「デジタルの特性をいかして、深く、リッチに、即座に」 時代に応じた情報提供
株式会社朝日新聞社(代表取締役社長CEO:角田克)は8月10日、ニュースサイト「asahi.com」の開設30周年を迎えます。
asahi.comの開設は1995年8月10日で、パーソナルコンピューターが普及するきっかけとなった「Windows95」日本語版発売の約3カ月前でした。2011年5月に「朝日新聞デジタル」へと一新し、25年1月にはサービス名を「朝日新聞」に統一して、この30年間を読者のみなさまとともに歩んできました。
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朝日新聞オリジナルキャラクターの「マダニャイ」(左)と「デジモ」
「インターネット元年」に立ち上げ 進化を続けて
朝日新聞社のニュースサイトの歴史は、インターネットの発展の歴史に重なります。「インターネット元年」と言われた95年、多くのメディアがニュースサイトを立ち上げました。asahi.comはパソコンのサービスから携帯電話、スマートフォンなどに対応端末を増やし、SNSやYouTube、ポッドキャストなどのプラットフォームにも先駆的に展開してきました。
発足当初の編集部は8人でしたが、今や編集局のほぼ全員がデジタル発信にかかわっています。読者との双方向性を重視して言論を育むスタイルは、2000年の「e-デモクラシー」、2015年の「フォーラム」と受け継ぎ、記者が出演するイベント「記者サロン」にフィールドを広げています。自社内に動画・音声の収録スタジオも設けました。
全国高校野球選手権や衆院選・参院選のリアルタイム速報にも当初から力を入れ、全国紙ならではの取材力を生かした報道に力を入れています。
2025年1月にデジタル版のアプリをリニューアルするとともに、サービス名を「朝日新聞」に統一しました。今後も機能拡充やデジタルならではの報道を通じて、時代に応じた情報提供をめざします。
角田克・朝日新聞社代表取締役社長CEOのコメント
「デジタル空間で朝日新聞の存在感をさらに」 日本はネットでのニュースは無料、という世界的にも稀な状況にあるなかで、アサヒ・コムは30年、試行錯誤を繰り返してきました。デジタル版を始めたころは、社としても編集局としても、また記者個人の意識としてもデジタル社会の本格化を見通せていませんでしたが、いまは当時とは環境が一変しました。デジタルの特性をいかして、深く、リッチに、即座に。アサヒ・コムを引き継いだ朝日新聞のデジタル版を主軸として、デジタル空間での朝日新聞の存在感をさらに高めていきます。

角田克・朝日新聞社代表取締役社長CEO
30年間の道のり

ニュースサイト「asahi.com」
「紙面ビューワー」
[表: https://prtimes.jp/data/corp/9214/table/1931_1_3233abcd129ad02ae43216618b019952.jpg?v=202508090246 ]

ナガサキノート
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「クロニクル」お話します
「asahi.com」から「朝日新聞デジタル」を経て「朝日新聞」まで。本社デジタル編集部の立ち上げも担当し、ニュースサイトの進化に編集現場で長く関わってきた担当者が、その時々を振り返ってクロニクル(年代記)をお話します。朝日新聞社広報部までお問い合わせください。
