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株式会社アカリク

【同僚に聞いた!周囲から見た博士人材の評価ポイント】約6割が「論理的思考が習慣づいていること」を評価さらに、約9割から「正直、自分より先に昇格しそう」との本音も

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~9割以上が、今後も「博士人材と仕事をしたい」と回答~

 大学院生を中心とする高度専門人材のキャリア支援を行う株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山田諒、以下 アカリク)は、博士人材(博士号取得者および博士課程修了者)を同僚に持つ20~30代の会社員111名を対象に、同僚が博士人材をどう評価しているかについて調査を実施しましたので、お知らせいたします。

■調査サマリー

■調査概要
調査名称:同僚から見た博士人材に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年7月11日~同年7月12日
有効回答:博士人材(博士号取得者および博士課程修了者)を同僚に持つ20~30代の会社員111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

■96.4%が、「博士人材を評価している」と回答
 「Q1.博士人材を同僚に持つあなたは博士人材を評価していますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に評価している」が43.2%、「やや評価している」が53.2%という回答となりました。

Q1.博士人材を同僚に持つあなたは博士人材を評価していますか。

・非常に評価している:43.2%
・やや評価している:53.2%
・あまり評価していない:1.8%
・全く評価していない:0.9%
・わからない/答えられない:0.9%

■同僚の立場から博士人材を評価している点、「論理的思考が習慣づいていること」が56.1%で最多
 Q1で「非常に評価している」「やや評価している」と回答した方に、「Q2.同僚の立場から博士人材を評価している点を教えてください。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「論理的思考が習慣づいていること」が56.1%、「研究遂行能力が高いこと」が38.3%、「知的好奇心が強いこと」が37.4%という回答となりました。

Q2.同僚の立場から博士人材を評価している点を教えてください。(複数回答)

・論理的思考が習慣づいていること:56.1%
・研究遂行能力が高いこと:38.3%
・知的好奇心が強いこと:37.4%
・コミュニケーション能力が高いこと:31.8%
・リーダーシップがあること:30.8%
・課題発見・解決力があること:22.4%
・高い専門性があること:22.4%
・幅広い分野への見識があること:12.1%
・プレゼンテーション能力が優れていること:9.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%

■「分析能力が優れている」や「幅広い知識があるからいざという時頼りになる」などの声も
 Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、同僚の立場から博士人材を評価している点があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=107)と質問したところ、「分析能力が優れている」や「幅広い知識があるからいざという時頼りになる」など43の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
- 34歳:分析能力が優れている。
- 24歳:幅広い知識があるからいざという時頼りになる。
- 38歳:探究心。
- 35歳:専門的。
- 33歳:人柄が良く、ハキハキと喋るところ。
- 34歳:視野が広い為、問題や解決すべき点を多角的に見ることが出来ると感じています。頼りになります。
- 35歳:博士なのに偉ぶらずコミュニケーションをとってくれる点。

■同僚の立場から実感する博士人材の良さを感じる場面、「雑談をするとき」と「情報収集をするとき」が47.7%で同率1位
 Q1で「非常に評価している」「やや評価している」と回答した方に、「Q4.同僚の立場から実感する博士人材の良さを感じる場面を教えてください。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「雑談をするとき」が47.7%、「情報収集をするとき」が47.7%、「人から引き受けたタスクに対応しているとき」が38.3%という回答となりました。

Q4.同僚の立場から実感する博士人材の良さを感じる場面を教えてください。(複数回答)

・雑談をするとき:47.7%
・情報収集をするとき:47.7%
・人から引き受けたタスクに対応しているとき:38.3%
・会議中の発言を聞いているとき:36.4%
・チャット上でコミュニケーションをするとき:31.8%
・チームで連携をするとき:17.8%
・博士人材から報告された調査・研究の文書を読んでいるとき:15.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%

■「まとめ方が非常にわかりやすい」や「議事録をとったとき」などの場面でも
 Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、同僚の立場から実感する博士人材の良さを感じる場面があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=107)と質問したところ、「まとめ方が非常にわかりやすい」や「議事録をとったとき」など39の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
- 34歳:まとめ方が非常にわかりやすい。
- 36歳:議事録をとったとき。
- 34歳:シンプルでわかりやすいから。
- 37歳:専門知識の深さ。
- 24歳:人格的に優れている場合が多い気がする。
- 34歳:知的なオーラと落ち着いた雰囲気があるため、色々な事を相談しやすく、また的確なアドバイスが返ってきます。
- 35歳:専門性に長けている点で自分にない知見があったとしてもそれを知ろうとする頭の柔軟さが良いと思った。

■博士人材と働く上で、今後期待していること、「高度な成果をあげて会社の専門性を高めてくれること」「プロジェクトのリーダーシップを取ってくれること」など
 「Q6.博士人材と働く上で、今後期待していることを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「高度な成果をあげて会社の専門性を高めてくれること」が45.9%、「プロジェクトのリーダーシップを取ってくれること」が41.4%、「良いアイデアを出してくれること」が36.9%という回答となりました。

Q6.博士人材と働く上で、今後期待していることを教えてください。(複数回答)

・高度な成果をあげて会社の専門性を高めてくれること:45.9%
・プロジェクトのリーダーシップを取ってくれること:41.4%
・良いアイデアを出してくれること:36.9%
・円滑にプロジェクトが進むよう管理してくれること:30.6%
・コミュニケーションで職場の雰囲気がより良くなること:28.8%
・専門分野における知識や学びを他のメンバーに指導してくれること:25.2%
・採用などで職場に他の博士人材の仲間を増やしてくれること:12.6%
・プライベートで関わること:5.4%
・その他:0.0%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:0.9%

■「専門知識を仕事に生かして欲しい」や「異なる視点を取り入れてほしい」などの期待も
 Q6で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、博士人材と働く上で、今後期待していることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=110)と質問したところ、「専門知識を仕事に生かして欲しい」や「異なる視点を取り入れてほしい」など40の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
- 33歳:専門知識を仕事に生かして欲しい。
- 36歳:異なる視点を取り入れてほしい。
- 34歳:リーダーシップを取って上を目指してほしい。
- 27歳:技術や知識の提供。
- 37歳:特許を量産する。
- 30歳:スピード。
- 35歳:専門性があるのでマーケティングを学ぶとより世の中に見せれるものにもなると思った。

■87.4%が、博士人材の同僚が「自分よりも先に昇格しそう」と回答
 「Q8.正直、博士人材の同僚が、自分よりも先に昇格しそうだと感じたことがありますか。」(n=111)と質問したところ、「ある」が87.4%、「ない」が7.2%という回答となりました。

Q8.正直、博士人材の同僚が、自分よりも先に昇格しそうだと感じたことがありますか。

・ある:87.4%
・ない:7.2%
・わからない/答えられない:5.4%

■91.0%から、「今後も博士人材と仕事をしていきたい」の声
 「Q9.今後も博士人材と仕事をしていきたいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にそう思う」が36.9%、「ややそう思う」が54.1%という回答となりました。

Q9.今後も博士人材と仕事をしていきたいと思いますか。

・非常にそう思う:36.9%
・ややそう思う:54.1%
・あまりそう思わない:5.4%
・全くそう思わない:1.8%
・わからない/答えられない:1.8%

■まとめ
 今回は、博士人材(博士号取得者および博士課程修了者)を同僚に持つ20~30代の会社員111名を対象に、同僚が博士人材をどう評価しているかについて調査を実施しました。

 まず、博士人材を同僚に持つ会社員の96.4%が、博士人材を評価しており、その具体的な理由として、「論理的思考が習慣づいていること」(56.1%)、「研究遂行能力が高いこと」(38.3%)、「知的好奇心が強いこと」(37.4)が挙がりました。また、博士人材の良さを感じる場面としては、「雑談をするとき」と「情報収集をするとき」がそれぞれ47.7%で最も多く、続いて「人から引き受けたタスクに対応しているとき」が38.3%という結果になりました。最後に、87.4%の回答者が「博士人材が自分より先に昇格しそう」と感じており、91.0%が「今後も博士人材と仕事を続けたい」と回答しています。

 今回の調査では、博士人材が同僚からどのような点で高く評価されているかが明らかになりました。特に博士人材の論理的思考や研究遂行能力が高く評価され、今後は、企業の専門性を高め、イノベーションを牽引するリーダーとしての役割を果たすことが期待されています。

 一方で、本調査においては博士人材が職場で活躍するにあたっての課題となる点には把握できておりません。企業の技術力と競争優位性を強化する博士人材の積極的な採用と戦略的な活用を推進していくにあたり、今後も継続的に調査やマッチングの創出に取り組んで参ります。

■会社概要
会社名:株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/
創業 :2006年11月
代表者:代表取締役社長 山田 諒
所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
資本金:1億1500万円
事業 :大学院生・ポスドク向け就活情報サイト「アカリク」の運営、研究分野・業種・職種別イベントの企画開催、大学等でのキャリアセミナーの実施、新卒大学院生・若手研究者・大学院出身者の人材紹介、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」の運営など

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