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【岡山・夢二郷土美術館 本館】2025年度冬の企画展「松田基コレクションXV:こども学芸員が選ぶ夢二の名品/特別公開 岡山の洋画家・国吉康雄」にて国吉康雄の作品50点を特別公開

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2025年12月10日(水)~2026年3月22日(日)国吉と夢二、両者それぞれの表現作品をぜひご堪能ください

夢二郷土美術館本館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信、運営:公益財団法人両備文化振興財団|https://yumeji-art-museum.com/)では、2025年12月10日(水)~2026年3月22日(日)の間、「松田基コレクションXV:こども学芸員が選ぶ夢二の名品/特別公開 岡山の洋画家・国吉康雄」と題した企画展を開催いたします。

当館の創設者で初代館長の松田基(もとい)(1921-1998 両備グループ元代表)は「実業家として文化貢献こそが使命である」という信条に基づき、竹久夢二(1884-1934)の里がえりを念じて優れた肉筆作品を中心に蒐集し当館のコレクションの礎を築きました。また独自の審美眼で、岡山ゆかりや夢二と同時代の作家の作品なども積極的に蒐集しています。来年の当館創設60年を前に本年は、夢二と5歳違いで同郷の国吉康雄(1889-1953)の作品を特別公開いたします。

竹久夢二「セノオ楽譜〈待春賦〉」


竹久夢二《雪の風》(「婦人グラフ」第1巻第8号より)

竹久夢二《邪宗渡来》

夢二郷土美術館 本館近くの岡山市出石町に生まれた国吉は16歳で渡米し、同地で画家となり歩んだ画業の功績は今も高く評価されています。このたび松田基コレクションの国吉の優れた版画作品を中心に公開。国吉と夢二に共通するモチーフである女性やこども、風景などの表現から、両者の表現を比較しながら展観いたします。

国吉康雄《牛のいる風景》

また本展では、当館の第14期「こども学芸員」が選んだ作品を、こどもたち直筆の解説文とともに展示いたします。そして《童子》など、夢二の郷愁の画家としての一面もあわせてご紹介します。

竹久夢二《童子》

夢二郷土美術館本館 企画展
「松田基コレクションXV:こども学芸員が選ぶ夢二の名品」

会期:2025年12月10日(水)~2026年3月22日(日)
◆主催 (公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館
◆場所 岡山市中区浜2-1-32
◆開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
◆休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、12月26日(金)~1月1日(木)
◆入館料(税込) 大人800円、中高大学生400円、小学生300円
※20名以上の団体は2割引、岡山県内の65歳以上の方は証明できるもののご提示で1割引。割引の併用は不可。
※ゆめびぃ会員は入館無料

【作品点数】総点数135点
〈竹久夢二作品85点〉屏風作品5点、油彩画4点、スケッチ・水彩画等16点、日本画24点、木版11点、著作本装幀本12点、楽譜2点、雑誌11点(内初公開1点)
〈国吉康雄作品50点〉油彩2点、日本画2点、エッチング18点、リトグラフ27点、その他資料1点※前後期展示あり
夢二郷土美術館公式webサイト

【出品作品について】
作品解説:国吉康雄《蛸(たこ)》《葡萄(ぶどう)》
国吉の作品の中では珍しく墨と淡彩を用い日本画の技法で描いています。父親が体調を崩したと連絡を受け、同時期に毎日新聞社から東京と大阪での個展の依頼も受け、1931(昭和6)年から1932(昭和7)年にかけて一時帰国した際に、出身地の岡山で描かれました。
蛸も葡萄も岡山の名産ということから選ばれた題材と考えられます。葡萄は美術学校に通っていた頃に働いていた農園で収穫していたこともあり、国吉にとって馴染み深いものでした。

作品解説:加茂川
京都の加茂川にかかる橋で、ふと足を止めて川の上流にある橋の方を見つめる若い舞妓の後ろ姿が描かれています。だらり帯には女性を守るという意味を込めて菱の花があしらわれています。淡い色のきものには桜が描かれ、頭の先からきものの裾まで流れるような曲線で女性のたおやかさが表現されています。描かれた1914(大正3)年には、離婚後も生活を共にしていた岸たまきと画会のために岡山へ帰郷、旅の途中に京都を訪れていました。
当館の創設者である松田基が夢二作品の蒐集を始めるきっかけとなった、大阪の古書店で出会った作品2点のうち1点が本作でした。それを機に夢二のふるさと岡山への作品の里がえりを念じた蒐集が始まりました。

企画展関連イベント

【学芸員によるギャラリートーク】
企画展担当学芸員による作品解説です。申込不要。
日程:2025年12月14日(日)、2026年1月10日(土)、3月8日(日)14:00~14:20
参加費:無料(※要入館料、ゆめびぃ会員は不要。)

◆第61回文化講座:国吉が描く子ども、女性と風景
日程:2025年12月19日(金)18:00~19:00(開場17:30)
17:30~18:00 貸し切り鑑賞 18:00~19:00 講演
定員:80名(要予約)
講師:廣瀬 就久氏(岡山県立美術館主任学芸員)
参加費(税込):1,500円、大学生以下は1,000円(入館料込、ゆめびぃ会員は500円)
お申込み先:夢二郷土美術館 本館まで(TEL、E-mail)

◆第62回文化講座:竹久夢二、国吉康雄、藤田嗣治――1880年代生まれの美術家たち
日程:2026年3月7日(土)18:00~19:30(開場17:30)
17:30~18:00 貸し切り鑑賞 18:00~19:30 講演
定員:80名(要予約)
講師:林 洋子氏(美術史家、兵庫県立美術館館長)
参加費(税込):1,500円、大学生以下は1,000円(入館料込、ゆめびぃ会員は500円)
お申込み先:夢二郷土美術館 本館まで(TEL、E-mail)

【黒の助 お庭番ねこ就任9周年記念!】

●黒の助カードプレゼント
2025年12月24日(水)お庭番頭ねこの黒の助がみなさまをお出迎えします!
黒の助のお庭番就任から9年を迎えたことを記念して、本館受付にて「黒の助に会いにきました」とお声がけくださった方全員に黒の助カードをプレゼントいたします。


黒の助

【創設記念日 オリジナル夢二絵はがきプレゼント】
2025年12月20日(土)
 先着30名様にオリジナル夢二絵はがきをプレゼントいたします。
本館ではお庭番頭ねこの黒の助がみなさまをお出迎えします!

【夢二郷土美術館のお正月】
2026月1月2日(金)~1月12日(月・祝)
2026年1月2日(金)9:00から新年開館
1月2日本館にご入館いただいた先着30組の方にはお年玉として「夢二の開運みくじ」をプレゼント。当館オリジナルカレンダー他素敵な商品や、ミュージアムショップなどで使える割引券が当たります。

【新春ワークショップ「“開運だるま”絵付け体験」】
ミニサイズのかわいいだるまに絵付けしましょう。
日時:2026年1月17日(土)10:30~12:00
会場:art cafe 夢二(夢二郷土美術館 本館/岡山市)
参加費(税込): 2,000円(※別途要入館料、夢二の和紅茶ドリンクチケット付)
定員:10名(先着順、申込要)
お申込み先:夢二郷土美術館 本館まで(Tel、E-mail)

art cafe 夢二からのご案内

●2026年1月2日(金)~1月12日(月・祝)
お正月カフェ限定メニュー
お正月限定のお抹茶などをご用意しております。

●2026月1月2日(金)~ミュージアムショップにて福袋を限定販売
「夢二郷土美術館アート福袋2026」3,300円(税込)
※事前予約も承っております。(Tel. 、E-mail)
※写真はイメージです。

●2026年夢二郷土美術館オリジナルカレンダー販売中!
・当館公式卓上カレンダー「竹久夢二」2026
・壁掛けカレンダー「竹久夢二作品集」2026
オンラインショップでも販売中!

卓上カレンダー

壁掛けカレンダー

活動14年目!「こども学芸員」イベント
夢二郷土美術館では2012年以降、小学生から大学生までの「こども学芸員」が活動しています。前年までの「こども夢二新聞」に参加してくださった方の中から、「もっと夢二や美術について学びたい」というみなさんと一緒に、ワークショップや作品解説などを体験してもらっています。

・中学生以下入館無料「夢二アンバサダー」とめぐるワクワク★夢二郷土美術館
こども学芸員を3年以上経験した「夢二アンバサダー」が、夢二郷土美術館の作品やおすすめスポットをご案内します。
開催日時はホームページと公式SNSで随時ご案内いたします。
申込み:不要。どなたでもご参加ください。
参加費:無料(中学生までは入館料無料、高校生以上は要入館料、ゆめびぃ会員は無料)

・中学生以下入館無料「こども学芸員によるギャラリートーク」
2026年2月8日(日) 11:00~11:30、14:00~14:30
午前・午後の部にわけて、当館の第14期こども学芸員が、自ら選んだ作品をその作品の前で解説します。
申込み:不要。どなたでもご参加ください。
参加費:無料(中学生までは入館料無料、高校生以上は要入館料、ゆめびぃ会員は無料)
※状況により予定を変更する場合もございます。

お問い合わせ、イベントのお申込み先

夢二郷土美術館 本館
〒703-8256 岡山市中区浜2-1-32
TEL:086-271-1000
Fax:086-271-1730
E-Mail:contact@yumeji-art-museum.com
※上記イベント等は状況により変更の可能性がございます。あらかじめご了承ください。

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