授賞式は関係者のみオンラインで開催します。
創作集団プロミネンス・岩崎書店は、2022年4月1日に「第36回 福島正実記念SF童話賞」受賞作品を発表しました。

「福島正実記念SF童話賞」(主催:創作集団プロミネンス・岩崎書店)は、今回で36回目を迎えました。隔年開催になってから3度目の今回は、応募総数219編。最高齢は90歳。最年少は9歳と幅広い年代からご応募いただきました。
厳正なる審査が行われ、多くの応募作品の中から各賞が決定し、2022年4月1日に受賞作品が発表されました。
受賞作品・受賞者
大賞:なし
佳作:『未来の種』 山世孝幸
:『ウサギ体験中!』 たなひろ乃
:『カエルのアーチ』 野川美保
詳細は下記よりご覧ください。
https://www.iwasakishoten.co.jp/news/n46303.html
授賞式について
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関係者のみでオンラインにて開催予定です。
日程:4月8日(金)午後3時~
会場:株式会社 岩崎書店
福島正実記念SF童話賞とは
福島正実記念SF童話賞は、1983年、児童向けのSFエンターテインメント作品を書ける新人作家の発掘を目的として、少年文芸作家クラブ(創作集団プロミネンスの前身)と岩崎書店が、SF童話の懸賞募集として設立したものです。
日本のSF界育成に多大な貢献をし、児童向けSFの翻訳家・作家としても活躍しながら1976年に47歳で早世した元早川書房SFマガジン編集長・福島正実氏の名を冠したのは、少年文芸作家クラブを結成し子ども向けSFエンターテインメントの隆盛を願った福島氏の思いを継承してのものでした。
当初は大賞に相応しい作品の得られない年度もありましたが、大賞作が単行本として出版され課題図書やベストセラーが生まれるにつれて応募数も増え、次第に児童文学作家をめざす新人の登竜門のひとつとなっていきました。
その後、小説・映画・コミック・ゲームの世界での広がりとともにSFのジャンルとしての境界が曖昧になってきたため、第16回以降の募集ジャンルは、SFに限ることなくSF的な諸ジャンルにまで広げられています。
「福島正実記念SF童話賞」の詳細は下記よりご覧ください。
https://www.iwasakishoten.co.jp/news/n10461.html