医療・教育・福祉・社会起業の専門家4名が登壇。深刻化する"支援現場の人材不足・燃え尽き"を背景に、支援者自身が消耗しない持続可能な子ども支援のあり方を議論する3時間のシンポジウム。

特定非営利活動法人アソビノマド(東京都、代表:鰐渕遊太)は、医療法人霜月之会との共催で、2026年6月27日(土)、子どもの支援に携わる人に向けたシンポジウム「それ、あなたのせいじゃない。」を、東京・日本橋(サイボウズ株式会社)とオンラインで同時開催します。
児童精神科医で信州大学医学部教授の本田秀夫氏が基調講演を務め、医療・教育・福祉・社会起業の各分野の専門家4名が登壇。深刻化する支援現場の人材不足・燃え尽きを背景に、"支援者自身が消耗しない持続可能な子ども支援"のあり方を議論します。
あなたのせいじゃない。
でも、そう思えない夜があるはずです。
子どものために、子どものためにと奔走しながら、
「あの子に、もっと何かできたんじゃないか」
「自分のやり方が悪かったのか」
――そう一人で抱え込んでいる支援者の方へ。
それは、あなたが弱いからじゃない。
気づかないうちに、"心理的な視野狭窄"に陥っているだけかもしれません。
2026年6月27日(土)、4人の登壇者が、その視野をひらきます。
■ 開催の背景
児童精神科医・本田秀夫氏は言います。
「子どもを変えることが支援だと思っている限り、支援者は燃え尽きていく」と。
医療モデルから社会モデルへ――この視点のシフトが現場に届かない限り、支援者は「自分の力不足」という重荷を一人で背負い続けることになります。
翌朝、「こう捉えればいいのか」と思えるために。
その重荷を、この3時間で一度おろしてください。
■ なぜ今、このテーマなのか(社会的背景)
子どもの「居場所」を必要とする状況は広がり続け、その最前線を支える人材の不足、離職が深刻な社会課題となっています。
・不登校の児童生徒数は35万人/過去最多更新
(出典:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」最新年度)
・精神疾患により休職した公立学校教員数は7,087人
(出典:文部科学省「公立学校教職員の人事行政状況調査」最新年度)
・福祉・保育・療育現場の人材不足/離職:事業所の64.7%が人材「不足」と回答
(出典:公益財団法人介護労働安定センター「令和5年度 介護労働実態調査」令和6年7月公表)
こうした数字の背景には、支援者一人ひとりが「自分の力不足」として課題を抱え込み、消耗していく構造があります。
本イベントは、その構造を専門家の視点から言語化し、現場が明日から実践できる"持続可能な支援"のかたちを共有します。
■ この4人が同じ場に立つ、奇跡の座組
医療・教育・福祉・社会起業――異なる4つの現場の最前線に立つ専門家が一堂に会することは、めったにありません。
立場の異なる4人が語るパネルトークだからこそ、「こう捉えればいいのか」という気づきが生まれます。
■ このイベントで持ち帰れるもの
1.「自分のせいじゃなかった」と、心からわかる感覚
支援者が自分を責めてしまう構造を、医療現場の視点から言語化。
今までのモヤモヤに、輪郭がつきます。
2.「シンプルに考えれば良かったんだ」という気づき
難しく考えすぎていた。そう思える瞬間が必ずあります。
4人の言葉が、複雑に絡まった思考をほぐします。
3.4つの視点が交差する、視野の広がり
医療・教育・福祉・社会起業――異なる立場の対話から、新しい捉え方が生まれます。
4.同じ現場で悩む人とつながる場所
懇親会では登壇者と直接話せます。
同じテーマで悩む仲間との出会いが、明日からの現場の支えになります。
■ 登壇者
【基調講演】

本田 秀夫(ほんだ ひでお)児童精神科医/信州大学医学部教授
信州大学医学部附属病院 子どものこころ診療部 部長。長野県発達障がい情報・支援センター「といろ」センター長。
1991年から約20年間、横浜市総合リハビリテーションセンターに在籍し、医療・療育の枠を超えて学校・保育・福祉現場と連携する支援を築く。「子どもの行動を治そうとするのではなく、環境や大人の関わり方を調整することで本人のストレスを減らす」という視点を一貫して提唱。
【パネリスト・ファシリテーター】

精神科医さわ(河合 佐和)精神科医。延べ5万人以上の診療に携わる。
「発達ユニーク」な娘2人をシングルで育てる母でもある。YouTube登録者13万人超。NHK「おとなりさんはなやんでる。」等メディア出演多数。
【パネリスト】

森村 美和子(もりむら みわこ)小学校教諭。「わからないことは、子どもに聴く」をモットーに「自分研究」を開発。特別支援の現場で30年実践を重ねる。文部科学大臣優秀教職員表彰受賞。NHK教育番組監修。
【パネリスト】

鰐渕 遊太(わにぶち ゆうた)元教員・公認心理師の社会起業家。
特定非営利活動法人アソビノマド代表理事。
「子どもは変えない。大人が見方を変えれば、子どもは変わる」を証明するために学校の外に飛び出し、都内5拠点・約180名の居場所をつくり続けている。
■ 開催概要
イベント名:シンポジウム「それ、あなたのせいじゃない。」
テーマ:本田秀夫先生と考える、持続可能な子どもの居場所と支援のかたち
日時:2026年6月27日(土)14:00~17:00
会場:サイボウズ株式会社(東京・日本橋)+オンライン同時開催
主催:医療法人霜月之会/特定非営利活動法人アソビノマド
登壇:本田秀夫(基調講演)/精神科医さわ/森村美和子/鰐渕遊太
参加費:会場・オンライン 各3,000円/懇親会付き 5,000円
申込:https://ibasyo-shien-0627.peatix.com/
■ 取材のご案内
本イベントは、報道関係者の取材を歓迎します。
・報道関係者の方には、取材枠(無料)をご用意しています。
・会場での写真撮影・収録についてもご相談に応じます。
・登壇者プロフィール、写真データ、当日資料の事前提供が可能です。
取材お申込み締切:2026年6月26日(金)
お問い合わせ:info@minanoha.com
■ 主催団体について
・特定非営利活動法人アソビノマド
「子どもは変えない。大人が見方を変えれば、子どもは変わる。」
この言葉を証明するために生まれたNPO法人。
Satellite School MINANOHA(文京区千石)、
Satellite School MINANOHA町田相原(町田市相原)を運営。
・医療法人霜月之会
「明日を生きたい」と思う人を増やすために。
精神科医さわ(河合 佐和)が2023年に設立した医療法人。
発達ユニークな娘2人をシングルで育てる母でもあり、「同じような悩みを持つ親子の支えになりたい」と塩釜口こころクリニック(名古屋市)を開業。