2023年7月28日(金)【場所】いわき市役所
「海と灯台プロジェクト」を推進する一般社団法人海洋文化創造フォーラム(東京都港区、代表理事:山本 徹)は、灯台擬人化プロジェクト『燈の守り人(あかりのもりびと)』を推進する『燈の守り人製作委員会』(東京都港区、プロデューサー:波房克典)との連携により、擬人化したキャラクターを用いて、地域の灯台を歴史・文化遺産として活用していく取り組みを推進しています。
この度、福島県いわき市の「塩屋埼灯台」を擬人化したキャラクターを製作し、その記念として、プロデューサーが2023年7月28日(金)、いわき市へ表敬訪問を行い、キャラクターの贈呈式を実施しました。
本取組は、灯台に新たな歴史・文化価値を創出する活動として、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

燈の守り人「塩屋埼灯台」キャラクターポスター

実施概要
「燈の守り人」キャラクター贈呈式、「海と灯台のまち」認定式
[表: https://prtimes.jp/data/corp/77920/table/1824_1_9b6e9fbd47e53531056245dd71c55c9c.jpg ]
内田広之 いわき市長 コメント
この度、いわき市に燈の守り人「塩屋埼灯台」のキャラクターを贈呈いただき、大変嬉しく思っています。
塩屋埼灯台が来年125周年を迎えるにあたり、素晴らしい贈り物です。
本日は波房プロデューサーから、塩屋埼灯台の歴史をふまえたキャラクター、そしてストーリーであると伺いました。塩屋崎には平安時代や江戸時代にかがり火が置かれた歴史があること、塩屋埼灯台は昭和時代にヒットした映画や歌の舞台であることなどをこの機に改めて発信していくとともに、塩屋埼灯台の産業遺産としての価値づけに取り組んでいきたいです。
燈の守り人製作委員会 波房克典プロデューサー コメント
「塩屋埼灯台」のキャラクターは江戸時代、海を照らすためこの地に置かれていたかがり火の番人が精霊となって灯台に宿ったもので、映画や歌にも縁がある灯台ということから、人懐っこい性格と設定しました。このように、「燈の守り人」は灯台固有の歴史にもとづいたエンターテイメントで、灯台が明治以降の日本の近代化に大きな貢献をしたという史実や、人知れず多くの命を救ってきたことを後世に伝える物語です。今後、コミックやボイスドラマ、グッズ展開などを通じて、塩屋埼灯台が活躍していきますので、ぜひご注目ください。私たちの取り組みをきっかけに、地域の皆さんに「塩屋埼灯台」を誇りに思っていただいたり、全国の皆さんに、城めぐりならぬ「灯台めぐり」を楽しんでいただくことを願っています。

<団体概要>
名称:一般社団法人海洋文化創造フォーラム URL:https://toudai.uminohi.jp/
名称:燈の守り人製作委員会 URL:https://akarinomoribito.com/
<事業概要>

灯台擬人化プロジェクト:燈の守り人(あかりのもりびと)https://akarinomoribito.com/
「燈の守り人(あかりのもりびと)」は、日本全国の灯台を擬人化したオリジナル・エンターテインメントです。「海と灯台プロジェクト」および燈の守り人製作委員会は、“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として、「燈の守り人」を通じて幅広い層に灯台や周辺の海の魅力や情報を発信し、灯台に足を運ぶ人を増やし、地域の海洋資源として、灯台に光を当てることを目指しています。
<燈の守り人 2023年度の活動>
1.キャラクター制作・・・2023年度は10灯台をキャラクター化
2.音声ドラマ・・・有名声優が登場する、オリジナル脚本による音声ドラマ
3.音声ガイド・・・有名声優による各灯台の概要説明をする音声ガイド
4.コミック・・・LINEマンガ、他にて縦読み漫画「燈の守り人 正伝」を掲載。また、Twitterにて4コマ漫画
「あつまれ守り人くん」を連載。

海と日本プロジェクト(うみとにっぽんぷろじぇくと) https://uminohi.jp/
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。