上場審査・デューデリジェンス対応の効率化に寄与
リーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:平井智之)は、成長フェーズにあるヘルスケア関連企業(企業名非公開)において、経営判断の可視化と説明責任対応を支援する国産AIデータルーム「リーガルテックVDR」が初導入されたことを発表した。
本取り組みは、上場準備を進める企業において、経営判断に至るまでのプロセスと根拠情報を一元的に管理・可視化する基盤としてAIデータルームを活用する先行的な事例である。

市場背景(時勢・規制・業界変化)
近年、IPOを目指す企業に対しては、事業の成長性に加え、経営の透明性や内部管理体制、リスク認識の妥当性がこれまで以上に厳しく問われている。
特にヘルスケア領域においては、規制対応や品質管理、研究開発投資などの観点から、経営判断の根拠や意思決定プロセスを第三者に対して説明できることが重要視されている。
主幹事証券会社、監査法人、取引所、弁護士など複数の関係者が関与する中で、「なぜその判断に至ったのか」「どの情報を基に意思決定したのか」を一貫して説明できる体制の構築が求められている。
課題
上場準備を進める企業においては、以下のような課題が顕在化している。
・経営判断に関する資料や検討過程が部門や担当者に分散している
・取締役会・経営会議資料の履歴管理が煩雑である
・会計方針やリスク判断の根拠資料を後から整理する必要がある
・外部関係者からの質問に対し、資料探索や説明に時間を要する
・修正や差し替えが繰り返され、判断の経緯が追いにくい
その結果、上場準備の後半において「説明のための作業」が急増し、経営層および管理部門の負担が大きくなるケースも少なくない。
ソリューション(リーガルテックVDR)
リーガルテックVDRは、上場準備における情報管理を「経営判断の可視化」という観点から再設計したAIデータルーム基盤である。
・経営会議資料、取締役会資料、検討メモ、関連資料を一元管理
・フォルダ・文書単位での閲覧権限管理により、関係者ごとの情報開示を最適化
・「誰が・いつ・どの資料を閲覧したか」を自動記録
・バージョン管理により、判断の変遷や修正履歴を明確化
・メール添付に依存しない安全な情報共有環境を提供
・AIによる要約・ポイント抽出により、判断材料の理解を支援
これにより、経営判断に至るまでの情報とプロセスを整理し、第三者に対して説明可能な状態を維持することが可能となる。
利用シーン
・経営会議・取締役会における意思決定管理
・主幹事証券会社・監査法人・弁護士への対応
・上場準備における内部統制および管理体制整備
導入効果
リーガルテックVDRの導入により、経営判断とその根拠資料を一元的に管理することが可能となり、上場審査やデューデリジェンスにおいても、判断の背景や経緯を迅速かつ一貫して説明できる体制の構築に寄与している。
また、経営判断の可視化により、準備段階における手戻りや情報探索の工数を削減し、経営層および管理部門が本来注力すべき戦略策定や体制整備に集中できる環境の実現にもつながっている。
今後の展望
リーガルテック株式会社は、「企業の重要情報を、AIで守り、可視化し、活用する」ことを理念に掲げ、経営判断やガバナンスを支える情報基盤の提供を進めている。
今後は、上場準備領域においてもAIによる判断支援やリスク可視化の高度化を図り、経営の意思決定を説明可能な形で支える中核的なインフラとして進化を続けていく方針である。
製品ページ・お問い合わせ
製品ページ:https://www.vdrs.jp/list/ipo/
お問い合わせ:https://form.legaltech.co.jp/aos/legaltechvdr/input/
会社概要
会社名:リーガルテック株式会社
設立:2021年3月
資本金:3億7,900万円(資本準備金含む)
代表取締役社長:平井 智之
所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
URL:https://www.legaltech.co.jp/
事業概要:特許調査・発明抽出プラットフォーム「MyTokkyo.Ai」、自社専用AIプラットフォーム「AI IPGenius」、共同開発支援プラットフォーム「リーガルテックVDR」の開発・提供