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2015年にデビュー30年を迎えたTUBEの甲子園ライブをWOWOWで独占放送!

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TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2015 at 阪神甲子園球場   10月31日(土)午後8:00[WOWOWプライム]

今年、デビュー30年を迎えたTUBE。彼らは今年一年間を“感謝熱烈 YEAR!!! ”と題して、例年以上に積極的なレコードリリースを展開。現在も継続中の春・夏・秋・冬シングル四部作。日本を代表する15組のアーティストによる提供楽曲11曲を収録した1枚と、セルフプロデュースによる1枚、という2枚組オリジナルニューアルバム『Your TUBE + My TUBE』。そして、初めてのオールタイム・ベストアルバムと、まさに怒涛のリリースラッシュを続けた。

そんな一年を通じた展開を通じて、彼らの幅広い音楽性と楽曲の完成度の高さが、改めて満天下に示された。ロックミュージシャン特有の「カリスマ性」やある種の「美学」の演出を一切行わない彼ら。ストイックなまでに音楽と向き合う彼らが積極的にパッケージ作品を発表し、それが配信が主流となりつつある2015年現在の音楽シーンで大きな反響と共に受け入れられた。そのことに溜飲を下げた音楽ファンは少なくないだろう。

レコードリリースだけではない。彼らは春からのホールツアーに加えて、年末まで続くツアー開催も発表、アニバーサリーイヤーを最後まで駆け抜ける決意を示した。デビュー以来のファンは勿論、新しい世代のファンも、日々の生活に寄り添うTUBEの音楽を一年を通じて堪能しているに違いない。

9 月23日、TUBEが毎年夏の恒例イベントとして行って来た甲子園球場でのスペシャルライブが開催された。デビュー以来30年に渡り、日本の夏を熱い感動と興奮で彩って来た彼ら。「夏・海・音楽」の三本柱が彼らの活動の中心軸に位置していただけに、夏の野外スタジアムでのライブは彼らの音楽を満喫する最高のシチュエーション。“東の聖地”横浜スタジアムと並んで、甲子園球場は“西の聖地”として知られていた。残念ながら、甲子園球場でのライブは今回で最後であることが事前に発表されたため、最後の“西の聖地”でのライブを完全燃焼すべく会場を埋め尽くした3万人のファンたちは、いつも以上のテンションでライブに臨んだ。

開演時間を少し過ぎ、メンバーがメインステージ前に設置された特設ステージに姿を現す。「笑っても泣いても、最後の甲子園!」前田が満場の観客に向けて叫ぶ。その声をきっかけに、皆で創り上げる最後の「夏祭り」の幕が上がった。冒頭を飾ったのは1996年にリリースされた「Only You 君と夏の日を」。誰もの夏を彩ってきたTUBE夏の定番曲だ。もちろん、前田の歌声に合わせて大合唱が起きる。広瀬香美が提供した「おかげサマー」を挟んで、1988年にリリースされた「Beach Time」へ。あっという間に、甲子園球場が常夏のアイランドと化す。序盤は、いつも通りのパワフルなパフォーマンスで、ステージの熱量も場内のファンの体感温度も急上昇していく。

開演から1時間近く過ぎ、まだ明るかった空が少しずつ暗くなっていく。日が沈み、秋の到来を感じさせる風がそっと流れていく。月明かりが灯り、10月7日リリースの秋シングル「TONIGHT」が披露される。前田が「久しぶりに歌いながら泣いてしまった」と語る、切ないミディアムバラードだ。序盤でのアクセル全開のパフォーマンスから一転しての、アコースティックセッション。春シングル「いまさらサーフサイド」、夏シングル「SUMMER TIME」に続く一曲。夏だけではない。日本ならではの四季の移ろいに音楽で彩りを加えて来た彼らの、音楽家としての矜持が伝わる演奏だった。

その後も、鈴木福くんをゲストに迎えトークのやり取りの微笑ましさも観衆の心を解きほぐした「トコナツPaPa」、TUBEのスタジアムライブ定番の前田が噴水を浴びながら熱唱したバラード「LOVE SONG」など、緩急自在の構成でステージが展開されていく。

TUBEサウンドの骨格ともいえる角野のベースと松本玲二のドラムスが遠心力となり、甲子園球場をTUBEサウンドで包んでいく。そして、前田のパワフルなヴォーカルと春畑の変幻自在のギターが絡み合って、極上の「うた」と「メロディ」が、真夏の花火の様に夜空に放たれていく。ニューアルバム「My TUBE + Your TUBE」収録曲や30年のキャリアを彩る名曲・ヒット曲が次々に披露されていく。

圧巻は、「恋してムーチョ」を皮切りに繰り広げられたメドレーと怒涛のロックナンバーの演奏だった。彼ら初の移動式ステージで、アリーナ席はもちろん、スタンド席のファンたちの一番近いところで感謝の想いを込めて、全身全霊の演奏を続けるTUBE。満場の観客と一体となったメンバーの姿は、あまりに圧倒的だった。スタジアムバンドとして君臨する彼らの“巨像”の輪郭が露わになった瞬間だった。

一年間限定の応援団長・片岡愛之助の進行によるウェーブ継続時間の世界記録達成で、会場を埋め尽くした全てのファンがひとつになってTUBEに感謝の気持ちを届ける。そんな3万人の愛を全身で受け止めた彼らがアンコールの最後に歌った曲、それは「夏よありがとう」だった。前田の歌に合わせて、全員が大合唱する。「TUBEのファンは世界一」とメンバーが胸を張る、その素敵過ぎる関係性が伺われた。

「甲子園に音楽の神様がいるような気がします。阪神甲子園球場の皆さん、コンサートスタッフの皆さん、そして、何よりずっと我々を支えてきてくれたファンのみんな!心からありがとう」

前田が改めて感謝の言葉を語り、最後の甲子園ライブの幕は下りた。

TUBEの演奏はもちろん、ステージに彩りを加えたダンサーのパフォーマンスも花火や水柱の演出も舞台セットも、全ては30年間応援し続けてくれたファンへの感謝の気持ち、甲子園球場への感謝の気持ち、音楽への感謝の気持ちに連なっていた。そんな彼らのデビューから変わらない真摯な姿勢が、音楽の純度をどこまでも高めていく。彼らの音楽が何故聴き手に特別な感動を与えてくれるのか。その理由がわかった気がした。彼らが最後の甲子園球場でファンと共に創り上げた極上の音楽空間を、番組で堪能して欲しい。

■■■WOWOW番組情報■■■
TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2015 at 阪神甲子園球場
10月31日(土)午後8:00[WOWOWプライム]
収録日:2015年9月23日
収録場所:兵庫 阪神甲子園球場
番組特設サイト http://www.wowow.co.jp/music/tube/

<関連番組>
TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2014 at 横浜スタジアム ~甲子園ライブ直前スペシャル~
10月31日(土)午後6:30[WOWOWプライム]

TUBE 30th SUMMER, the beginning
10月31日(土)午後5:00[WOWOWプライム]

■■■TUBEニューシングル詳細■■■
タイトル:TONIGHT
発売日:10月7日(水)
<TRACK>
M1. TONIGHT <作詞:前田亘輝/作曲:春畑道哉/編曲:鳥山雄司>
M2. Endless Way<作詞:松本玲二/作曲:松本玲二/編曲:鳥山雄司>
M3. シャララ(TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2014 -TIME TRAVEL 29-@横浜スタジアム2014.8.23)※通常盤のみ収録
M4. TONIGHT(Instrumental)

◆初回生産限定盤:【CD+DVD/三方背BOX付】AICL-2959~AICL-2960 ¥1,700(税込)
※初回盤には「TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2014 -TIME TRAVEL 29-@横浜スタジアム2014.8.23」ライブ映像DVD付
◆通常盤:【CD】AICL-2961/¥1,300(税込)
※通常盤のみ「シャララ(TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2014 -TIME TRAVEL 29-@横浜スタジアム2014.8.23)」ライブ音源を追加収録
■ TUBE Official Website
http://www.tube-net.com/
■TUBE Official Facebook
https://www.facebook.com/TUBE
■TUBE Twitter
https://twitter.com/tube__official

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