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ユニセフ報告会「歓声の隣でーウクライナ東部の忘れられた紛争」開催~アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使【プレスリリース】

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6月27日(水) 13時30分~ ユニセフハウスにて

アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使は、ウクライナ東部で続く紛争の状況と子どもたちや住民たちへの影響を取材するため、6月17日(日)から22日(金)まで同国を訪問しました。6月27日(水)13時半より、ユニセフハウス(東京都港区)にて報告会を行います。

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隣国ロシアに世界の注目が集まる中、ウクライナ東部では独立を訴える親ロシア派とウクライナ政府との紛争が5年目を迎えました。停戦が合意されたあとも東部ドネツク州とルハンスク州では両者の衝突が散発的に続き、子どもたちは砲撃や地雷の被害、教育の中断、避難生活など様々な影響を受けています。 ユニセフはウクライナにおいて、政府管理下にある地域と親ロシア派が支配する地域両方に活動の拠点を置き、紛争と隣り合わせで暮らす子どもたちやその家族への支援を続けています。

6月17日(日)に首都キエフに到着したアグネス・チャンさんは、翌18日(月)から21日(木)の4日間をかけて、東部2州にまたがるコンタクトライン(政府管理下にある地域と親ロシア派の支配地域とを分断する接触線)付近の町々をまわりました。そこには、命がけでインフラを守る人々や砲撃で家や家族を亡くした人々、逃げ場がなく紛争の只中で暮らさざるを得ない家族や平和を切望する子どもたちがいました。学校の地下に作られた防空壕には、少しでも子どもたちの恐怖を取り除くための遊具が置かれ、窓には土嚢が積まれていました。もともとは一つの国である両地域。毎日多くの住民が、コンタクトラインを越えて行き来しています。普段は取材が難しい検問所を訪れ、コンタクトラインを超えるために長い列をつくる人々も取材することができました。

ウクライナの状況は、シリアやイエメン、南スーダンなどで発生している危機と比べ、国際社会から注目され難く、”忘れられた危機”となっています。しかし、紛争下に日常がある子どもたちは、安心して暮らせる環境や基本的な社会サービスへのアクセスを奪われ、深刻な状況の中に置き去りにされています。

【アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使 ウクライナ報告会】

日時: 2018年6月27日(水)
     13:30-15:00 (13:00受付開始)
会場: ユニセフハウス(東京都港区高輪4-6-12)
対象:  一般・報道
定員:  130名(先着順・無料)
一般申込: 日本ユニセフ協会ホームページで受け付け中
https://www.unicef.or.jp/event/ukraine20180627/

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■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ(国連児童基金)の国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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