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有限会社 SUAKX

建築の記録を、自分たちの手元に。ローカルファーストの CDE「.cde」を Microsoft Store で提供開始

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設計データと変更履歴が利用者の PC に残る共通データ環境。クラウドを介さず、専用ソフトなしで 3D を確認

有限会社SUAKX(兵庫県西宮市・代表 和久浩之)は、建築プロジェクトの共通データ環境(CDE)である Windows アプリ「.cde(ドットCDE)」を、令和8年8月8日 午前8時より Microsoft Store で提供開始します。

CDE とは、BIM モデル・図面・資料といった建築プロジェクトの成果物と、その確認・意思決定の記録を、関係者が共通の環境で扱うための仕組みです。BIM 運用の国際標準(ISO 19650)で中核に置かれ、日本でも建築確認申請の BIM/CDE 化が国の施策として進んでいます。既存の CDE の多くは海外事業者のクラウドサービスですが、.cde はこれをローカルファースト--データと履歴を利用者の PC と、利用者自身が決めたサーバーに置く形--で実現します。
開発の背景
BIM の普及で建築の設計は3次元へ移り、図面だけでなく、3D で建物を確かめながら進める時代が来ています。一方で現場では、設計データが何度も更新され、「どれが最新か」「前回から何が変わったか」を追うのが難しいという課題があります。3D モデルを開くには専用ソフトが必要で、関係者全員が見られるわけではありません。

開発の出発点には、ひとつの考えがあります。BIM はどんどん便利になってほしい。ただし、意思決定と記録の置き場所はオープンであるべき--。メールで残した記録はあとから誰でも読めるのに、特定のサービスの中に残した記録は、そのサービスが続き、契約が続いている間しか読めません。建物は何十年も使われるのに、その判断の記録が読めるかどうかを、外部サービスの存続に賭けてよいのか。

そこで開発したのが、ローカルファーストの CDE「.cde」です。データと履歴を利用者の PC に、開いた形式のまま置きます。節目ごとに原本を保存し、いつでも過去に戻り、変更点を比べられます。読み出しに誰の許可も要らず、無料公開のコマンドライン版でも同じデータをいつでも読めます。サブスクリプションは、これを慣れ親しんだ画面操作で使うためのものです。サブスクリプションをやめても、記録は利用者の PC に残り、読み続けられます。

ファイル管理には、ソフトウェア開発の世界で標準となっているバージョン管理システム(Git)の考え方を取り入れています。ファイルを1つずつ管理するのではなく、プロジェクトの状態を節目ごとに保存して履歴で管理するため、ファイルのロックも、「日付+最終版」のようなファイル名の運用も、不要にできる設計です。
主な特長
- 実務のデータをそのまま入れられる保存できるファイルの種類に制限はありません。図面 PDF や資料もそのまま節目に含められます。IFC・Rhino(3dm)は、取り込むと閲覧用の 3D データに自動変換されます。
- 専用ソフトなしで、保存された状態を開ける意匠・構造・設備など複数の成果物を合わせた「その時点の状態」を、専用の設計ソフトなしで 3D 表示。回して、拡大して、部材の情報を確認できます。
- 前回から何が変わったかが、一目でわかる二つの節目を比べると、追加・変更・削除された箇所が色分けで表示されます。複数ファイルを合わせた状態での干渉チェック、断面(2点指定の垂直断面・水平断面)、寸法計測、視点の保存も行えます。
- データは利用者の PC の中で完結する保存も表示も PC 内で完結し、クラウドへのアップロードはありません。ネットのない現場でも、社内 LAN だけでも動作します。
- 同期先は利用者が決めるチームで使う場合は、SSH で接続できる自社サーバーを同期先として、送り・受け取りができます。同期先の作成・管理には、無料公開の CLI 版(コマンドを入力して操作する技術者向けの版。後述)を使用します。
- 契約が終わっても、記録は残るサブスクリプション期間が終了しても、データは利用者の PC 内に残り、追加済みプロジェクトの閲覧は継続できます。同じデータは、無料公開の CLI 版からいつでも読み書きできます。


前回から何が変わったかが、一目でわかる

料金
- 無料: 同梱サンプルの閲覧、およびサブスクリプション中に追加したプロジェクトの閲覧
- サブスクリプション(Microsoft Store 経由): 月額 2,000円(税込)- プロジェクトの追加・作成、節目の保存、チームとの同期
- サブスクリプション期間の終了後も、追加済みプロジェクトの閲覧は継続できます

無料の CLI 版は、すでに公開しています
.cde には、有料版とまったく同じエンジンを使う無料の CLI 版があります。CLI(コマンドライン・インターフェース)版とは、画面のボタンをクリックするのではなく、文字でコマンドを入力して操作する形式のプログラムです。技術者向けの形式ですが、機能が制限されているわけではありません。

CLI 版はすでに GitHub で公開しており、どなたでも入手できます。Windows 版のほか、macOS 版・Ubuntu 版も用意しています。また、同期先(remote)となるサーバー側での利用には、この CLI 版を使用します。

公開先: https://github.com/suakx/dotcde

CLI 版は、節目の保存・共有を含むすべての機能を持ち、同期先の作成・管理も行えます。つまり、利用者が自分のデータを扱えるかどうかは、本アプリの契約にも、当社の存続にも依存しません。この「降りられる先」は将来の約束ではなく、今日この場で確かめられる形で、すでに公開されています。

なお、保存済みデータの閲覧・取り出しは CLI 版だけで行えますが、IFC・Rhino 3dm を新たに取り込んで節目を保存するには、別途 Python 3.11 と解析ライブラリの用意が必要です(本アプリはこれを同梱しているため、利用者側の準備は不要です)。

本アプリは、この CLI 版のエンジンに、建築実務者が日常的に使える画面を載せたものです。サブスクリプションは、慣れ親しんだ画面で使うことに対するものであり、記録そのものは、いつでも無料の CLI 版で読み書きできます。
提供概要
- 名称: .cde(ドットCDE)
- 提供開始: 令和8年8月8日 午前8時
- 対応OS: Windows 10/11(x64・ARM64)
- 入手先: Microsoft Store
- 価格: 本体無料/サブスクリプション 月額2,000円(税込)
- サイト: https://dotcde.com
- 報道関係者向け資料: https://dotcde.com/press/
- 提供: 有限会社SUAKX

会社概要
商号: 有限会社SUAKX
所在地: 〒662-0036 兵庫県西宮市大井手町7-16
代表者: 和久 浩之 設立: 2004年2月
事業内容: ソフトウェアの企画・開発

本件に関する問い合わせ先

有限会社SUAKX
メール: dotcde@suakx.com

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