パナソニック株式会社は、参画した「中之島フェスティバルタワー」の照明設計で、北米照明学会(IES、本拠地:ニューヨーク)主催の「2013 IES Illumination Awards(北米照明学会照明賞)」の「Award of Merit(部門佳作)」を株式会社 日建設計と連名で受賞しました。
北米照明学会照明賞は、照明学の権威として知られる北米照明学会が主催する、照明設計を対象とした国際的な照明デザイン賞で、その専門性・創意工夫・オリジナリティを評価の対象としています。「Award of Merit(部門佳作)」は、有効な貢献をした照明デザインに授与されます。
【評価ポイント】
今回の照明設計では、LEDを長寿命や省エネという観点からだけでなく、「光が闇の中に確かな存在感を示し、訪れた人をもてなす」という照明デザインコンセプトを具現化するための最適な光源として用いました。きらめきのある華やかな光から、やわらかく落ち着いた光まで、LED照明と建築物が一体となって、上質で深みのある空間を創造しています。具体的には、照明器具自体の存在感を抑えて、建築の壁・床が強調される部分と、2つのシャンデリアに代表されるように、LEDの輝度を積極的に見せる部分を使い分けています。また、シャンデリアが、暗闇の中に光が浮かび上がるように、背景の輝度を極めて抑えるように設計。さらに、建築照明に関しては建築材料の陰影を効果的に見せて、建築物の素材感を醸し出すようにしています。今回はこのようなLED光源を用いた照明手法が評価され、受賞に至りました。
<関連URL>
▼パナソニック株式会社エコソリューションズ社 納入事例集
http://www2.panasonic.biz/es/works/
▼パナソニック LED照明 EVERLEDS
http://www2.panasonic.biz/es/lighting/home/j_everleds/index.html
▼IES Illumination Awards
http://www.ies.org/ia/
▼中之島フェスティバルタワー
http://www.festivaltower.jp/