第34回山本周五郎賞は佐藤究さんの『テスカトリポカ』(KADOKAWA刊)に決定いたしました。「小説新潮」2021年7月号は、受賞会見で思わずこぼれた佐藤さんの笑顔とともに、受賞のことば、受賞記念エッセイ、選考委員による選評を掲載いたします。
五月十四日、東京・虎ノ門のThe Okura Tokyo(旧ホテルオークラ東京)にて、第三十四回山本周五郎賞の選考会が行われ、受賞作は佐藤究さんの『テスカトリポカ』(KADOKAWA刊)に決定しました。新型コロナウイルスの感染拡大により、三度目の緊急事態宣言が延長となった特殊な状況下で行われた今年の選考会。市ヶ谷の喫茶店で担当者二人とひっそりと選考を待ったという佐藤さん。
受賞の報を聞いた後すぐに記者会見場に駆け付け、その喜びと感謝を語りました。

受賞会見での貴重な写真や、佐藤さんの受賞のことば、「アステカ王国の滅亡から五百年目」と題された受賞記念エッセイ、満場一致で受賞が決定したという選考会の興奮が窺える選考委員の選評が「小説新潮」2021年7月号に掲載されています。
《本書の詳細データ》
【タイトル】新潮2021年7月号
【発売日】6月22日(火)
【体裁】551ページ、A5判
【定価】1000円(税込)
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/shoushin/
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