海と日本プロジェクトに参加しながら、海への関心が高まり“海ごころ”が育まれつつある海のキッズサポーター。2022年1月に実施した、第3回目となる今回のアンケートでは、キッズたちの「海の師匠」から学んだことや、オススメの地元の海、将来の夢など、キッズの特性がより分かる回答が集まりました。※今回はキッズのみアンケート対象としています。

【アンケート概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/77920/table/655_1_16a9748fd5236cea0afd052184175c25.jpg ]
第1回アンケート結果発表はこちら:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000419.000077920.html
第2回アンケート結果発表はこちら:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000589.000077920.html
海のキッズサポーターとは
全国各地から「海の生き物マニア」、「海を守るべく、ごみ拾いなど環境保全活動を続けている」、「お魚をさばくのが上手い」など海や海の生き物が大好きで、大人顔負けの行動力や知識を持っているキッズたちが集まって、海の豊かさを感じながら海洋環境に熱心に取り組む”日本財団 海と日本プロジェクト”の活動の一環です。2022年2月時点では93名の精鋭が揃っています。
「海のキッズサポーター」公式サイト https://uminohi.jp/kidssupport/
第3回アンケート結果のポイント
・自分の影響で、海に関心を持った人がいると思う割合は約3割
・「海の師匠」と言える人がいるキッズは約50%
・日本各地のキッズならではのおすすめの海の過ごし方をご紹介
・海と日本プロジェクトの参加イベントで学んだ、海の仕事や生き物など多様な回答
・2022年、取り組みたい海の問題
・キッズたちの将来の夢
各項目の結果について
質問:初めて海に行った思い出はいつ?好きになったきっかけは?

海が好きになったきっかけについて尋ねると「海で出来ること(遊び等)が好き」という回答が1位。次いで「生き物が好き」という声が続きました。
海水浴や釣りなど、海に訪れることで体験できる楽しみだけではなく、「カブトガニ観察会で本物をみた」「水族館で見た魚がとても綺麗だった」「シュノーケリングをしてイソギンチャクやカクレクマノミを見た」など、海洋生物に触れることがきっかけとなるのは、海への関心が高いキッズならではとうかがえます。
質問:自分の影響で海に興味を持った人はいる?どんな影響を与えたか

自分の影響で、海に関心を持った人がいると思う割合は約3割!
具体的には、「海で遊ぶようになった」「みんなで海水浴に行って楽しめるようになった」「釣りに行くようになった」など、自分がきっかけで一緒に海を楽しめるようになったという声のほか、「海の環境を意識するようになった」「妹が海をきれいにと心がけるようになった」など、身近な存在の友人や家族が海の環境を意識するようになったとする回答がありました。
質問:海の師匠はいる?どんなことを教わった?

海の師匠がいるキッズは約5割!
どんなことを教わったのかは「海の生き物について教えてもらった/海での遊びを教えてもらった」のふたつのカテゴリに分けられました。回答では、地元の海で家族に泳ぎ方を教えてもらったり、魚のさばき方を学んだり、海を楽しんでいる様子が伝わります。海と日本プロジェクトのイベントの体験を通し、新しい学びがあったキッズもいました。
質問:おすすめの海の過ごし方とポイントは?

地元の海でのおすすめの過ごし方、やはり1位は海水浴!
次いで魚釣り、マリンスポーツと続きました。地元の海や行ったことのある海のおすすめポイントは、大きく分けて3つのカテゴリに分けられました。(海や景色が綺麗/海の生き物/海で出来る遊び、レジャー)
質問:海と日本プロジェクトのイベントに参加したい?どんな学びがあったか

2021年、海と日本プロジェクトのイベントに参加したキッズたちは、約7割が「また参加したい」と回答しています。海が大好きで小さなころから親しんできたキッズたちも、あらためて海と日本プロジェクトのイベントでの体験を通じてさまざまな気づきがあった様子。
「海の仕事について」「生き物や食べ物について」「環境問題について」楽しみながら学びや気づきを得られたという声が集まりました。校では学べないことを学んだり、魚をさばいたりする貴重な体験ができて改めて海を大切にしていかなきゃいけないと思った」
質問:海の問題に既に実行しているアクション、2022年取り組みたいこと

海の問題に対し、既に具体的なアクションを起こしているキッズたち。 ごみを減らす活動は66%、海についての知識を深めているという回答は10%、周囲に海洋問題を発信しているという意見も。
質問:将来の夢は何ですか?

最後にキッズたちに将来の夢について尋ねたところ、海に関係のある仕事も、関係のない仕事もさまざまな回答がありました。海と関係ある仕事では、特定の生き物を極めたいキッズから、海を守る仕事に就きたいと考えているキッズまで幅広く、いろいろな夢を持っていることがうかがえました。
海に関わる仕事
・「海を守るプロサーファー」
・「海上保安官」
・「マグロに関わる仕事」
・「海洋学者」
・「亀のエキスパート」
・「水族館飼育員」
・「海に関する発明家」
・「まだ決まってないけど、海やいきものに関係のある世界のためになる仕事」

将来「海に関わる仕事や活動に取り組みたい」と、約半数のキッズが答えてくれました。
具体的にどんなことに取り組みたいのかを尋ねると、環境保全や清掃活動が約4割、研究・調査が約2割と続きました。 海と日本プロジェクトの活動をきっかけに、海洋環境保全活動に取り組みたい、海洋生物について教えたい、ごみ拾いを行いたいなど、キッズたちの意識の高さを感じました。
第三回アンケート結果の資料はこちらからご覧いただけます。
https://uminohi.jp/kidssupport/img/survey/01_2022_kidssupporter_survey.pdf

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/