2026年度(令和8年度)診療報酬改定がAI導入を後押しする中、医療特化型AIソリューションが病院の「業務効率化」と「収益改善」を加速
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げるUbie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部吉倫・久保恒太、以下「Ubie」)は、医療機関向け生成AIソリューション「ユビー生成AI」の導入数が、2026年1月時点で全国100病院(大学病院10施設以上含む)を突破したことをお知らせします。2026年度(令和8年度)診療報酬改定において重要性が高まる「業務効率化」と「収益改善」を両立するため、Ubieは先行して展開してきた「ユビー生成AI」に加え、「ユビーDPCサポーター」の提供をさらに強化。今後は「ベッドコントロール機能」の実装など、病院経営の根幹を支えるパートナーとして、持続可能な医療体制の構築に貢献してまいります。

■背景
物価高騰や「医師の働き方改革」への対応など、病院経営を取り巻く環境が厳しさを増す中、業務効率化だけでは持続可能性の確保が困難になりつつあります。2026年度診療報酬改定では「医療DX・データ活用」への評価がさらに強化される見込みです。Ubieはこれに先駆けて開発・提供してきたAIソリューションにより、「業務効率化」と「収益改善」を同時に実現する経営基盤の構築を強力に支援しています。
■導入実績と成果
2024年の提供開始から1年半で、Ubieの生成AIソリューションは10以上の大学病院を含む全国100病院に導入され、経営改善に直結する様々な成果が創出されています。また、2026年1月時点での月間利用数は10万セッション(*1)を突破。さらに、現場の創意工夫により8,000件以上のユースケース(*2)が創出されるなど、医療現場のインフラとして定着しています。
<主な導入成果>
【業務効率化:「ユビー生成AI」】
・恵寿総合病院:退院時看護サマリの作成時間を42.5%削減し、看護師の心理的負担も27.2%軽減
https://intro.dr-ubie.com/case-generativeal/C7IKRCu1
・南部徳洲会病院:IC記録作成など月間約4,000件の業務に音声要約機能を活用し、月約200時間の業務時間創出を実現
https://intro.dr-ubie.com/case-generativeal/19WZ2MqM
・亀田総合病院:実証実験にて、電子カルテ連携により、がん登録業務の情報収集時間を年間約3割削減できることを確認
https://intro.dr-ubie.com/case-generativeal/AJ3a5UrJ
【収益改善:「ユビーDPCサポーター」】
・九州大学病院:DPCコーディングの精度向上と効率化により、年間6,500万円以上の収益改善見込みを確認
https://intro.dr-ubie.com/case-generativeal/qx8CU17-
その他導入事例はこちら
これらの成果は、創出された時間や資源を、より専門性の高い業務や患者さまと向き合う時間へと再分配することを可能にし、医療の質の向上と職員の働きがい向上にも繋がっています。

*1:文章生成・音声認識・ファイル認識・RAGチャット機能等の合計利用回数
*2:「ユビー生成AI」内でのテンプレート登録機能におけるシステムプロンプトの総登録数
■ Ubieが選ばれる4つの理由
- 「医療 × AI」の高度な専門性医師とエンジニアが創業した企業として、医療現場特有の複雑な業務フローや専門用語を深く学習したAIエンジンを開発。汎用的なAIでは対応が難しい、精度の高い支援を実現します。
- 圧倒的な開発力と柔軟性特定の電子カルテに依存せず、院内のあらゆるシステムと連携可能。PC、スマホ、タブレットなど場所を選ばずに利用でき、現場の運用ルール構築から定着まで専門チームが伴走します。
- 医療現場の生成AI活用例の集合知化
100病院・8,000件以上のユースケースから得られたノウハウを、組織の枠を超え利活用できるようオープンに共有。「プロンプトテンプレート集」の無償公開や、プロンプトのチューニング(*3)の支援、さらには全国での「日本医療生成AIフォーラム」の開催を通じ、共創による最短距離での業界の進化を支援します。
<参考:プロンプトテンプレート例>
・看護師
ベッドサイトでの見守り看護記録作成支援、退院サマリ作成支援、医療従事者間の患者情報引継ぎサマリ作成支援、タイムスタディ調査のデータ整形・分析支援
・医師・事務作業補助者
退院時要約・診断書・紹介状等の原案作成、音声入力データの整形支援(診療録、退院時要約、診断書、紹介状等)、患者向け説明動画の台本作成
・その他
会議・委員会議事録の要約、救急医療管理加算算定チェック、様式別の書類作成支援(DPC様式1、様式12、様式50等)、入院診療計画書の作成支援
- 制度活用を含めた「包括的な導入支援」政府の支援制度や補助金も、病院様の状況に合わせて最大限活用できるようサポート。導入コストの最適化から申請プロセスの支援まで、専門チームが包括的にバックアップします。
*3:医療機関様ごとの電子カルテ記載形式やデータ様式などインプット情報と希望の出力要件にあわせて、アウトプット精度向上のためにシステムプロンプトを最適化する作業
■「ユビー生成AI」導入病院様からのコメント(順不同)
九州大学病院 病院長特任補佐 西山 謙 様
Ubieが進める生成AIの活用は、AIを活用した病院経営の改善だけでなく、医療現場の様々な業務の負担を和らげ、患者さんと向き合う時間をもたらしてくれると感じています。今後も医療の質向上と持続可能な医療提供体制の構築に向けて、Ubieの取り組みがさらなる価値を生み出していくことを大いに期待しています。
社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院 理事長補佐 神野 正隆 様
Ubieの取り組みは、医療従事者の働きがいや専門性を育み、本来業務に専念できる時間を増やすことで、患者さんが抱える不安にも丁寧に寄り添いながら、温かい医療の未来を着実に拓いていくものだと感じています。私たちは実証段階からUbieとともに生成AIの可能性を現場で探究してきましたが、その価値は単なる業務効率化にとどまらず、医療の質そのものを高め、地域医療DXを力強く加速させる点にあると考えています。全国100病院への導入は、その実践的価値が現場で支持されてきた証であり、今後の医療提供体制を鑑みると、医療業界全体にとって大きな希望となる取り組みだと確信しています。
社会医療法人 弘恵会 ヨコクラ病院 院長 横倉 義典 様
技術革新で変革する時代、超少子高齢社会の日本医療において生成AIを含めたICT導入は不可欠です。医療現場で一緒に変革を進めているUbieは医療従事者の働き方を支え、本来の人と人が触れる業務を輝かせてくれます。
■今後の展望
経営支援機能の拡張(ベッドコントロール等)
「ユビーDPCサポーター」の機能を拡張し、病床稼働率の最適化を支援する「ベッドコントロール機能」などの実装を予定しています。単なる業務支援ツールを超え、病院経営の根幹(収益・リソース最適化)を支えるインフラ(OS)としての進化を目指します。
生活者と医療機関をつなぐ「地域医療連携」の深化
月間1,300万人以上が利用する生活者向けサービス「ユビー」の顧客基盤と、医療機関向けソリューションを連携させ、地域医療連携の強化を目指します。患者様を適切な医療機関へ案内するエコシステムを構築し、地域全体での医療資源の最適化に貢献します。
【医療機関向け「ユビーメディカルナビ」について】
「ユビーメディカルナビ」は、病院経営の改善と診療の質向上を支援する医療機関向けサービスパッケージです。問診業務効率化を図る「ユビーAI問診」や、マルチモーダル・マルチデバイスで利用可能なAIプラットフォームの「ユビー生成AI」、弊社独自のAIによりDPCコーディング業務の効率化と収益改善を同時に支援する「ユビーDPCサポーター」等のサービスを提供しています。
「ユビーAI問診」は紙の問診票のかわりにスマートフォンやタブレットを活用することで医療機関の業務効率化を支える問診サービスで、医師は文章に翻訳された問診内容と病名辞書の結果を活用することで、電子カルテ記載に伴う事務作業が大幅に削減されます。「ユビー生成AI」は、文章生成・音声認識・画像認識・文章検索(RAG)など複数のAI機能を、電子カルテ端末だけでなくスマートフォン・タブレットといったモバイル端末で様々な業務に利用することができ、結果として、より患者さまに向き合う時間が増え、患者ケアなどの業務に今まで以上に集中していただけるようになります。
2026年1月時点で、「ユビー生成AI」は大学病院を含む100病院超に導入され、シリーズ累計で病院・クリニックあわせて全国47都道府県・1,800以上の医療機関に導入されています。第三回日本サービス大賞で「厚生労働大臣賞」と「審査員特別賞」を受賞し、2024年12月には「生成AI大賞2024」にて特別賞と優秀賞を受賞しました。
【補助金活用サポート付き特別パッケージについて】
医療機関におけるDX推進を支援するため、『補助金活用サポート付き「ユビー生成AI」「ユビーDPCサポーター」特別パッケージ』を提供しております。本パッケージは、政府の令和7年度補正予算案に盛り込まれている事業等を踏まえ、病院機能やエリア等の支給要件に応じた各種補助金の活用サポート付きで、「ユビー生成AI」と「ユビーDPCサポーター」の導入支援を行うものです。今後も医療現場の課題解決に貢献できるよう、引き続きご支援を強化してまいります。
提供開始プレスリリース(2025年11月28日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000048083.html
【Ubie株式会社が提供するサービス一覧】
▽生活者向け 医療AIパートナー「ユビー」・症状検索エンジン「ユビー」
日本版:https://ubie.app/
US版:https://ubiehealth.com
▽医療機関向け「ユビーメディカルナビ」
https://intro.dr-ubie.com/
▽医療機関向け「ユビー生成AI」
https://intro.dr-ubie.com/hospitals/generativeai_lp
▽医療機関向け「ユビーDPCサポーター」
https://intro.dr-ubie.com/hospitals/dpc-supporter
▽製薬企業向け「ユビー for Pharma」
https://ph-ubie.com/
【Ubie株式会社について】
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、医師とエンジニアが2017年5月に創業したヘルステックスタートアップです。AIをコア技術とし、生活者を適切な医療へと案内する「ユビー」と、診療の質向上を支援する医療機関向けサービスパッケージ「ユビーメディカルナビ」等を開発・提供。誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めています。
所在地 :〒103-0023 東京都中央区日本橋本町三丁目8番4号 日本橋ライフサイエンスビルディング4 5F
設立 :2017年5月
代表者 :共同代表取締役 医師 阿部 吉倫・共同代表取締役 久保 恒太
URL :https://ubie.life