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日本人が海外で拘束された「あの事件」と酷似!? 発売直後から公安関係者の注目を集める、現役記者の描いた「小説」

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一冊の「小説」が、スパイ事件などを担当する公安警察の外事担当者やインテリジェンス業界で話題となっているという。日本人がアジア某国で相次いで拘束された「あの事件」と、登場人物の一人の背景・設定が酷似しているというのだ。

その「小説」とは、『マルトク 特別協力者 警視庁公安部外事二課』。執筆したのは、現役のニュース記者であるTBSの竹内明氏だ。竹内氏は長年、「ハム担」つまり公安担当を務め、また米国特派員として9・11米同時多発テロ直後の米国情勢について、CIAやFBIへの取材を重ねてきた、現役キャスター。

平日は毎日、TBSの夕方のニュース、Nスタニューズアイに出演。記者として取材活動も行うかたわら、昨年からは小説作品の発表も行っている竹内氏。これまでインタビューなどで、「なぜ、記者が小説を書くのですか?」と問われるたびに、「公安や外事の事件では、取材の過程で、ニュースとしては公表できない事実を知ることがあります。そうしたものを小説の中に織り込めば、この国の『真実』を、少しでも読者に伝えられのではないかと思ったのです」と答えている。

『マルトク』は、警視庁公安部の元エースでありながら、上層部に潜む「敵」の存在に気づき、組織を追われた男を主人公に描かれる、スパイ・ハンティング・ミステリ。小説としての面白さもさることながら、私たちが普段、何気なく平穏に暮らしている日本で、実際に公安警察が行っている尾行や監視の場面が詳述され、私たちの目の前で公安の諜報戦が展開されているのだと実感させられる点も新しい。今秋、ぜひ読んでおきたい一冊になりそうだ。

◆書誌情報
『マルトク 特別協力者 警視庁公安部外事二課 ソトニ』
著者:竹内明
発売日:2015年10月20日
定価:本体1,500円(税別)
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062197496

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