一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、第41回 品質管理検定(QC検定)3級・4級の申込受付を開始いたしました。(※1級・2級は12月11日より受付開始予定です。)
1級・2級は筆記試験で、3級・4級はCBT:コンピュータ試験で実施いたします。
試験日、申込受付期間はそれぞれ異なりますので、下表でご確認ください。

1.QC検定の概要と受検のすすめ
QC検定は、品質管理に関する知識をどの程度有しているかを客観的に評価する試験で、累計受検申込者は175万名を超えています。
企業にとって、品質向上、コスト削減は永遠のテーマです。「よい人づくり」ができてくると、おのずと、効率を兼ね備えた「よいモノづくり」、「よいサービスの提供」が可能となります。QC検定は、この「よい人づくり」に必要な教育の一環として、多くの企業で活用されています。昇格の要件、必須保有資格とされているケースや、社内の教育プログラムの一環として受検が推奨されているケースがあり、毎年多くの社会人の受検があります。
また、QC検定の合格者であることを優遇する企業の求人もあり、就職活動を行う多くの学生の受検があります。
【企業・社会人の方へ】
品質管理教育の浸透、組織全体のQCレベルの底上げに、是非QC検定をご活用ください。検定に取り組むことで、品質の考え方についての理解が促進されるとともに、統計的な手法を用いた問題解決力が養われます。個人のキャリアアップや専門性を高める手段としてもお勧めいたします。
【学校・学生の方へ】
近年、就職活動において、在学時の成績、面接時の評価に加え、QC検定合格者を評価する企業が増えてきています。QC検定はすでに多くの企業で認知されている検定であり、社会人となった後も、必ず役に立ちます。学生の多くが受検される3級・4級は、試験日を選んで受検できるCBT:コンピュータ試験となり、受検日の調整がしやすくなっています。
2.QC検定の利用状況
前回(第40回)の申込者数は33,573名です。
前回開催・第40回の申込者のデータと、団体申込みをいただいた企業・団体・学校一覧(掲載許可をいただいた組織のみ)を、QC検定Webで公開しています。
3.CBT:コンピュータ試験について
2025年度よりQC検定の3級・4級は、試験を全てコンピュータ上で行うCBT(Computer Based Testing)方式となりました。ご自宅ではなく、全国のテストセンター(コンピュータ試験会場)で受検いただきます。CBTとなった3級・4級は、試験実施期間が長くなり、試験日予約後の日程変更も可能となりました。
CBTの概要については、以下のページでご紹介をしております。
詳細を見る
4.QC検定関連情報のまとめ
QC検定についてよく知りたい方、申込方法を知りたい方などにむけて、QC検定のwebサイトに掲載している関連情報をカテゴリー別にまとめました。
■試験要項
級ごとの出題範囲やレベル、合格基準について掲載しております。各級の問題例も掲載しております
ので併せてご確認ください。CBT体験試験もぜひご活用ください。
・出題範囲(品質管理検定レベル表 (Ver.20150130.2))
・各級の問題例とCBT試験のデモ
■パンフレット・ポスター
パンフレットとポスターのダウンロードが可能です。社内・校内での掲示や申込案内の際にご活用く
ださい。
・受検案内ポスター・パンフレット/通年利用ポスター・パンフレット
■学習関連情報
QC検定に対応している書籍やセミナーを紹介しています。
・QC検定図書一覧
・日本規格協会 主催セミナー
・日科技連 主催セミナー
・4級用テキスト
■QC検定導入企業の取り組み事例
QC検定導入組織の社内での活用方法などを、実際の事例に基づいてご紹介しております。「導入方法が分からない」「活用方法が分からない」などのお悩みがある場合は他社の事例をご一読ください。
・取り組み事例

●日本規格協会グループ(JSA)について
1945年12月に、標準化および管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。
我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。
