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KDP NEWS(Vol. 4 / November 2015)

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『Evernote「超」豆技50選』の著者、倉下忠憲さんのストーリー

■NEWS
[KDPアワード連動]「AUTHOR OF THE YEAR 2015」の苫米地英人氏の特集を10月30日より実施中(11月12日まで)
Amazon.co.jpは、Kindle ダイレクト・パブリッシング(以下 KDP)の「AUTHOR OF THE YEAR 2015」を発表し、2015年にKDPで好評を博した苫米地英人氏を受賞者として選出しました。KDP アワードは、著書の販売とカスタマーレビューにおいて最も成功をおさめたKDP 著者に対して授与する賞となっています。

苫米地氏は、現在、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEOとして御活躍されている傍ら、207タイトルの書籍を刊行し、うち 47タイトルがKDPから出版されています。中でも、『立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術』と『空海は、すごい 超訳 弘法大師のことば』は2015年にKindleベストセラーになり、高評価のカスタマーレビューが数多く寄せられています。

これを記念して、苫米地氏の著作47タイトルを、50% OFFでお楽しみいただけるセールキャンペーンを11月12日まで実施中です。詳細は、こちらをご覧ください。http://www.amazon.co.jp/kdpaward

■『Evernote「超」豆技50選』の著者、倉下忠憲さんのストーリー

Evernote「超」豆技50選

もっと、Evernoteを使い込みたい。そんな人のために、選りすぐりのEvernoteのテクニックを紹介。小技からマニアックな技まで、トータル50個(+α)を、簡潔な解説と図解、キャプチャーをたっぷり使って紹介。

リンク
『Evernote「超」豆技50選』 
http://www.amazon.co.jp/dp/B00VEEJ9XU/

プロ作家が、あえてKDPという新たな出版の世界へ

「著者・発行・発売・企画・制作 倉下忠憲」
Kindleストアのヒット作『Evernote 豆技50選』の奥付にある一文だ。

「編集長は読者」という“ひとり編集部”スタイルで、KDPで自主制作した電子書籍はすでに10数作。ジャンルも同書のようなライフハックものから、ビジネス書、エッセイ、ライトノベルなど幅広い。

倉下忠憲さんは、コンビニ業界で約10年間働いたのちに転身を遂げた、異色の作家。コンビニ店長時代の2010年、店長としての日々や小売業や経営マネジメントの知識などを綴ったブログが出版社の目にとまり、書き下ろした一般書籍が作家としてのデビュー作となった。

その後、出版、有料メルマガ、ブログを舞台に、プロ作家として活躍していた倉下さんがKDPでの出版を始めたのは、サービス開始直後の2013年のことだった。

おもしろい本と売れる本は別という「常識」。

「商業出版の世界では、おもしろい本と、売れる本は別。自分には思い入れのある企画でも、出版社に売れないと判断されれば、通らないこともある。そうしてこぼれ落ちてしまった企画を発表する絶好の場になると思い、さっそく挑戦することにしました。」

KDPの第1作となったのは、短編エッセイ集『赤魔導師の白魔法レベルぐらいまでは WRM エッセイ集』。有料メルマガに書いていたビジネス系のエッセイを加筆修正して、自身の手で1冊の電子書籍にまとめた。電子書籍形式への変換、デザイン、表紙作りまで、すべて自分の手でこなした。

意外な反響に手応えを感じ、2014年の春からの1年間は「月刊くらした」計画と称し、毎月1冊ずつ、さまざまなジャンルの本をKDPで発表する試みもおこなっている。

KDPを舞台に毎月1冊ペースで本を出す実験も

KDPでは、ショートショート、コンビニ本、ブログテクニック本など、これまでブログや有料メルマガで発表したテーマを毎月さまざまな形に料理して出版した。なかでも、書き下ろした「Evernote豆技50選」は、8000ダウンロードに迫るヒットを記録。

「あえて商業出版で通らないような、ニッチな読者を想定してまとめた本が多い。でも、売れる本はちゃんとあるんですよね。当初はブログや有料メルマガの読者中心だった購買層も、今ではKDP本から私に興味を持ち、ブログを訪れてくれることも。そんなうれしい相乗効果も感じています。」

この挑戦から生まれたKDPの入門書『KDPではじめる セルフパブリッシング』も後に紙の本として発売されたほか、ブログなどに書き綴っていたライトノベルがコンテストの最優秀賞に輝くなど、活躍の場はますます広がっている。

「KDPは出版の可能性を広げてくれる場所。この先も、出版の常識にとらわれない本をどんどん出していきたいと思っています。たとえば……知り合いのブロガーに投稿してもらうKDPでしか読めない雑誌なんて、やってみたいですね。」

■プロフィール
1980年生まれ。コンビニ勤務はおよそ10年。2004年から始めたブログをきっかけに、2010年、紙の書籍『EVERNOTE「超」仕事術』を出版し作家に転向。ビジネス書、コンビニ関連書、エッセイ、小説まで、多くの書籍を出版。ライトノベル『アリスの物語』は「ライトなラノベコンテスト」最優秀賞受賞。KDPではほかに、『コンビニ店長のオシゴト』『ドラッカーに学ぶブログマネジメント』など

■ピックアップレビュー
<alpha_alfalfa>
私の周囲にEvernoteを使っている人がいないため、便利な備防録としてとりあえず使っていました。タイトルのつけかたとか、Evernoteの共有方法とか、知らなかった小技、オッと驚く使い方などいくつか参考にさせていただくことにします。私にとってKindle版は満足感の高い内容でした。

<gmaさん>
私は情報を整理しないで、片っ端からEvernoteに登録するスタイルで、困ったときに検索をしていました。この本で思ったのは、検索するキーワードが思い出せなかったり、同じ意味で違う文言があり検索が難しかったりします。何よりも、情報があちこちにあるので、読み返すこともなく、新たなアイデアは生まれていません。ネーミング・ノウハウから真似をしてやってみたいと思います。

※KDPからの出版はこちらから:
https://kdp.amazon.co.jp?ref=media_news_letter_Nov2015

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