株式会社グッドパッチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:土屋尚史、証券コード:7351、以下「グッドパッチ」)は、PdM(プロダクトマネージャー)を主軸とした専門家チームが、事業とプロダクトの成長をデザインする伴走型ソリューション「Product Growth Orchestration(プロダクト・グロース・オーケストレーション)」の提供を開始しました。
本ソリューションは、グッドパッチが培った「定性×定量」の顧客理解と、UI/UXデザインによる体験設計の強みを生かし、戦略と現場の乖離を解消。属人的になりがちなプロダクトマネジメントを組織的な仕組みへと昇華させ、事業の市場適合と投資対効果の最大化、自走可能な組織への定着まで一貫して支援します。

■要約
・グッドパッチはPdMを中心にプロダクトの成長をデザインする伴走型ソリューション「Product Growth Orchestration」の提供を開始
・グッドパッチのPdMがプロジェクトの指揮者(オーケストレーター)となり、課題に応じて、戦略・UI/UXデザイン・デザインリサーチ・データアナリティクス・開発など、適切な専門性を最適に連動させる
・顧客起点の「定性×定量」理解と体験設計の強みを生かし、顧客理解から戦略立案、UI/UX改善、実装、成果検証まで、プロダクト成長に必要な全工程を一貫して支援する点が最大の特徴
・プロセスは体系化・明文化され、支援終了後もナレッジとプロセスが残るため、「自走できる強いプロダクト組織」への進化を実現できる
■背景
多くの企業でDXやAI活用が加速する中、プロダクトの成否を左右するPdMの役割は、ますます重要になっています。一方で、国内ではPdMが比較的新しい職能であることもあり、人材の確保は大きな課題となっています。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した調査(※1)では、PdMを含む「ビジネスアーキテクト」層が不足していると回答した企業は全体の約8割(77.4%)に達しています。同機関が実施した2023年時点の調査(※2)よりも不足感はさらに加速しており、高度な専門性を持つ人材の確保は極めて困難な状況です。
さらに、PdMを社内に配置できたとしても、プロダクトマネジメントの体系的な知見や運用ノウハウが組織に蓄積されていないケースは少なくありません。「何をどう作るべきか」「どのようにPdMを育成・組織化するか」といった問いに答えられず、属人化と試行錯誤が繰り返される状況も散見されます。加えて、独自の商習慣や既存の管理体制を持つ大手企業においては、ビジネス戦略と開発現場の実行との間にギャップが生じ、経営戦略・企画と現場実装がかみ合わないまま、製品やサービスが市場ニーズと乖離してしまうケースも顕在化しています。
こうした「構造的な断絶」を、外部への部分的な委託で補おうとしても、成果物が納品された後に社内へノウハウが残らず、いつまでも外部依存から抜け出せないというケースも散見されています。
グッドパッチはこうした課題に対し、さまざまな専門家の中心にPdMを据える「オーケストレーション(指揮・統合)型」かつ、組織にナレッジを残す再現性の高い伴走支援こそが、プロダクト組織を自走へ導く鍵だと考え、このたびソリューションとして「Product Growth Orchestration」を体系化し、提供を開始しました。
※1:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「DX動向2024-深刻化するDXを推進する人材不足と課題」(2024年7月)
※2:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「DX白書2023 第4部デジタル人材の時代」(2023年2月)
■Product Growth Orchestrationとは
Product Growth Orchestrationは、グッドパッチのPdMが指揮者(オーケストレーター ※3)として参画し、UI/UX、サービスデザイン、エンジニアリング、ブランドエクスペリエンス、リサーチ、データアナリティクスといった各領域の専門ユニットを、クライアントの課題や事業フェーズに応じて最適に連動させる伴走型ソリューションです。
戦略だけを語るコンサルティングでも、指示通りに作る受託開発でもなく、顧客理解から戦略立案、体験設計、UI/UX改善、実装、成果検証など、プロダクト成長に必要な全工程をPdMが統合し、支援終了後も自走できる組織への進化に至るまで、包括的に伴走支援する点が最大の特徴です。
※3:グッドパッチのもつ専門アセットと支援先企業のもつ既存アセットを組み合わせ、課題解決に向けての適切なゴール設定やスムーズなプロジェクト進行におけるディレクションを、伴走・リードしていく役割を担う存在

【解決する課題】
- 顧客の本質的なニーズを捉えきれず、PMF(市場適合性)精度や成長確度が上がらない
- 社内の合意形成に時間がかかり、意思決定が遅く機会損失が発生している
- ズレた意思決定による手戻りや機能過多で、開発ROI(投資対効果)が伸び悩んでいる
- 属人化により成長施策が頭打ちとなり、PdMのリソースやナレッジ不足でパンクしている
- 外部支援を入れてもナレッジが社内に残らず、外部依存体質から抜け出せない
【包括的な支援による提供価値】
Product Growth Orchestrationは、主に以下4つの価値を提供します。
- 「定性×定量」の顧客理解を強みに、顧客の深層ニーズ・行動理由・課題構造を正確に把握します。仮説検証の型と判断基準を明確にすることで、成長に寄与しない施策を排除し、ROIを最大化します。
- 戦略~体験~デザイン~開発の一貫した支援で、ユーザー体験の質を最大化するプロダクト戦略、UXリサーチ、体験設計、UIデザイン、開発が同じ意図でつながる組織を構築します。「意図→体験→実装→検証」を一本化することで、手戻りを大幅に減らし、迷走しないユーザー体験を維持します。
- 意思決定の質とスピードを高め、強固なプロダクト組織基盤をつくります。定性・定量に基づくエビデンスドリブンな判断と、ステークホルダー間の合意形成を促す可視化・ファシリテーションを提供することで、開発優先順位がクリアになり、意思決定が高速化します。
- グッドパッチのノウハウを明文化し、再現可能な仕組みとしてクライアントに継承することで、再現性のある運営基盤を構築します。プロジェクト終了後も改善し続ける「自走できる組織」への進化を支援し、長期的なコスト最適化と組織資産の蓄積につなげます。


■現在地と改善のための具体アクションを可視化する「プロダクトグロース診断」
サービス提供にあわせ、PdM・CPO・プロダクト責任者をはじめ、プロダクトの成長に課題を感じているすべての方に、プロダクトの現在地をスコアリングし、改善のための具体的アクションを可視化する完全無料の「プロダクトグロース診断」を提供しています。
グッドパッチはProduct Growth Orchestrationを通じて、プロダクト成長に悩むエンタープライズ企業やグロースフェーズの組織に対し、外部依存からの脱却と自走できるプロダクト組織への進化を支援します。
■関連情報
- 「Product Growth Orchestration」資料
- お問い合わせ
■株式会社グッドパッチについて
グッドパッチは、「デザインの力を証明する」をミッションに、「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」をビジョンに掲げるデザインカンパニーです。
2011年9月に設立し、2020年6月には日本のデザイン会社として初の東証マザーズ(現グロース)上場。
さまざまな企業に伴走し、企業変革支援、UI/UXデザイン、ビジネスモデルデザイン、ブランド体験デザイン、組織デザインなどを行う「デザインパートナー事業」と、デザイン人材特化型キャリア支援サービスやオンラインホワイトボード、SaaS型AIデザインツールなどを提供する「デザインプラットフォーム事業」を展開。顧客体験を起点にした課題解決と「デザイン×AI」による価値創造に取り組んでいます。
・株式会社グッドパッチ
・デザインパートナー事業
・フルリモートデザイン組織「Goodpatch Anywhere」
・デザイナー特化型キャリア支援サービス「ReDesigner」
・デザイナーを目指す学生向け就活プラットフォーム「ReDesigner for Student」
・オンラインホワイトボード「Strap」
・AIデザインツール「Layermate」
・採用AIエージェント「HRmony AI」
<グループ会社>
・株式会社スタジオディテイルズ
・株式会社Muture
・株式会社ピープルアンドデザイン
・株式会社Layermate