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【ロエベ】LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2026のファイナリストを発表。日本人3名を含む30組の作品を選出。

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LOEWE FOUNDATIONは、Craft Prize 2026のファイナリストを発表しました。作品は2026年5月13日から6月14日までナショナル・ギャラリー・シンガポールで展示され、2026年5月12日に大賞と2つの特別賞を発表します。


《Interaction #YB》、羊毛、綿、1134×1023×8 mm 2024年/中平美紗子(日本)


《Inner side - Outer Side 2021 N》、漆、麻布、950×980×2080 mm 2021年/田中信行(日本)


《ICON #2507 Group》(《ICON #2507 No. 2》《ICON #2304 No. 3》より構成)、ガラス、アクリル絵具、グリッター、各種サイズ 2025年&2023年/吉積彩乃(日本)

今年の候補作品の多くは、均衡や不安定性、緊張感を丁寧に折衷する行為として制作に取り組んでいます。秩序にわずかな揺らぎが生じ、控えめな色遣いに唐突な色の変化が割り込み、破裂によって滑らかな表面が乱れ、緻密な幾何学形状は和らぎ、歪み、ずれています。素材選びや制作過程には、自然界へのまなざしを見てとることができ、成長や衰退、周期的な変化が、切る、曲げる、織る、重ねるといった行為を通して組み込まれています。伝統文化も方向性の指針となり、現代的な背景や規模、コラボレーションを通して、籠細工や織物、染色、建築で使われる技法を再解釈しています。全体として、クラフトは生きた言語として位置付けられており、それらは連綿たるものを引き継いだり、あるいは断ち切ることで形作られています。

今年は133の国と地域のアーティストから5,100点を超える応募があり、その中から選考委員会によってファイナリストが選出されました。19の国と地域から選ばれた30名のファイナリストは、陶芸、木工、テキスタイル、家具、製本、ガラス、金属、ジュエリー、漆など、さまざまな分野や原料で作品を制作している作家たちです。審査では、技術的な達成度、技能、革新性、芸術的なビジョンなどの観点から、最も優れた作品が選出されました。


《Fra Fra Tapestry #2》、天然色および黒染めのエレファントグラス、10×3300×3100 mm 2024年/ババ・ツリー・マスター・ウィーバーズ × アルバロ・カタラン・デ・オコン(スペイン)


《Laying Vessel》、スチール、塗料、ラッカー、1500×1220×1500 mm 2025年/ジョーブ・バーンズ(イギリス)


《Edifice》、釉薬を施したセラミック、ストーンウェア、440×660×840 mm 2025年/スーザン・ホールズ(イギリス)


《Scala》(作品3-5より構成)、綿とリネンの糸、樹脂、サイズ各種 2025年/ゲルトルート・ハルス(ノルウェー)


《Rhythm in Grid》、竹、漆、染料、700×700×700 mm 2025年/チャーチェン・シェイ(台湾)


《We Are Not Lying, Your Language is Not Enough》、綿布、プラスチックビーズ、綿とポリエステルの中わた、30×1670×2150 mm 2025年/ファデケミ・オグンサンヤ(ナイジェリア)


《Seed of Circulation》、酸化スターリングシルバー、リネン糸、153×153×254 mm 2025年/ジウン・パク(韓国)


《Strata of Illusion》、磁器、紙、染料、釉薬、750×450×560 mm 2025年/ジョンジン・パク(韓国)


《Time To Time》(作品1-3より構成)、磁器、粘土、各種240×300×240 mm 2023年/ラファエル・ペレス・フェルナンデス(スペイン)


《A Turn Toward Possibility》、ベルギーポプラ材、黒インク、90×515×245 mm 2025年/ライヤ・ウォータース(ベルギー)


《Knot-Loving》、漆、牛革、リネン、190×230×250 mm 2025年/ナン・ウェイ(中国)


《無題》、ストーンウェア、磁器、釉薬、609×609×559 mm 2024年/ジェーン・ヤン=ディへイン(アメリカ合衆国)

LOEWE FOUNDATIONのプレジデントを務めるシーラ・ロエベは次のように述べています。「Craft Prizeは、現代のクラフトに宿る並外れた多様性と野心を見出し続けてきました。2026年のファイナリストの作品が示しているのは、革新性、技、そして想像力を駆使することで、深く根付いた伝統を新たに捉え直すことができるのだということです。この展覧会をシンガポールで開催することは、Craft Prizeの核であるグローバルな対話と、キャリア上の重要な岐路に立つアーティストの支援というロエベの継続的なコミットメントを反映しています」

1846年に数人の職人による工房としてスタートしたロエべの起源に敬意を示して2016年にLOEWE FOUNDATIONによって創設されたCraft Prizeは、現代のクラフトにおける卓越性、芸術性、革新性を称えるものです。この賞は今日の文化におけるクラフトの重要性を認識し、その才能、ビジョン、革新への意志によって、未来の新しい基準を打ち立てるであろうアーティストを評価することを目的としています。

展覧会を開催するナショナル・ギャラリー・シンガポールは、世界最大の東南アジア近現代美術コレクションを有し、19世紀から現代にいたる作品8,000点以上を所蔵する美術館です。過去の展覧会は、ロンドンのデザイン・ミュージアム(2018)、東京の草月会館にあるイサム・ノグチの室内石庭「天国」(2019)、パリ装飾美術館との共同でのデジタルエキシビション(2021)、ソウル工芸博物館 (SeMoCA)(2022)、ニューヨークのノグチ美術館にあるイサム・ノグチのスタジオ(2023)、パリのパレ・ド・トーキョー(2024)、マドリードのティッセン=ボルネミッサ国立美術館(2025)で開催されてきました。

LOEWE FOUNDATION Craft Prizeの選考委員長であるアナチュ・サバルベアスコアは選考プロセスについて次のように述べています。「第9回LOEWE FOUNDATION Craft Prizeは、現代のクラフトをめぐる広範で繊細な理解に鑑み、リスク、技、そして想像力によって伝統を押し広げる作品を厳選しました。選ばれた作品は、文化的な観点や、技術的知識とモダンテクノロジー以前の知識、そして素材と形への多様なアプローチを織り交ぜ、今日のクラフトがアートと制作の間を流れるように行き来する様を浮き彫りにします」

今回は、ロエベのクリエイティブ ディレクターであるジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスが初めて審査員を務めます。彼らと共に、デザイン、建築、ジャーナリズム、評論、美術館の学芸員など、各界の第一人者で構成される審査委員会が、LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2026の大賞と2つの特別賞の受賞者を決定します。発表は2026年5月12日に行われ、大賞受賞者に50,000ユーロ、特別賞受賞者にそれぞれ5,000ユーロが授与されます。

LOEWE FOUNDATIONとベルモンドがデイアでアーティスト・イン・レジデンスを開始
2026年には、LOEWE FOUNDATION Craft Prizeの過去のファイナリストたちをさらに支援する新たな取り組みが始まります。その一環として、ラグジュアリー旅行ブランドのベルモンドとの提携により、スペインのマヨルカ島にあるベルモンド系列ホテル「ラ・レジデンシア」で年間3回、2ヶ月間のレジデンシープログラムを実施します。伝統的にアートに献身し、創造性を育むゆるぎない取り組みを続けてきたラ・レジデンシアは、本プログラムにとって格好の地として選ばれました。参加者は、古くから多くの芸術家が住まうデイアの村を舞台に、1846年にロエベが創業したスペインの地の文化的景観と対話しながら創作活動を行います。

LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2026のファイナリストは以下のとおりです。(アルファベット順、国または地域を記載)

ババ・ツリー・マスター・ウィーバーズ × アルバロ・カタラン・デ・オコン(スペイン)
ジョーブ・バーンズ(イギリス)
スヒョン・チョウ(韓国)
モルテン・ロブナー・エスパーセン(デンマーク)
リアム・フレミング(オーストラリア)
オスカー・グスタフソン(スウェーデン)
スーザン・ホールズ(イギリス)
ゲルトルート・ハルス(ノルウェー)
チャーチェン・シェイ(台湾)
アデリーン・コー(シンガポール)
マリア・コシェンコヴァ(デンマーク)
ジョンイン・イ(韓国)
ソミョン・イ(韓国)
中平美紗子(日本)
ファデケミ・オグンサンヤ(ナイジェリア)
ジウン・パク(韓国)
ジョンジン・パク(韓国)
ラファエル・ペレス・フェルナンデス(スペイン)
ドロテア・プリュール(ドイツ)
カースティ・レイ(オーストラリア)
ヴィヴィ・ローザ(ブラジル)
エルベ・サバン(ハイチ)
ザンシ・サマーズ(ジンバブエ)
ココ・ソン(韓国)
田中信行(日本)
グラツィアーノ・ビジンティン(イタリア)
ライヤ・ウォータース(ベルギー)
ナン・ウェイ(中国)
ジェーン・ヤン=ディへイン(アメリカ合衆国)
吉積彩乃(日本)

報道関係のお問い合わせは、こちらまでお願いします。

リーズ&カンパニー
キャリー・リーズ
carrie@reesandco.com
+44 020 3137 8776

選考員

アントニア・ボストロム:ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)元館長
スコット・チェイスリング:ガラスアーティスト、LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025 ファイナリスト
ヘヨン・チョ:韓国芸術デザイン協会理事長
ミシェル・ミラー・フィッシャー:ボストン美術館現代装飾美術キュレーター
サラ・フリン:陶芸家、LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2017 ファイナリスト
藤原聡子:ロエベ レザーグッズ マーチャンダイジング&バイイング戦略担当ヴァイスプレジデント
エイミー・グリーンズポン:ロエベ アートアドバイザーおよびインディペンデントキュレーター
ウルフガング・ロッシュ:ミュンヘン熟練工会議所の元展示・見本市部門責任者
イブラヒム・マハマ:ミクストメディア アーティスト
ニフェミ・マーカス=ベロ:アーティスト、デザイナー、LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025ファイナリスト
ディディ・ン・ウィン・イン:木工アーティスト、LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025 ファイナリスト
アナチュ・サバルベアスコア:選考委員長 、エル・パイス紙 建築・デザイン特派員

審査員

青木邦眞:LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025 大賞受賞者
ミンスク・チョ:建築家、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 金獅子賞受賞者(2014)
フリーダ・エスコベド:エッセイスト、建築家
深澤直人:デザイナー、日本民芸館(東京)館長
オリヴィエ・ガベ:ルーヴル美術館(パリ)装飾美術部門ディレクター
シーラ・ロエベ:審査委員長、LOEWE FOUNDATION プレジデント
ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデス:ロエベ クリエイティブ ディレクター
マグダレン・オドゥンド:陶芸家
ディヤン・スジック:エッセイスト、デザインミュージアム(ロンドン)名誉館長
エーブラハム・トーマス:メトロポリタン美術館(ニューヨーク)近代建築・デザイン・装飾美術キュレーター
パトリシア・ウルキオラ:建築家、インダストリアルデザイナー
ワン・シュウ:建築家、プリツカー賞受賞者
アナチュ・サバルベアスコア:エル・パイス紙 建築・デザイン特派員

クラフトプライズへの応募

18 歳以上の職人であれば 、 どなたでも応募できます。

LOEWE FOUNDATIONとLOEWE FOUNDATION Craft Prizeについて

LOEWE FOUNDATIONは、1988年にロエベ創業家の4代目であるエンリケ・ロエベによって、民間の文化財団として設立されました。現在、娘のシーラ・ロエベの指揮のもと、アート、クラフト、デザイン、写真、詩、ダンスの分野で、創造性の促進、教育プログラムの企画、文化遺産の保護活動を続けています。2002年にはスペイン政府より美術功労金メダルを授与されています。

LOEWE FOUNDATIONは、現代クラフトにおける革新性、卓越性、芸術的価値を紹介し、称えることを目的として、年に一度の国際コンペであるLOEWE FOUNDATION Craft Prizeを2016年に創設しました。1846年にロエベがクラフトの協働的な工房としてスタートしたことに端を発するこの賞は、ファッションとカルチャーの密接な関係と、高度で専門的な知識の重要性を反映しています。

LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2026では、現代のクラフトの発展に重要な貢献をしたとして、陶芸、ジュエリー、テキスタイル、木工、ガラス、金細工、家具、ペーパークラフト、漆といった多岐にわたるアーティストたちをファイナリストとして選出しました。このプライズを通して、世代を超えて、いま最も優れたクラフトの概要を知ることができるといえるでしょう。この賞は、今日の文化におけるクラフトの重要性を認識すること、そしてその才能、ビジョン、革新への意志によって、未来の新しい基準を打ち立てるであろうアーティストを評価することを目的としています。

アート、クラフト、デザインは現在もロエベの礎となっています。

この賞には、18歳以上のプロとして活動する職人であればどなたでもご応募いただけます。要件はただ一つ、クラフトを革新的に応用し、独自のアートコンセプトと組み合わせた作品であることです。

The Roomについて

The Roomは、LOEWE FOUNDATION Craft Prizeにノミネートされたアーティストの作品を紹介するデジタルプラットフォームです。LOEWE FOUNDATIONが長年取り組んできた現代クラフトの支援の一環であるThe Roomは、アーティストが世界中の人々と作品を共有し、現在活躍している世界で最も革新的なクラフト作家の作品を発見、研究、収集する機会を提供します。

詳しくはtheroom.loewe.comをご覧ください 。

ナショナル・ギャラリー・シンガポールについて

ナショナル・ギャラリー・シンガポールは、東南アジアで有数のビジュアルアート機関であるとともに、最大の近現代美術館です。展覧会や教育プログラム、そして一般向け行事等の開催によって、年齢を問わず誰もがアートを身近に感じられるよう活動しています。シンガポールと東南アジアのアートの収蔵品数は世界最大であり、先駆的な研究や、戦略的な収蔵品収集、熟考のもとキュレーションされた展覧会を通して、同地の美術史を再定義しています。

ナショナル・ギャラリー・シンガポールは、新たな視点を提供することにより、この地域が世界のアートシーンにもたらす影響を捉え直しています。シビック・ディストリクトの中心部にある同館は、国指定文化財である市庁舎と旧最高裁判所という2つの建造物の中にあり、歴史的に意義深い壮大な建築として象徴的な文化的ランドマークとなっています。

文化の薫り高いこの美術館は、『アート・ニュースペーパー』誌の「アジアで最も来館者が多い美術館トップ10」に2019年からランクインしています。さらに、ライト・トゥ・ナイト・フェスティバル2020が「最優秀レジャーイベント賞」を、ギャラリー・チルドレンズ・ビエンナーレ2021が「優秀レジャーイベント賞」を受賞するなど、シンガポールツーリズムアワードでも評価されています。同館は登録慈善団体・公共企業体であり、コレクションの拡充や研究の推進、多くの人々にアートを届ける活動を民間の支援によって行い、文化的対話を形づくるとともに、未来を担う世代の創造性を引き出しています。

マヨルカ島のベルモンド系列ホテル「ラ・レジデンシア」について

マヨルカ島にあるベルモンド系列ホテル「ラ・レジデンシア」は、ユネスコ世界遺産に登録されたトラムンタナ山脈に抱かれ、古くから多くの芸術家が集う風光明媚な村、デイアにある、アートと魅力にあふれた楽園です。数十年にわたり、その美しい景観や地中海の光、地域に根付く文化に惹かれたアーティスト、作家、音楽家が、この隠れ家を訪れました。アート、クラフト、制作は、ラ・レジデンシアのアイデンティティの一部となり、客室やスイートルーム、共有スペース、キュレーションされたプログラムに反映され、地域のクリエイティブコミュニティとの継続的な関係性を形作っています。アートへの傾倒は、デイアとマヨルカ島北部を生活や制作の拠点としてきたアーティストたちの、オリジナル作品を800点以上常設展示していることからも垣間見れます。セシリー・シェリダンがキュレーションしたこれらの作品は、館内随所に展示されているほか、展覧会やワークショップ、アート活動と交流を支援するレジデンシープログラムでも見ることができます。ギャラリーやスタジオに加え、ラ・レジデンシアは地中海の村のホテルとしての快適さも備えています。緑豊かなひな壇式庭園、屋内外プール、テニスコート、スパ、そして山と海を望む3つのレストランとバーが揃っています。アーティストや職人、素材に導かれる制作プロセスに関わり続けることにより、ラ・レジデンシアは場所や伝統、そして実体験との緊密な対話の中で現代的な創作を行う環境を育んでいます。同時に、デイアで滞在し、食事を楽しみ、心身を癒すことができる温かな静養の場でもあります。

< お問合せ先 >
ロエベ ジャパン クライアントサービス
03-6215-6116
www.loewe.com

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