
愛知県豊橋市の「マンホールカード」がリニューアルされ、2025年12月17日(水)から配布をスタートしました。今回のカードは、豊橋駅周辺に実際に設置されている市電や手筒花火などが描かれた3種類のカラーマンホールをモチーフにしたデザイン。カードを集めながら、本物のカラーマンホールもぜひまちなかで探してみてください!
まちの個性を伝える「マンホールカード」とは?


マンホールカードは、下水道への理解と関心を高めることを目的に、全国の自治体が独自のカラーマンホールをモチーフにして作製しています。各カードには、マンホール蓋の写真をはじめ、設置開始年やデザインの由来などが紹介されています。
豊橋市のカラーマンホールの歴史は1996(平成8)年にさかのぼります。市制施行90周年を記念して初めてカラーマンホールを3枚制作し、上下水道局やこども未来館ここにこの敷地内に展示してきました。その後、2016(平成28)年度に3種類のマンホールカードを製作して配布。今回リニューアルしたカードには、2018(平成30)年に色等を更新したカラーマンホールが掲載されています。現在、これらのカラーマンホールは豊橋駅周辺に3枚、公会堂に1枚を設置しています。
デザインその1「三河港」
3種類のカードはいずれも豊橋の魅力がいっぱい詰まっています。まず「三河港」は、30年以上にわたり自動車の輸入台数、金額ともに日本一の国際貿易港「三河港」を中心に、人・緑・港・街が調和する豊橋の姿を表現しています。

配布場所:豊橋観光案内所(豊橋駅構内)
住所:愛知県豊橋市花田町西宿無番地
日時:9時00分~18時00分(1月1日は休み)
電話:0532−33−9531
蓋の設置場所:豊橋駅西口
その他:下水道には汚水と雨水を別々に流す「分流式」と、その両方を流す「合流式」があり、本マンホール蓋は分流式の汚水用と合流式に使用しています。
デザインその2「市電と公会堂」
「市電と公会堂」は、国の登録有形文化財である豊橋市公会堂を背景に、「市電」の愛称で市民に親しまれている「路面電車」と市の花「ツツジ」をあしらったデザインです。公会堂は昭和初期の薫りを残す重厚感のある外観を有し、映画やドラマのロケ地としても数多く利用されています。

配布場所:豊橋市役所東館1階 じょうほうひろば
住所:愛知県豊橋市今橋町1番地
日時:平日8時30分~17時00分(土・日・祝日、年末年始は休み)
※1月1日以外の市役所閉庁日は、観光案内所で配布
電話:0532ー51ー2037
蓋の設置場所:公会堂前、市電乗り場豊橋駅前
その他:本マンホール蓋は中心市街地の汚水と雨水を両方流す「合流式」に使用しています。
デザインその3「手筒花火と吉田城」
「手筒花火と吉田城」は、豊橋発祥といわれる「手筒花火」を前面に描き、背景に市民の水源である「豊川」、市の木「クスノキ」、市のシンボル「吉田城」を配したデザインです。手筒花火は火薬を詰めた竹筒を人が抱えて放揚する花火で、噴き上がる火柱は圧巻。クライマックスは「ハネ粉」という火薬に火が付く瞬間で、大音響とともに締めくくられます。

配布場所:二川宿本陣資料館
住所:愛知県豊橋市二川町字中町65番地
日時:9時00分~17時00分(毎週月曜休館。月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日が休館。年末年始は休館)
電話:0532ー41ー8580
蓋の設置場所:豊橋鉄道渥美線新豊橋駅前
その他:本マンホール蓋は汚水と雨水を別々に流す分流式の雨水用に使用しています。
※「手筒花火と吉田城」はここにこの改修休館に伴い、現在は二川宿本陣資料館で配布しています。リニューアルオープン後は、ここにこで配布予定です。
マンホールカードの配布は12月17日(水)からスタート。
配布は一人一枚、無料で渡しています。なくなり次第終了です。
マンホールカードを通じて、下水道やまちの魅力について理解を深めてみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先
豊橋市上下水道局 営業課
電話番号:0532-51-2761
公式HP https://www.city.toyohashi.lg.jp/30054.htm