市公式キャラ・ほや丸の新郎&新婦姿の婚姻届 18日から受付スタート

坂井市役所本庁1階の市民生活課の窓口では、オリジナル婚姻届をはめ込んだ撮影用フォトパネルで記念撮影もできる
福井県坂井市は、市公式キャラクター“坂井ほや丸”のイラストをデザインした婚姻届けを作成、6月18日から、市役所本庁と三国、丸岡、春江の3支所の窓口での受付を始めた。オリジナル婚姻届は、市役所窓口にもあるが、市のホームページからも簡単にダウンロードできる。オリジナルデザインの婚姻届は県内では5番目で、企画した市結婚応援課では「人生の節目を迎えた幸せな2人が、ほや丸の愛らしい用紙で正式に婚姻届を提出することで、坂井市への愛着がわいていただけたら…」と話している。
婚姻届の用紙は基本的に、2人の氏名、生年月日、住所や本籍、新本籍などを、記入する全国で統一された届け出用紙。ただ、ここ最近は自治体で独自に台紙形式でオリジナル性がある用紙も増えてきている。
窓口にフォトパネルも用意、思い出の記念撮影も
福井県内では福井県庁が2015年に恐竜や越前がになどをデザインした用紙を作成したほか、美浜町(台紙付きで有料)、永平寺町と続き、南越前町も今年町20周年記念のバージョンを作成。坂井市は県内7市としては初となる。
用紙の記入欄以外のスペースには、ウエディングドレスとタキシード姿のほや丸が並び、「今日から家族やの(ハート)」の言葉が添えられている。新郎のほや丸はキリリとした表情、一方、新婦は微笑み、可愛らしさを感じさせる顔となっている。記入欄以外の部分は、パステル調の青地で「デザイナーさんと話し合って、花嫁の清楚さを表現したサムシング・ブルーの色合いを基調にしてみました」(担当の勝木友香さん)という。さらには、背景には東尋坊や丸岡城、坂井の田園風景やゆりの里公園など市内の名所や市の鳥のカモメなども散りばめられ、イラストチックに描かれている。

坂井市のオリジナル婚姻届とフォトパネルは、全国的に珍しい「結婚応援課」で企画された。
「6月18日」は3年前、坂井市が「結婚応援都市宣言」した日
また、ほや丸が婚姻届用紙を持っているデザインの特製フォトパネル(タテ103センチ、横73センチ)は、用紙をパネルの真ん中にはめ込むことができ、窓口に提出の際、思い出の写真が撮れるようになっている。市役所本庁だけでなく、三国、丸岡、春江の3支所にも配置されている。

オリジナル婚姻届の特製フォトパネルを持つ市公式キャラクターの坂井ほや丸
オリジナル婚姻届作成のきっかけについて、高倉尚美課長は「実は、結婚を応援するようなフォトスポットが作れないか、との話はかなり以前から出ていました。受付を始めた6月18日は、ちょうど坂井市が『結婚応援宣言』をして3年目の区切りの日。それで節目に良いのでは、と課員が冬ごろから相談しながら、このオリジナル婚姻届とパネルになったんです」と話す。
今年の7月に結婚を予定している坂井市三国町在住の女性(32)は既にオリジナル婚姻届を提出することを決めている、という女性は「私はほや丸が誕生した時から大ファン。あのどこか憂いのある表情がとてもかわいい。ほや丸婚姻届を出すことに、未来の夫も賛成してくれています」と笑顔で話した。
結婚応援課の勝木さんは、「結婚応援を宣言している市だから、オリジナルの用紙があってもいいと思っていました。ほや丸は最近、とても人気が出てきたので課員全員でほや丸を全面に出すことで一致。『婚姻届』は本来、お堅いイメージの用紙ですが、結婚という門出が正式に決まる大切な書類でもあります。それがハッピーカードのようなデザインとなったら、2人も嬉しいだろうなと、あれこれ考えました。ぜひフォトパネルも活用して、婚姻届を2人で出しに来てください」と話している。
なお、坂井市のオリジナル婚姻届用紙は、市のホームページからダウンロードできる。さらに全国のどの自治体でも提出することができる。
この婚姻届に関する問い合わせは、坂井市結婚応援課=☎0776ー50―3018まで。