首都圏向けビル用アルミ建材の製造供給体制を再編
YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、現在の「YKK AP埼玉工場」拡張のため、隣接する埼玉県美里町の用地を取得しました。また新工場の建築計画についてお知らせします。
YKK AP埼玉工場は、ビル用アルミ建材商品の製造拠点です。関越自動車道 寄居スマートインターチェンジに近接し、首都圏の建築需要地にアクセスしやすい立地です。YKK APは2021年度の重点施策として、『ビル事業の首都圏強化とモノづくり改革』を掲げており、今回の用地取得により新たに工場を増強し、首都圏を始めとする東日本エリアへの競争力を高めるビル事業の基幹工場として、製造供給体制を再編します。
新工場では、モノづくり改革により、社内の機械製造部門による合理化設備での集約生産、自動化工程の拡大、データ連動したラインづくりにより、製造コストを従来の25%削減します。また、ユニットロード化やモーダルシフトによるロジスティクス改革も含め、発注からの納品までのリードタイムを約6日短縮します。
建物は「働きがいのある工場」をコンセプトに、高断熱外皮や断熱性・換気性に優れた窓、調光照明、高効率空調を採用することで、CO2排出量を30%削減します。さらに、太陽光発電と再生可能エネルギー調達によりCO2排出実質ゼロを実現します。また、雨水の利用も行い、地球環境や働く人にやさしい工場を目指します。また、新たに取得する用地の一部に休憩所などを設け、近隣の方の憩いの場として開放を予定しています。
【新工場コンセプト】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/6735/table/488_1_a18238ae9c6a4c4fceb7c7623721845e.jpg ]

【新工場計画概要】
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/6735/table/488_2_780758b00cd605921b2ab3c72a9858aa.jpg ]
【参考】YKK AP埼玉工場の概要
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/6735/table/488_3_10d6ed6b85b94fb779b53399599997c0.jpg ]