を予防することができる世界初、唯一の解決策です。

この1回投与の混合ワクチン注射は、質の高い予防効果を提供するだけでなく、豚のストレスも軽減するため、動物福祉の観点からも利点があります。

インゲルバック(R)マイコフレックスについて
ベーリンガーインゲルハイムのインゲルバック(R)マイコフレックスは、豚マイコプラズマ性肺炎による肺病変形成を抑制し、増体量低下を軽減するために離乳後の子豚に1回1 mLを投与するワクチンとして使用が承認されています。豚マイコプラズマ性肺炎は、豚の発育不良や特有の肺病変形成につながります。マイコプラズマは広範にまん延する病原体で、世界中の養豚場に存在しています。

ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業の1つです。ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界で140の関連会社と46,000人以上の社員が、事業を展開しています。1885年の設立以来、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力してきました。

ベーリンガーインゲルハイムにとって、社会的責任を果たすことは、企業文化の最も重要な柱の1つです。事業を展開する世界の国々において、社会問題に取り組み、社員とその家族を思いやり、全社員に平等な機会を提供することが、 ベーリンガーインゲルハイムの基盤です。そして、尊重と誠実を重んじ、環境保護と持続可能な社会の実現に向けて貢献することが、ベーリンガーインゲルハイムの本質であり使命です。

2012年度は147億ユーロ(約1兆5,086億円)の売上高を達成しました。革新的な医薬品を世に送り出すべく、医療用医薬品事業の売上の22.5%相当額を研究開発に投資しました。

日本ではベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が持ち株会社として、その傘下にある完全子会社の日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(OTC医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。

ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパンは、日本の動物用医薬品市場で、豚、牛、家禽といった畜産分野、及び、コンパニオンアニマルの健康分野に注力し、製品の開発、マーケティング、販売を展開しています。
詳細は下記をご参照ください。

http://www.boehringer-ingelheim.com/ 
(ベーリンガーインゲルハイム)
http://www.boehringer-ingelheim.co.jp/    
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)

References
1: Local and international market research data (data on file).
2: Market research “Produkt+Markt” Germany, Denmark, Spain, France, Netherlands, UK, Italy, 2012 (data on file).

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