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公益財団法人日本ユニセフ協会

欧州難民危機 国境で足留めされる子どもたち 屋外の不衛生な環境下で一週間以上【プレスリリース】

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健康状態悪化などのリスクに

※ 本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。
※ 原文は、http://www.unicef.org/media/media_90357.html からご覧いただけます。

【2016年3月1日 ジュネーブ発】
ユニセフ(国連児童基金)は、ヨーロッパへと向かう難民・移民が通過するバルカン・ルートと呼ばれる主要なルート上に位置する、特にマケドニア旧ユーゴスラビア共和国(以下、マケドニア)とギリシャの国境地点で悲惨な事態が生じており、何千人もの子どもたちが足留めされ、苦痛を強いられ、健康状態の悪化や虐待の危機に晒されていると指摘しています。

無秩序と大混乱の中で、子どもたちは一週間以上も屋外の不衛生な環境下で寝起きすることを強いられており、シャワーもなく適切な食事もとれないなど、基本的なサービスを利用することもできません。家族が離れ離れになるリスクもあり、子どもたちは明確な目的地も分からないまま、屋外での立ち往生や列車の車両の中での何時間もの待機を余儀なくされています。

「5歳に満たない幼い子どもたちが、2つのフェンスの間で立ち往生している状況を目の当たりにしています」とマケドニアのゲヴゲリアで支援活動を行っているユニセフ・緊急オペレーション部門のジェスパー・ジェンセン現場調整官は言います。「前に進むことも、後ろに戻ることもできない子どもたちには、避難場所と休息が必要です。そして、子どもたちはこの先に何が待ち構えているのかを知る必要があります」

マケドニア国境付近の状況は急激に悪化しており、事態に対応するため、ユニセフは支援の拡大を続けています。特に子どもや乳児のための水や衛生設備へのアクセスの確保や、衛生用品や食糧の提供などを通じて、子どもたちやその家族が厳しい状況に対応できるよう、支援活動を展開しています。

ユニセフは、欧州へ向かう難民たちが通過する主要なルート上に位置する国々と目的地となる国のすべての政府が団結し、協力してこの事態の対応にあたることを、繰り返し求めます。一人の子どもも、保護される施設もなく、基本的なサービスも利用できない状況で、夜を過ごすことがあってはならないのです。

* * *

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(http://www.unicef.org/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (http://www.unicef.or.jp/

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