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株式会社神防社

神戸・都心で防災の会社が丹波産木材を使用した新社屋の建築を開始都市部で進む“木造回帰”-2026年10月完成へ

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増える豪雨災害に向き合う~「防災」と「森林保全」、ふたつの志が交わる場所

消防・防災設備の設計施工を手掛ける株式会社神防社(読み:こうぼうしゃ、所在地:兵庫県神戸市、代表取締役:辻真一、以下、「当社」)は、丹波産木材を使用した新社屋の建築を開始したことをお知らせします。施工は、林業から製材・加工・建築・不動産までを一気通貫で担うFOREST GROUP(株式会社栄建、代表:足立龍男、以下、「FOREST GROUP」)が担当、2026年10月の完成を予定しています。近年、建設分野では脱炭素の流れを背景に「都市部での木造建築」が加速しています。そうした中、防災を主業とする企業が“あえて木造を選ぶ”動きはまだ少なく、今回の取り組みは、森林保全・災害対策・都市開発を横断する新たな事例として注目されます。

新社屋の概要
所在地:神戸市中央区筒井町2丁目3-20(阪急神戸線 春日野道駅すぐ)
構造・工法:木造在来工法
延床面積:350.62平方メートル
使用木材:丹波産杉・檜等
着工:2026年4月
竣工予定:2026年10月
施工:株式会社栄建(FOREST GROUP)

なぜ、神戸の都市部に木造オフィスなのか
近年、豪雨や土砂災害の激甚化が続く中、その要因の一つとして「手入れされていない森林」の問題が指摘されています。一方、建設分野では脱炭素化の流れを背景に、木材利用を見直す動きが広がっています。こうした社会背景のもと、「木を使うこと自体が防災につながる」という考え方が、企業の具体的な行動として問われ始めています。また、この計画の背景には、建設業界における脱炭素化の加速や、国産材利用を後押しする政策の進展があります。防災を担う企業自身が、災害の「結果への対応」だけでなく、「原因へのアプローチ」に踏み出す動きはまだ少なく、本取り組みはその転換点となる可能性があります。

<防災>
森林は、土砂災害や洪水を防ぐ「緑のインフラ」です。適切に管理された山林は根を大きく伸ばし、土壌の保水力を高め、都市部を自然災害から守ります。逆に、放置された山林は倒木リスクや土砂崩れの温床となります。防災を事業の根幹に据える当社が、木造社屋を選択することは、防災の入口を「設備」から「森林」へと広げる意思表示でもあります。

<環境保全>
木材は、製造過程でCO2を大量に排出する鉄骨・コンクリートと異なり、炭素を固定したまま建物として長く活用できる資源です。都市部での木造建築の普及は、建設分野における脱炭素の実践であり、自然資本の保全に直結します。

<地産地消と地域経済の循環>
丹波地域は、武庫川・由良川・加古川という三つの源流を有する、兵庫県の水と緑の要です。この地で育った木材を、同じ兵庫県内の経済圏で消費することは、輸送コストの削減にとどまらず、林業・製材・建設・不動産・さらには食や観光への波及効果をもたらします。木を起点とした地産地消が、地域全体の経済循環を生み出します。

<地方創生の先進モデルへ>
川上(林業)から川下(建築・不動産)までを一気通貫で担うFOREST GROUPと、防災・SDGsの視点から里山保全に取り組んできた当社。両社が実践するこのモデルは、兵庫から全国へ発信できる地方創生の先進事例です。都市の企業が地域の森を選ぶことが、山を守り、川を守り、街を守る-そのサイクルを可視化することが、今回新社屋を建築する最大の目的です。

「防災」と「森林保全」、ふたつの志が交わる場所
当社は2008年の創業以来、消防設備の設計・施工から保守点検、防災コンサルティングまでを一貫して手がけてきました。「そこまでやるか!神防社」を合言葉に高品質なサービスを追求し、現在は神戸・大阪・東京に拠点を構える約100名規模の企業に成長。ひょうご産業SDGs認証事業においてはゴールドステージに認証されるなど、社会課題への取り組みを事業の柱に据えており、
KOBOhut事業はその象徴的な取り組みのひとつです。丹波の間伐材を活用した防災アウトドア小屋を企画・展開し、里山の適切な管理による土砂災害・洪水リスクの低減と生態系保全を事業として成立させてきました。
一方、施工を担当するFOREST GROUPは、林業・製材・加工・建築・不動産までを一気通貫で担う6次産業化モデルを実現しています。代表の足立龍男氏は丹波ウッドバレープロジェクトおよび一般社団法人丹波森林LSCの代表も務め、TNFD(自然関連財務情報開示)の知見を有するなど、森林資源の循環を経済活動として成立させることを事業理念としています。
「防災」を軸に社会課題へ正面から向き合う当社と、「森林循環」を軸に地域と木の未来を設計するFOREST GROUP。丹波の森林保全という共通の志のもとで長年にわたり協力関係を築いてきた両社が、今回の新社屋建築を通じてその思想を建物という形で社会に示します。

両社コメント
私たちは防災を通じて、人々の生命・財産・生活環境を守ることを使命としてきました。その一方で、自然災害の根本にある里山の荒廃という課題にも向き合ってきました。今回、丹波の木で新社屋を建てることは、私たちが信じる『本当の防災』を体現することでもあります。足立さんをはじめFOREST GROUPのチームには、木への深い敬意と確かな技術があります。その手で建てていただけることを、心から嬉しく思います。
<株式会社 神防社 代表取締役 辻 真一>

神防社様は、防災という切り口から里山保全と真剣に向き合ってきた会社です。その志の深さを長年間近で感じてきました。丹波には三つの川の源流があります。その水を守る山の木が、神戸の街でオフィスになる。川上から川下まで、人の暮らしを守るための循環が、この建物に込められています。2026年10月の完成に向け、丁寧に取り組んでまいります。
<株式会社 栄建 代表 足立 龍男氏>

栄建(FOREST GROUP)とは【会社概要】
会社名:株式会社栄建
代表者:代表 足立 龍男
設立:平成20年1月
所在地:兵庫県丹波市柏原町田路115-1
URL:https://eiken-net.com/
事業内容:一級建築士事務所

神防社とは【会社概要】
会社名:株式会社神防社(こうぼうしゃ)代表者:代表取締役 辻真一
設立:平成20年11月
所在地:兵庫県神戸市中央区東雲通3-4-3
TEL:078-241-3505(代)
FAX:078-241-3506
URL:https://kobosha.com/about/
E-Mail:recruit@kobosha.com
事業内容:防災設備の設計・施工・防災グッズ販売

【株式会社神防社について】
株式会社神防社は、創業17年の防災の新しい「カタチ」を創造する会社。消防設備の設計施工・保守点検、消防防災用品の販売、消防訓練など、防災に関する幅広いサービスを提供しています。創業メンバーを含め多くの従業員が阪神大震災を経験しており、近年増えつつある自然災害に備えるため、防災グッズの商品開発にも注力しています。また消防・防災関連の商品はECサイトで購入可能。 神防社は安心・安全な防災システムと生活空間を提供し、『生命、財産、生活環境』を守ることで社会に貢献することを目指しています。

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