文京区内のデータ放送に「nomachi(R)」で入手した医療機関の混雑状況を可視化 医療機関における診療効率化の実証実験に活用
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、東京ケーブルネットワーク株式会社(本社:東京都文京区、社長:大坪 龍太、以下 TCN)と、株式会社メディアキャスト(本社:東京都品川区、代表取締役:杉本 孝浩、以下 メディアキャスト)と協力し、TCNコミュニティチャンネルのデータ放送およびWEBサイトにおいて、文京区内医療機関の混雑状況を表示する実証実験に参加。2020年11 月16日(月)~12月31日(木)の期間で実施します。
当実験では、凸版印刷が提供する混雑状況可視化システム「nomachi(R)」を活用し、文京区医師会に所属する医療機関11ヶ所の混雑状況を可視化し、メディアキャストの開発協力のもとTCNコミュニティチャンネルのデータ放送およびWEBサイトで表示します。事前に病院の混雑状況を確認することでコロナ禍においても生活者が安心して通院できることや、待ち時間を軽減することによって地域の医療機関が効率的な診療を提供できることを目的とし、検証を行います。また同時に、多様化するサービスを最適な形で提供するための手法、操作性、コンテンツ展開などの調査を行います。
■ 本実験の対象となる仕組み
・「nomachi(R)」の手動切り替えセンサーにより混雑情報を取得

6面体の『手動切り替えセンサー』を各医療機関の受付や事務所に設置し、上面になっている内容(空きあり、混雑中など6種類)から、現在の混雑状況が分かります。
待合室の状況をみて、担当者が『手動切り替えセンサー』の向きを変更することで、上面になっている内容が即時に反映されます。
カメラや動体検知を利用しない簡易的なシステムのため、初期費用やランニング費用を抑えることが可能です。
・データ放送に混雑状況を表示
『手動切り替えセンサー』により取得した混雑情報は、以下の方法で確認できます。

[1] TCNコミュニティチャンネル(地デジ11ch)にチャンネルを合わせ、ⓓボタンを押し、「地域情報」から「医療機関の混雑状況」 を選択する
[2]ご自身のスマートフォンなどで、右記QRコードから専用サイトにアクセス

混雑状況は、TCNコミュニティチャンネルのデータ放送にも表示されるため、
スマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスが不得意な方でも、簡単に確認することができます。
≪「データ放送で文京区内医療機関の混雑状況を可視化」実証実験概要≫
[表: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/540_1.jpg ]
■ 「nomachi(R)」について
「nomachi(R)」 (ノマチ)は、凸版印刷が開発した、施設の混雑状況をスマートフォンやサイネージでリアルタイムに表示できるサービスです。施設にワイヤレスセンサーを設置し、在席状況のデータをクラウド上に送ることで、施設の混雑状況がリアルタイムでデバイスに表示されます。センシングした情報を活用することにより、施設の混雑緩和や利用者の待ち時間削減、業務の効率化をサポートします。
【URL】 https://forest.toppan.co.jp/products/nomachi.html
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以 上