“電子書籍化絶対不可能”“ネタバレ厳禁”の仕掛けで30万部突破の大ヒット!
いまミステリー小説『世界でいちばん透きとおった物語』(杉井光・著/新潮文庫nex/5月1日発売)が、大ヒットになっています。全国書店で次々にベストセラー1位を獲得、完売店続出、数々の著名人から熱いコメントが届くなど、話題沸騰!発売直後から「今までに読んだ本で一番の衝撃」、「本の形をした芸術作品」、「何を言ってもネタバレになるから、スゴイとしか言えない」など次々に口コミが寄せられ、このたびさらなる重版が決定。発売から約5か月で累計発行部数30万部を突破しました。
■“電子書籍化絶対不可能”の仕掛け
本書には紙の書籍でしか実現できない、ある仕掛けが施されています。読者に“体験”をもたらす驚愕の企みに、仰天の口コミが次々に広がり、普段あまり本を読まない読者、特に10~20代にまで広がる異例のヒットとなりました。
紙の書籍ならではの仕掛けの裏側を著者の杉井光さんに聞きました。
「これまでの読書人生において一度だけ、読み終わった後にただ言葉を失うしかなかった、という本がありました。それに匹敵する純粋に強烈な読書"体験"を、読者にぶつけてみたい。そんな想いでこのアイディアをプロットに落とし込み、多くの方々の協力を得て本の形にしました。出版できたこと自体がすでにひとつの奇蹟です」
全国の書店員さんからも、「紙の本が持つ可能性、本への愛情を感じた」「本の素晴らしさを改めて教えてくれた1冊」などの感想が寄せられ、かつてないヒット現象をTBS系「王様のブランチ」「ひるおび」、朝日新聞「売れてる本」日経新聞「ベストセラーの裏側」など、数々のメディアが取り上げています。
■本書の仕掛けを読み解くヒント
・電子書籍化絶対不可能
・タイトル『世界でいちばん透きとおった物語』
・単行本ではなく文庫書き下ろし
■Youtube紹介動画が大バズ!
5/16に公開されたYouTuber「TERUちゃん」の紹介動画が大反響となり、「Amazon本の売れ筋ランキング2位」に急上昇!ネット書店、リアル書店で品切れが続出する事態となりました。↓
*【TERUちゃん@teru5300】今後の人生で記憶が消えない限りもう二度と見ないと思ったほどの衝撃作が爆誕した件について
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=-9v6qWGlh_E ]
■推薦コメント
・小説紹介クリエイター けんごさん
洗練された文章に惹き込まれ、清らかな物語に心を掴まれました。
・作家・北村薫さん
「 」の謎が解けた時、完結する透きとおった物語。ここに、純粋な、仕掛けへの愛がある。
■全国書店員さんから驚愕の声が続々届いています
・謎がどんどん解き明かされる過程でこの小説、もしや…?とその仕掛けに気付かされた時、「うわっ!!」と本気で声が出ました。ページめちゃくちゃ戻ってめくりました。いや、凄すぎません?この小説。もちろん、ストーリーにもめちゃくちゃ引き込まれました。ミステリ要素がちりばめられていてエンタメ小説としてもとても面白かったです。ネタバレせずにPOPを書くの悩みますね。(紀伊國屋書店ゆめタウン博多店 高橋まゆみ様)
・確かに「世界でいちばん透きとおった物語」です。これは読まないとわからない。(ジュンク堂書店柏モディ店 宮本美奈子様)
・感動しました。ラストの仕掛けも良かったです。本好きの方にお薦めの本だと思いました。(岩瀬書店富久山店 大内佳美様)
・なんて素敵な物語なんだろう。「紙の本だからこそ」と衝撃を受け、本というものの素晴らしさを改めて教えてくれた一冊。(旭屋書店新越谷店 工藤雅子様)
・驚いた、驚いた!鳥肌がたった。この本のしかけたるや。鳥肌がたつと同時に愛情がいっぱいに包まれた本だった。みんなの待ち望んだ答えがここにある。製本された時が楽しみです。(啓文社ポートプラザ店 大原奈緒様)
・このタイトルの意味が分かった時、目にした瞬間、一人の人間が最後までもがき苦しみ抱いていた強い想いによって世界が再構築されました。ラストの仕掛けはぜひとも物語を見てきたその目で確かめて欲しいと思いました。(紀伊國屋書店グランフロント大阪店 豊永大様)
■著者紹介:杉井 光(スギイ ヒカル)
電撃小説大賞の銀賞を受賞し、2006(平成18)年電撃文庫『火目の巫女』でデビュー。その後電撃文庫「神様のメモ帳」シリーズがコミカライズ、アニメ化。ライト文芸レーベルや一般文芸誌で活躍。他の著書に「さよならピアノソナタ」シリーズ、「楽園ノイズ」シリーズ、『終わる世界のアルバム』、『蓮見律子の推理交響楽 比翼のバルカローレ』などがある。
■書籍内容
衝撃のラストに、あなたの見る世界は『透きとおる』
大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが――。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。
■書籍データ
【タイトル】世界でいちばん透きとおった物語
【著者名】杉井 光
【発売日】2023年5月1日
【定価】737円(税込)
【判型】新潮文庫nex
【ISBN】978-4-10-180262-6
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/180262/