第3回 岩谷産業 牧野明次会長
「どうすれば成長するのか」「なぜその決断をしたのか?」「どんな信念を持っているのか?」などなど、
普段のニュースから知りえないビジネスや人生のヒントを学ぶ!笑いあり、突っ込みありの、観れば得する経済トーク番組。
日経スペシャル 関西リーダー列伝 9月26日(日)14時~放送
この番組は大阪・関西の未来を変えるリーダーの「人」を徹底的に掘り下げる番組です。
その人の知られざる過去と現在の挑戦をVTRで再現。
さらに本人をスタジオに招き、MC福澤朗とコメンテーターが、根掘り葉掘りパーソナルを紐解きます。
番組HP https://www.tv-osaka.co.jp/sp/kansai_leader/
第3回のリーダーは、創業90年!総合エネルギー企業・岩谷産業の牧野明次会長80歳。
誰でも知っているカセットガスのメーカーとして知られる岩谷産業だが、実は日本の水素エネルギー開発の先駆者であり、液化水素を日本で唯一生産できるオンリーワン企業でもある。日本が脱炭素=カーボンニュートラルを唱えたことで今、CO2を排出しない水素エネルギーは俄然注目を集めている。
創業者である岩谷直治の「いずれ水素の時代がくる」との慧眼を信じ、
そのDNAを引き継ぎつつ水素事業を地道に、時に強引に推し進めたのが牧野会長。
その波乱万丈の半生を再現ドラマ化。あの大物政治家からの政治の道への勧誘、労使の対立、突然のアメリカ赴任、ガス会社への転籍、様々な難局を乗り越えて2000年、社長に任命される。
就任後、経営者として3年で住宅会社など66もの関連会社を清算、役員の数を半減などの大改革を断行、ガス、エネルギーといった本業に投資を集中させる。
そんな中で周囲の反対を押し切って100億円を投資、堺に建設したのが液化水素工場「ハイドロエッジ」だ。この強引にも見える経営術の裏付けとなっている哲学とは?
また水素自動車として注目されるトヨタミライの試乗、路線バスへの導入など普及が徐々に進んでいる状況をリポート。
ただし普及を促進するには価格が高いという最大の課題が・・・牧野会長は「2030年までに水素の価格を3分の1にする」と話す。そのカギを握る輸送の実証実験が今まさに進んでいた。そして牧野会長は番組だけに新たなプランを明かした。
水素にかける牧野会長の熱い思いとすぐそこまで来ている水素社会の未来を司会の福澤朗が楽しく突っ込みながら紐解く。
出演者
司会 福澤朗
コメンテーター 羽野晶紀 門倉貴史(BRICs経済研究所代表)