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株式会社PR TIMES

PR TIMES、2021年2月期第1四半期 四半期決算を発表

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- 前四半期比、前年同期比でともに増収増益を達成 -

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証一部:3922)は2020年7月14日(火)、2020年度第1四半期(2020年3月~5月)の四半期決算を発表いたしました。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/112/table/1011_1.jpg ]

(1)2020年度第1四半期 四半期決算

2020年度 第1四半期の業績は、売上高 8億1900万円(前年同期比121.4%)、営業利益 2億7700万円(前年同期比138.3%)、当期純利益 3億8100万円(前年同期比281.9%)となりました。前四半期比、前年同期比でともに増収増益を達成いたしました。
また前四半期比で、売上高は112.9%、営業利益は787.8%、当期純利益は1035.8%となりました。
当期純利益が大幅に増加しているのは、マッシュメディアの吸収合併に伴い、合併差益による特別利益1億9200万円を計上したことによるものです。

※2020年3月1日付で子会社のマッシュメディアを吸収合併したため、2020年度より従来の連結決算から単体決算へと移行しております。

売上高は 8億1900万円(前年同期比121.4%)と過去最高の四半期売上高を更新しています。コロナ禍にあっても堅調に成長基調を継続しております。

四半期営業利益は2億7700万円(前年同期比138.3%)で、広告宣伝費が減少したこともあり、こちらも過去最高を更新しています。

四半期広告宣伝費は9600万円となりました。1月末頃から実施していた「PR TIMES」及び「Jooto」のテレビCMを停止したため、前四半期比で大幅に減少いたしました。

当社では積極的かつ規律ある投資により、事業成長と利益拡大のいずれも目指しています。
これまで事業規模が拡大するなかでも、売上高成長率25%以上を保ってきましたが、前四半期から25%を下回っており、今四半期も21.4%と低水準が続いております。
営業利益率は33.9%と高水準となっており、売上高成長率と営業利益率の合計は55.3%となっております。

2020年度業績予想に対する進捗状況についてご説明いたします。
業績予想の前提条件として、緊急事態宣言発令期間を5月6日までとしておりました。発令期間が5月25日まで延長されたものの、第1四半期が経過して、業績予想に対して順調に進捗しております。

売上高は通期予想 33億5700万円に対し、進捗率は24.4%、営業利益は通期予想 7億5700万円に対し、進捗率は36.7%です。2019年度第1四半期の進捗率は売上高が23.3%、営業利益が35.8%でしたので、前年同期と比べて若干上回る進捗となりました。

中間期予想に対しての進捗率は、売上高が54.1%、営業利益が110.9%となっております。新型コロナウイルス感染拡大による悪影響は現在も続いており、今後の状況次第では楽観視できないと考えております。

(2)2020年度第1四半期 サービス動向

主力事業のPR TIMESは、利用企業数は2020年5月末時点で、3万9940社となり、前年同期比で9660社増、前四半期比で3223社増となっております。国内上場企業のうち、40.3%が利用するまでに至っています。

第1四半期の新規利用企業社数は3223社、前年同期比で59.9%増と、過去最高を大きく更新いたしました。

2020年度第1四半期は、4万2926件のプレスリリースを配信いただきました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響から前年同期比で15.1%増、前四半期比で8.1%増と伸び率は低い水準に留まりました。

続いて、その他3つのサービスラインの動向もお伝えします。まずひとつめは、Webクリッピングです。
ユーザー数は9099名となり、前年同期比で3298名増、前四半期比で1020名増となりました。直近3ヵ月最もユーザー数を伸ばすことができました。

Saas型タスク・プロジェクト管理ツールのJooto(ジョートー)は、ユーザー数は22万1544名で、前年同期比で5万1010名増、前四半期比で1万4537名増となりました。

カスタマーサポートツールのTayori(タヨリ)は、ユーザー数は3万4377名となり、前年同期比で1万1565名の増加、前四半期比で3423名の増加となりました。
3つのサービスともにユーザー数は伸びているものの、有料課金率は極めて低く、投資フェーズが続いております。

(3)新型コロナウイルス感染拡大の影響と対応

2020年度第1四半期は、PR TIMES上で配信されたプレスリリースの内容に大きな変化がありました。
平常時ではそれほど多く見られなかった「テレワーク」「マスク」「消毒液」といった新型コロナウイルスに起因する内容のプレスリリースが増加いたしました。合計で、3月は1319件、4月は2691件、5月は2737件となっており、5月については、総プレスリリース件数の20%を占めております。「マスク」「消毒液」については、一時的に増加しているものと考えておりますが、「テレワーク」関連については、今後も取り組む企業が増加していくことが想定され、プレスリリースについても増加する傾向が長期的に続くものと考えております。

全体としては、前四半期にもご報告いたしましたとおり、2020年2月以降プレスリリースの機会が減少しております。平常時であれば第1四半期の時期に多く見られるゴールデンウィーク関連のプレスリリースについては、今四半期は524件となっており、前年同期比で半減いたしました。
今後もこういった状況が続くかどうかについては、不透明となっております。

長期契約ご利用企業様における緊急休業期間相当の契約期間延長について、アップデート情報があります。
前四半期でご案内したとおり、「PR TIMES」を長期契約ご利用企業様の中で店舗や施設を臨時休業している場合、休業期間中に休業に関わるプレスリリースしかないのであれば、最大1ヵ月間の契約期間を延長する措置をとりました。更に、休業期間中において、休業や再開、休業中の代替サービスなどのプレスリリースは無償で利用提供いたしました。
2020年5月4日に緊急事態宣言が延長されたことを受けて、これらの施策を1ヶ月延長いたしました。
当延長措置により単月で最大1300万円の減額を見込んでいた当社売上高は、計900万円の減額であることが確定しており、2021年度第1四半期までにかけて計上が分散されます。

当社のテレワーク方針についてご説明いたします。
緊急事態宣言発令を受けて、当社では、出社しなければ出来ない業務を除いて原則テレワークとし、約8割の従業員がテレワークへと移行しておりました。
緊急事態宣言が解除されてからは、リモート可能な業務はテレワーク推奨を継続しつつ、オフィス内にアクリルパネルを設置したり、ソーシャルディスタンスに気を付けながら、時差出勤とローテーション勤務を活用しております。
昨今、フルリモートワークへと移行を表明される企業様が増えていますが、当社では、クリエイティブな仕事は対面コミュニケーションで行う方が生産性が高いと考え、時差出勤やローテーション勤務とテレワークを併用する形を取ってまいります。
そのためオフィスは解約せず、現状契約のまま利用する予定です。

なお、テレワーク移行そのものの具体的な一つの実例として、他企業様にご参考にしていただければと考え、当社サービスである「Tayori」で作成した当社のテレワーク方針の社内情報共有ページを一般公開しております。
ぜひご覧いただけますと幸いです。
当社テレワーク方針:https://tayori.com/faq/af9bac57ae062f43dcd089dda73e62f640a217e1

現在、新型コロナウイルスに関連したプレスリリースが配信されない日はありません。当社はこの事態の収束に直接何か貢献できるわけではありません。しかしながらPR TIMESは社会的な情報インフラとして大きな役割を担えると信じています。PR TIMESから正確かつ受け手にとって有益な情報が配信されるよう厳正な対処を続けています。

また、当社ではコロナ禍の事業者様支援のためのプロジェクトを複数立ち上げています。
飲食店・施設・教室等の小規模事業者向けに、無料でPRのプロから提案を受けられる機会を用意する「4 MEETSプロジェクト - 出会うPR -」を5月1日より開始しています。フリーランスや小規模事業者のPRパーソンには、各事業者への提案を有償の仕事としてPR TIMESから依頼。事業者の相談とPRパーソンの提案は内容公開し、誰でも見られる社会の共有資産にします。そして、その提案を実際に発表する際には、PR TIMESでのプレスリリース配信を無償提供しています。
https://tayori.com/faq/4meets

そして、深刻な影響を受けている観光業界に向けて、株式会社TBWA HAKUHODOと一般社団法人FUKKO DESIGNと共同で、SNS上の旅行に対する価値観の激しい変化を分析し、そこから見えた20の新たな兆しとその後の打開策をまとめた『新しい時代に対応する観光復興ガイド』を6月30日に発表しました。本ガイドはご覧いただくことはもちろん、出典表記をしていただければレポート内容を自由に利活用いただけるものとなっています。観光復興ガイドをもとに実施された企画のプレスリリース配信に際し、100団体限定で無償利用いただける特別プランを用意し、情報発信をお手伝いします。
http://www.tbwahakuhodo.co.jp/uploads/2020/06/200630_kankofukko_guide.pdf

また、5月18日より、開発秘話や創業ストーリーなど企業・団体内に秘められた背景や裏話を当事者が自ら公式発表できる、新たな広報サービス「PR TIMES STORY(ピーアールタイムズストーリー)」を開始しました。コロナ禍で試合がままならないプロスポーツのオンラインファンイベント開催の裏側を語るストーリーや、商品開発ストーリー、ブランドの歴史を紐解くもの、伸びた理由を詳しく解説するストーリー等が各企業の当事者から投稿され、メディアや生活者の情報源として活用されています。
これまで「PR TIMES」はプレスリリース配信サービスとして、プレスリリースの価値向上と用途拡大に努めてきました。かつて報道発表資料としてメディア関係者のみに配布されていたプレスリリースは、今やインターネットを通じて生活者も楽しむニュースへと進化しており、「PR TIMES」ご利用企業は4万社を超えています。プレスリリースが、その語源を超えて今後さらに役割を拡張させるポテンシャルを強く信じる一方で、人々に根付いた語感や習慣によって役割が制限されてしまう事象もこれまで多く目にしてきました。それならば、プレスリリースとは別の企業発信の場を設けることで、これまで発表されてこなかった企業の中のストーリーを発信いただきたいと考え、「PR TIMES STORY」開始に至っています。
https://prtimes.jp/story/

わたしたちは今一度事業を通じてひとつひとつの情報を届けていきたい考えです。

※本プレスリリースおよび決算発表説明資料の端数処理につきましては、百万円単位未満の表示は切り捨て、%(パーセント)の表示は小数点第1位未満四捨五入を原則としております。
本プレスリリースおよび決算発表説明資料に記載した意見や予測は、資料作成現時点における当社の見解であり、その情報の正確性を保証するものではありません。
実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があることをご了承願います。

【株式会社PR TIMES会社概要】
ミッション: 行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名  : 株式会社PR TIMES  (東証一部 証券コード:3922)
所在地  : 東京都港区南青山2-27-25ヒューリック南青山ビル3F
設立   : 2005年12月
代表取締役: 山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
 - ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」(https://prtimes.jp/story/)の運営
 - 広報・PRの効果測定サービス「Webクリッピング」(https://webclipping.jp/)の運営
 - クライアントとメディアのパートナーとして広報・PR支援の実施
 - 動画PRサービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」(https://prtimes.jp/tv)の運営
 - カスタマーリレーションサービス「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
 - タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
 - スタートアップメディア「BRIDGE」(https://thebridge.jp/)の運営、等
URL   : https://prtimes.co.jp/

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