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中部国際空港株式会社

セントレア航空機給油地区にて総合防災訓練を実施

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大規模地震発生に伴う施設損傷、航空燃料漏洩、火災、けが人が発生したことを想定して、災害時の手順行動を確認するための総合訓練が実施されました

中部国際空港給油施設株式会社(所在地:愛知県常滑市、代表取締役社長:各務正人)は11月11日(月)、中部国際空港セントレア(以下「セントレア」)の空港島南部に位置する航空機給油施設地区にて、総合防災訓練を実施しました。

この訓練は、大規模地震発生に伴う施設損傷、航空燃料漏洩、火災、けが人が発生したことを想定して、災害時の手順行動を確認するもので、毎年実施しており、今回が第15回目となりました。

今回の訓練では、今年相次いで開業した第2ターミナル及び愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」の開業に伴い、給油施設地区までの道路線形が変更となったため、給油施設地区までの進入経路の確認など新たな変化点など、これまで同様に迅速な初動対応が行えるよう入念に確認が行われました。

今回の訓練では、常滑市消防本部に加えて知多地域消防相互応援協定に基づき、隣接する知多市消防本部から石油コンビナート火災に対応する大型化学高所放水車が初めて参加しました。

これまでの訓練ではみられなかった「消防梯子車と大型化学高所放水車の2台による高所からの消火放水」や昨年に続き「ヘリコプターによる上空からの状況確認」などを組み込み、より実践的な訓練が実施されました。

中部国際空港給油施設株式会社の各務社長は訓練後の講評で、首里城や白川郷で発生した火災に触れ、「素早い初動対応が重要。また、給油地区で有事が発生した際は少人数で初動対応にあたることになる。関係機関と円滑に連携できるよう今後も繰り返し訓練を行っていくことが重要」と述べました。

セントレアでは、今後もこれらの訓練を通じて防災意識の高揚および緊急時の対処技術の向上を目指すとしています。

訓練概要

■日時:11月11日(月)13:30~14:00
■場所:中部国際空港給油施設地区(空港島南部貯油タンク周辺)
■参加者ならびに参加機関(8機関、約70名)
・常滑市消防本部
・知多市消防本部 ※初参加
・中部空港海上保安航空基地
・中部空港警察署
・東海警備保障株式会社(第3警備所)
・一般財団法人航空保安協会(空港消防所)
・中部国際空港株式会社
・中部国際空港給油施設株式会社
■参加車両等
・常滑市消防本部 指揮車
・常滑市消防本部 化学消防車2台 ・常滑市消防本部 大型水槽車
・常滑市消防本部 梯子車
・常滑市消防本部 救急車
・知多市消防本部 大型化学高所放水車 ※初参加
・中部空港海上保安航空基地 ヘリコプター「かみたか」
・中部空港警察署 パトロールカー
・一般財団法人航空保安協会 指揮車
・一般財団法人航空保安協会 化学消防車
■訓練想定
・東海沖を震源とする震度6の地震が発生し、給油タンクから燃料の漏洩および負傷者が発生、その後タンクから出火したたため、公設消防等関係機関と連携して消火活動と負傷者の搬送を行うというもの。

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