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公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

【横浜市民ギャラリーあざみ野】あざみ野サロンvol.69「マイホームの夢とキッチンー台所は女の城か?」

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2020年に延期となった企画がいよいよ開催!

ジェンダー×アートの視点からキッチンの歴史を通して家事と建築の関りを紐解きます。

第一次世界大戦敗戦後のドイツで労働者のための住宅団地建設プロジェクトの中で誕生した「フランクフルト・キッチン」は、徹底した合理主義のもとで考案された新しい台所であり、現在では当たり前となっている「システムキッチン」のもととなった存在。設計には、当時女性としては稀にみる成功を遂げたウィーン出身のマルガレーテ・シュッテ=リホツキィが関わる。
誕生から100年近く経った現在、女性の社会進出に伴う家事の負担軽減のためにつくられたこのキッチンは、社会や女性にとってどのような存在となっていったのか、リホツキィの活躍とシステムキッチンの歴史をたどりながら家事と建築の関りを紐解いていきます。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/14302/table/846_1_ae5a83c13057f0e61e086aea78ccb9f0.jpg ]

◆講師プロフィール

田丸理砂(たまる りさ)
1963年生まれ。フェリス女学院大学国際交流学部教授。専門はドイツ文学、ジェンダー論。ドイツ言語圏の文化を中心に、「女性と表現」をテーマに研究。著書に『髪を切ってベルリンを駆ける!―ワイマール共和国のモダンガール』(フェリス女子学院、2010年)、『「女の子」という運動――ワイマール共和国末期のモダンガール』(春風社、 2015年)。共著、編著に『ベルリンのモダンガール―1920年代を駆け抜けた女たち』(編著、2004年、三修社)、『ドイツ文学を担った女性たち―その活躍の軌跡』(共著、2008年、鳥影社)など。

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