
総合エンターテインメント事業を展開する株式会社アミューズ(以下、アミューズ)は、コーポレートサイト内「TOPICS」にて、2025年を振り返る「アミューズ コーポレートレター」の記事を公開いたしました。
▼【TOPICSページ】アミューズの2025年を振り返る:アーティストの活躍と社員インタビューから見る一年
https://www.amuse.co.jp/topics/2025/12/2025_1.html
今年もアミューズグループではさまざまな挑戦が生まれ、多くのプロジェクトが動き、アーティストの活躍とともに、社員一人ひとりの取り組みがグループ全体を前へ進めてきました。
本記事では、2025年の主なトピックスを5つピックアップし、オリジナル企画として制作したアーティストや社員インタビューなどのコンテンツとあわせて、一年をたどっています。普段のニュースだけでは伝わりきらない、プロジェクトの裏側や想いを、一年の活動を通してぜひ感じていただけましたら幸いです。
1. 新たな才能との出会いを求めて、新人発掘オーディション続々開催
2. 周年を迎えたアーティストたち
3. BABYMETAL、結成15周年に日本人グループ初の快挙を達成
4. IP開発はアニメ分野が本格始動/アミューズクリエイティブスタジオ
5. 映画『国宝』の記録的大ヒット
1. 新たな才能との出会いを求めて、新人発掘オーディション続々開催
アミューズグループは創立50周年に向けさらなる成長を実現するため、2024年10月1日付で組織改編・会社分割を行い、中核事業であるアーティストマネージメント事業において社内カンパニー制を導入しました。これにより、9つのプロダクションが新設され、各カンパニーがそれぞれの強みを生かしてアーティストの才能の発掘・育成・発信に取り組んでおり、一年を経たずして、3つのカンパニーがそれぞれの形で新人発掘オーディションを開催しました。TOPICSオリジナル企画の「アミューズ人」では、インタビューを通してそれぞれが取り組む挑戦と、その原動力となる社員やアーティストの想いをお伝えしています。
■プロダクション6 『AMUSE AUDITION 2025 「It’s ME~心躍る人生~」』

社内カンパニー制導入後まもなく開催したのが、s**t kingzと茅島みずきをアンバサダーに迎えた、プロダクション6主催の『AMUSE AUDITION 2025 「It’s ME~心躍る人生~」』。「アミューズ人」のインタビューでプロダクション6の代表・清水は、「全国各地に眠っている才能の原石を見つけ、プロデュースしたい」という想いを原動力に、ジャンルにとらわれないオーディション企画を立ち上げたことについて語っています。俳優、バラエティ、アナウンサー、モデル、ダンサーなど多彩なジャンルのアーティストを手掛けてきた清水の経験を背景に、エンターテインメントの世界で活躍したい人が「これが、私!」と自信をもって表現できるよう、11名のクリエイターをサポート役に迎え、同時にマネージャーやスタッフの募集も行うなど、新たな出会いを多角的に創出する試みとなりました。 審査を勝ち抜いたオーディション合格者たちは、未来の活躍に向けて、歌・ダンス・演技のレッスンに日々励んでいます。
▽アミューズ人/プロダクション6 [前編] ―カンパニー制の導入で 「やりたいこと」がスムーズにできるように―
https://www.amuse.co.jp/topics/2025/01/post_266.html
■プロダクション4「Brightオーディション2025」

2025年8月17日(日)、Zepp DiverCity(TOKYO)にて、グループ活動に興味のある10歳~18歳(性別不問)の方を対象とした、アミューズ初の新グループ候補生オーディション「Brightオーディション2025」を開催しました。このオーディションは、アミューズ令和初のボーイズグループ「The Right Light(ザ・ライトライト)」のプレデビューLIVEと2部構成で実施された点が大きな特徴です。プロダクション4代表・下井は、「アミューズ人」のインタビューのなかで、このオーディションの構成にした理由を「彼ら(The Right Light)の姿を見て、"自分もこうなりたい"と思ってくれる人に出会いたいから」と語り、次世代の才能への期待と熱意をにじませました。参加者たちは30秒の自己PRで自身の魅力をアピールし、見事合格をつかんだ5名が、新しい挑戦の幕を開けました。また、The Right Lightは11月に待望のデビューを果たし、12月13日(土)にはSHIBUYA CLUB QUATTROにてデビューLIVE『YES』を開催。約500人の前でプレデビューLIVEからより一層レベルアップしたパフォーマンスを披露しました。これからの音楽シーンを照らす「光」となるべく成長を続ける彼らの今後の活動にも、ぜひご注目ください。
▽アミューズ人/プロダクション4 [前編] 新グループ候補生オーディション「Brightオーディション2025」開催!―The Right Light に込めた覚悟と希望―
https://www.amuse.co.jp/topics/2025/07/_bright2025the_right_light.html
■プロダクション5 『AMUSE Audition 2025-26 「私が撮りたかった俳優の原石展」』

プロダクション5は、写真展「私が撮りたかった女優展/俳優展」とのコラボレーションによる女優・俳優発掘オーディションを開催しました。満12歳~25歳(性別不問)の方を対象とし、審査を経て2026年初春に開催される写真展にてグランプリを決定します。3次審査を通過したファイナリストは、一流のメイクアップアーティスト・スタイリストによりさらに魅力的に変身し、世界的フォトグラファー濱田英明氏の撮影を通して「まだ見ぬ自分」を見つけ出すという、新たな試みで才能の原石の発掘に挑みます。また、「アミューズ人」では、アンバサダーを務める俳優の細田佳央太にインタビュー。アーティストとマネージャーが近い距離で想いを形にして世に届けるという、アミューズならではの「プロデュース文化」に触れ、「どんな個性を持つ人でも、きっと活躍できる場所がある」と、未来の才能にエールを送りました。来春のグランプリ発表を楽しみにお待ちください。
▽アミューズ人/細田佳央太×新入社員クロストーク [前編] ―人のプロデュースからイベント制作まで "モノづくり"と向き合うアミューズ―
https://www.amuse.co.jp/topics/2025/08/post_273.html
2. 周年を迎えたアーティストたち


2025年は、多くのアーティストがアニバーサリーイヤーを迎え、精力的に活動した一年となりました。デビュー35周年を迎えた福山雅治は、8月より約7年ぶりのドームライブ『FUKUYAMA MASAHARU 35TH ANNIVERSARY DOME LIVE 2025 // SOUL』を開催し、全6公演で20万人を動員。ファンの皆様と駆け抜けた35年の感謝を感動へと昇華しました。また、Perfumeは、結成25周年、メジャーデビュー20周年となり、9月に「Perfume ZO/Z5 Anniversary “ネビュラロマンス” Episode TOKYO DOME」を開催。5年ぶりとなる東京ドーム前日に年内をもって活動をひと区切りし、“コールドスリープ”に入ることを発表。3人は、さらにパワーアップした姿で戻ってくる再会の日をファンの皆様と約束しました。
さらに、アミューズオフィシャルYouTubeチャンネルでは、デビュー35周年を迎えたBEGINと、デビュー20周年の節目に書籍『しらふ』を発売した吉高由里子のインタビューを公開。BEGINは35年の歩みと変わらぬ音楽への想いを語り、クイズコーナー「あの頃のこと覚えてる?」では、最初の出会いからこれまでの3人を振り返りました。吉高由里子は、歴代マネージャーのアンケートをもとにした企画「吉高さんってどんなカンジ(漢字)!?」を実施。「吉高を表す漢字1文字」をそれぞれのエピソードとともに紹介しながら、自身の軌跡をたどっています。ここでしかご覧いただけないオリジナルインタビューとなっておりますので、ぜひお楽しみください。
■アミューズオフィシャルYouTubeチャンネル内オリジナルコンテンツ「A!PRESS」
▽「BEGIN デビュー35周年記念インタビュー」
https://youtu.be/Td1lbZPl8ZU
▽「吉高由里子 デビュー20周年記念インタビュー」
https://youtu.be/A4NiY2sBX0w
3. BABYMETAL、結成15周年に日本人グループ初の快挙を達成

今年結成15周年を迎えたBABYMETALが、日本人グループとして史上初の快挙を次々と成し遂げました。まず5月には、イギリス・ロンドンの約2万人収容のO2アリーナで日本人グループ史上初となる単独公演を開催し、SOLD OUTで完遂。その勢いのまま8月にリリースした4枚目のアルバム『METAL FORTH』では、全米総合アルバムチャート(Billboard 200)で初登場9位を記録し、こちらも日本人グループ初のTOP10入りという歴史的快挙を達成しました。また、リリースに合わせて8月に公開したTOPICSオリジナル企画「アミューズ人」では、名物プロデューサーのKOBAMETALが登場し、海外ツアーを”マグロ漁船”に、アナリティクスのデータを”魚群探知機”に例え、BABYMETALという船の船長として舵を取りながら、時代とタイミングを的確に読み取ることの重要性を語っています。2026年1月にはさいたまスーパーアリーナでの公演も控え、国内外でのさらなる活動を加速させていくBABYMETALに今後もご期待ください。
▽アミューズ人/BABYMETALプロデューサー・KOBAMETAL[前編]「BABYMETALは一艘の船で ワタクシはその船長」
https://www.amuse.co.jp/topics/2025/08/babymetalkobametalbabymetal.html
4. IP開発はアニメ分野が本格始動/アミューズクリエイティブスタジオ


近年注力しているIP開発事業や、映像・舞台の製作事業を担う、アミューズクリエイティブスタジオ(2024年10月新設)は、webtoonやマンガのオリジナル作品数を順調に増やし、ドラマ化でも着実に実績を重ねてきました。これについて、TOPICSオリジナル企画「アミューズ人」のインタビューで、コンテンツ企画製作部の部長・阿南は、webtoonやマンガなどの原作に加え、ドラマ化に伴うキャスティング、主題歌、挿入歌まで提案できることがアミューズグループの強みだと語り、「出版だけではない利益が生まれ、IPの価値をさらに向上させ戦っていける」と、今後の成長への確かな手応えを強調しました。
そんなアミューズ クリエイティブスタジオが初めて企画・プロデュースした今村翔吾原作のアニメ『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』の放送が、豪華声優陣とともに2026年1月に決定しています。また、中国の大手動画配信サイト「bilibili」との共同企画・プロデュースで、webtoon作品『エレキシード(ELECEED)』のアニメ化、作品の世界配信も決定しており、いよいよアニメ分野での展開が本格的に始動します。多彩なコンテンツを生み出す今後の挑戦に、引き続きご注目ください。
▽アミューズ人/IP開発を軸にしたアミューズクリエイティブスタジオ―「この会社の作品だったら見たい」と思ってもらえる存在に―
https://www.amuse.co.jp/topics/2025/10/ip_1.html
5. 映画『国宝』の記録的大ヒット

歌舞伎を題材に、吉沢亮が主演を務めた映画『国宝』は、観客動員数が約1,231万人、興行収入が173.7億円を突破し(2025年11月24日時点)、邦画の実写作品の歴代最高興行収入を22年ぶりに更新する記録的な大ヒットとなりました。役を演じるにあたり歌舞伎の稽古から撮影まで1年半もの時間を費やした吉沢は、「第17回TAMA映画賞」、「第50回報知映画賞」で最優秀男優賞を受賞するなど、その演技で高い評価を受けました。アミューズオフィシャルYouTubeチャンネルでは、授賞式でのスピーチの様子を公開し、吉沢は李相日監督をはじめ、作品を支えたスタッフへの感謝の言葉を語っています。
『国宝』は米アカデミー賞国際長編映画賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞の候補作品にも選出され、世界的な展開にも期待が高まっています。吉沢は2026年にミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』への出演も控えており、今後のさらなる活躍にご期待ください。
■アミューズオフィシャルYouTubeチャンネル内オリジナルコンテンツ「A!PRESS」
▽「第17回TAMA映画賞」授賞式
https://youtu.be/UjeoVpIXCms
▽「第50回報知映画賞」表彰式
https://youtu.be/kI1mx_YvzQ4
最後に、これからもエンターテインメントというモノづくりに真摯に向き合い、驚きと感動をもって世界に挑み続けてまいります。
2026年のアミューズグループにもどうぞご期待ください。