授業特化型アプリ“ClassPad.net”のアップデートを実施
カシオ計算機は、高知県全ての県立高等学校33校(分校含む)が、授業特化型アプリ“ClassPad.net(クラスパッド ドット ネット)”を今月末までに導入・活用するにあたり、ご案内させていただきます。なお、都道府県単位での“ClassPad.net”の一斉導入は、今回の高知県が初となります。
高知県はGIGAスクール構想により2021年度に県立高等学校で1人1台端末を整備しました。2022年4月には「高知県立学校におけるデジタル学習支援に関する協定」を当社と締結。それに伴い、県立高等学校で実施されたICT活用の実践・検証では“ClassPad.net”が使用され、共同研究で得た効果は機能改善にも生かされてきました。
“ClassPad.net”は、デジタルノートや授業支援の機能、数学ツール/オンライン辞書などの学習コンテンツを統合しており、先生と生徒によるインタラクティブな授業や生徒同士の議論に使えるなど、思考力の育成や効率的な学びに役立つ授業特化型アプリです。現在は、全国の高校を中心に402校※で導入され、国語の授業で便利な縦書きや、グループワークの画面上で動画・画像データを共有できる機能などが好評を博しています。
※2024年3月時点
今回、“ClassPad.net”にて、近年の学校教育で重要視されている探究的な学びや協働的な学びで活用できるデジタルノートなどの各種機能のアップデートを7月31日に実施。グループワークで先生だけでなく生徒も他グループのノートブックを閲覧できたり、簡単な操作で先生が生徒全員にノートブックを一斉配布できるようになりました。これらのアップデートに加え従来の機能を高知県から高く評価いただき、今月末までに県内全ての県立高等学校33校に順次導入する予定です。
学校への本格導入に先駆けて、高知県教育委員会と協力し地域ごとに説明会や実技講習を開催したことで、スムーズな導入に繋がりました。今後は、“ClassPad.net”の公式YouTubeチャンネルや先生向けのコミュニティサイトなどを活用して、対面とオンラインの両方で本格的な導入と活用に向けて各学校をサポートしていきます。
当社は今後も、「Boost Your Curiosity(学びの支援を行い、あなたの学びへの好奇心を高めます)」を事業ステイトメントに掲げ、教育現場のICT化を積極的に支援してまいります。
【関連リンク】
・“ClassPad.net”のホームページ:https://classpad.net/jp/
・“ClassPad.net”の特長紹介ページ:https://classpad.net/jp/school/features/
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