福島・東北を拠点に13年、330社以上の地域企業のDXに伴走してきたプレイノベーションが新会社を設立。営業に特化したAI社員サービス「EvoMate Sales」を2026年9月1日より提供開始予定

EvoMate株式会社 - 人とAIの共創で、進化し続ける組織へ
株式会社プレイノベーション(本社:福島県郡山市、代表取締役:菅家元志)は、現場で人と一緒に働くAI社員シリーズ「EvoMate(読み方:エボメイト)」を提供する新会社「EvoMate株式会社」(本社:福島県郡山市、代表取締役:菅家元志)を、2026年7月27日に設立しました。
あわせて、シリーズ第一弾となる営業AI社員サービス「EvoMate Sales」の提供を、2026年9月1日から開始予定です。
プレイノベーションは2013年の創業以来、福島県郡山市を拠点に、330社以上の地域企業のDX推進とデジタル人材育成に伴走してきました。これまで支援してきた中で生まれた課題感をもとに、地域企業がAI活用のどこでつまずくのか、現場に定着させるためには何が必要なのかを検証しました。その結果をもとに、AI活用支援の一事業ではなく、AI社員の開発・提供を専門に担う独立会社として、EvoMate株式会社を設立しました。
本日の発表内容
- AI社員シリーズ「EvoMate」を展開するEvoMate株式会社を設立
- シリーズ第一弾となる営業AI社員「EvoMate Sales」を2026年9月1日より提供開始予定
背景:地域の中小企業に、「覚えなくても使い始められるAI」という選択肢を
地域企業では、人手および人材の確保が年々難しくなっています。担い手の高齢化も進み、採用によって必要な人員を補い続けるという前提そのものが、成り立ちにくくなっています。東北では、2040年に働き手が53万人不足すると推計されています(経済産業省「地域の産業人材育成について」2026年3月)。
人が減ることで失われるのは、労働力だけではありません。
ベテラン社員が退職するたびに、顧客ごとの対応の勘所や、商談を前に進める段取り、長年かけて築いてきた取引先との関係性といった、会社固有の知識や経験も失われていきます。
こうした不足をAIで補おうとする動きは、地域でも広がっています。
プレイノベーションも2013年から、コンサルティング、勉強会・研修の実施、システム開発、システム導入後の伴走を通じて、地域企業におけるDX推進とAI活用を支援してきました。当社の担当者が現場に入り、利用方法や運用を一緒につくることができれば、AIは着実に定着し、業務の力になります。
一方で、人が直接伴走できる企業の数には限りがあります。また、支援の手が届かない現場では、AIを導入しても一部の社員しか使わない、利用を始めても数カ月で元の業務に戻るといった状況が起きています。
人がAIの使い方を学び、業務に取り入れていくことは、これからも重要です。専任の担当者を置ける企業では、その方法で成果を出すことができます。
しかし、一人が複数の業務を担う地域の中小企業では、全社員が新しい操作や使い方を覚えることを前提とした導入は、継続しにくいのが実情です。
地域の中小企業には、人がAIに合わせて学ぶ方法に加えて、AI側が会社の業務や判断基準を覚え、現場に適応していくという、別の選択肢が必要です。
複雑な操作を覚えなくても、日常業務の中で使い始められる。
それが、AI社員シリーズ「EvoMate」です。
1.AI社員シリーズ「EvoMate」を展開するEvoMate株式会社を設立
EvoMate株式会社は、現場で人と一緒に働くAI社員シリーズ「EvoMate」の企画・開発・提供を行う会社です。
EvoMateのブランドと事業運営を株式会社プレイノベーションから独立させ、製品開発と顧客支援に専任する体制を構築するために設立しました。
EvoMateの構想は、代表の菅家が事業構想大学院大学のプログラムや研究者との共同研究を通じて、練り上げたものです。地域企業への支援を続けるなかで抱いた課題意識を起点に事業構想として組み立て、今回の設立で実装に移します。
基盤となるのは、プレイノベーションが2013年から培ってきた、地域企業の業務改善、DX推進、人材育成に関する知見です。これを土台に、地域企業の現場に実装できるAIを開発します。
高度なAI技術を開発する企業の多くは、都市部に集中しています。一方で、地域企業の業務や組織、商習慣を深く理解しているのは、地域の現場に継続して関わってきた企業です。EvoMate株式会社は、その両方に足を置く会社として事業を進めます。
製品の中核となる考え方は、2025年から大阪公立大学大学院 情報学研究科の油谷知岐先生と進めている共同研究にもとづいています。テーマは「組織メタ認知」です。
メタ認知とは、自分がいま何をどう考えているのかを、もう一段上から見つめる力を指します。これを個人だけでなく組織として高める方法について共同研究を進めています。メンバー一人ひとりの学びや気づきを引き出し、AIで分析し、組織として何を話し合うべきかの観点を提示する。この流れを回す仕組みを検証してきました。成果は、電子情報通信学会 知能ソフトウェア工学研究会で2本の論文(※巻末に詳細記載)として発表しています。
EvoMate株式会社は、この共同研究による知見と、地域企業の現場で得られる実践知の双方を生かし、研究と実践を往復しながら製品を開発していきます。
また新会社は、専任の従業員を置かず、間接業務をAI社員が担う体制で立ち上げます。AI社員を提供する会社が、まず自社をAI社員で運営する。プレイノベーションでも自社業務へのAI活用を進めてきましたが、新会社ではそれを会社運営の前提として進めていきます。ここで得られる知見は、そのまま製品の改善と、お客様への導入支援に還元していきます。
※会社の基本情報は、巻末の会社概要に記載しています。
2.人とAIが共に働き、組織が学び続ける仕組みをつくる
EvoMateという名称は、Evolution(進化)とMate(仲間)を組み合わせたものです。現場で一緒に働き、会社とともに進化していく仲間。その意味を、社名とサービス名の両方に込めました。
EvoMate株式会社は、タグラインとして「人とAIの共創で、進化し続ける組織へ」を掲げます。
日々の業務の中で交わされた情報や判断を、AIが会社の知識として蓄積し、現場へ還元していく。人とAIが一緒に働く営みそのものを、組織の学びと成長につなげることを目指します。
AI社員シリーズ「EvoMate」には「すべての現場に、進化する仲間を」という言葉を添えています。
日々の仕事に一緒に取り組む中で、その会社の知識や仕事の進め方をAIが学び、自社専属のAI社員として育っていく。AIを人の管理や監視のための道具ではなく、人と共に働く仲間として設計するという考え方を、シリーズ全体で貫きます。
3.営業AI社員サービス「EvoMate Sales」を2026年9月より提供開始
シリーズ第一弾となる「EvoMate Sales」は、営業担当者の商談に同席し、議事録や日報、お礼メールの下書き、タスクの整理などを担う営業AI社員です。
基本的な操作は、商談を録音するだけ。複雑なプロンプトを覚えたり、商談後にAIへ細かな指示を入力したりする必要はありません。
商談で交わされた内容をもとに、議事録や日報を作成し、顧客へのお礼メールや次のアクションまで整理します。エクセルやシステムへの記録や転記に費やしていた時間を減らし、営業担当者が顧客との対話や提案に集中できる状態をつくります。
さらに、蓄積された商談記録、日報、タスクなどを横断的に分析。営業活動が停滞している箇所や、組織内で繰り返し発生している課題を可視化します。
利用を重ねるほど、その会社の顧客対応、営業プロセス、判断基準を学び、会社ごとの働き方に適応していく設計です。

EvoMate Salesの4ステップ
こうした、社内に蓄積された情報から組織の状態を把握し、課題と改善方法を整理する仕組みは、「Company Intelligence(カンパニーインテリジェンス)」という当社独自開発のシステムで実現しています。EvoMate Salesに限らず、今後のAI社員シリーズ「EvoMate」にも活用していきます。
日々の商談記録を単に保存するのではなく、会社の知識として蓄積し、営業活動の改善に活用していく仕組みです。
EvoMate Salesの機能、料金プランなどの詳細は、2026年9月1日に予定している提供開始時に改めて発表します。
※「EvoMate」「Company Intelligence」は、いずれも商標出願中です。
代表コメント

株式会社プレイノベーション 代表取締役
EvoMate株式会社 代表取締役
菅家 元志地域の現場では、新しいシステムや複雑なプロンプトを『覚える』こと自体が負担になり、AIが定着しにくいという現実があります。
だからこそ、使う人がAIに合わせるのではなく、AIが現場に寄り添い、日常業務の中で自然と使い続けられる設計が必要です。
EvoMateは、AIを人の管理や監視の道具ではなく、共に働く『仲間(Mate)』として再定義しました。
日々の仕事を通じて人とAIが学び合うことで、会社固有の知識が蓄積され、組織全体の知性(Company Intelligence)が高まり続けます。
人口減少により、人を増やし続けることができないという前提に立ちながらも、過去のやり方に固執せず、変化を学習しアップデートし続ける組織をつくる。
新会社に掲げた『人とAIの共創で、進化し続ける組織へ』というビジョンのもと、常識を覆すイノベーションを福島・東北から起こしていきます。
会社概要
EvoMate株式会社
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/104096/table/15_1_192997d3579500b1b7296d07ca7fcb31.jpg?v=202608080145 ]
株式会社プレイノベーション
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/104096/table/15_2_8ee2b61a11730c65ee8ff2e6fb97c120.jpg?v=202608080145 ]
関連発表・論文
本共同研究の成果は、以下の論文として発表しています。
- 油谷知岐, 菅家元志, 諸根理仁, 辺見直哉「構成員のスキルと関心を踏まえた組織運営戦略立案への生成AIの活用に関する初期的検討」電子情報通信学会 知能ソフトウェア工学研究会, vol.125, no.253, pp.43-48 (2025)
- 油谷知岐, 菅家元志, 諸根理仁, 辺見直哉「構成員個人の業務関連メタ認知知識を捉えた組織メタ認知活性化支援」電子情報通信学会 知能ソフトウェア工学研究会 (2026)
本件に関するお問い合わせ
担当者:佐藤、井坂
メール:info@evomate.jp
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