例年より2カ月遅れで2013年卒の就活が1日に解禁となり、会社説明会が各地で一斉に開催されている。転職活動もボーナスが支給された12月頃から本格的に開始する人が多いことが、転職サイト「イーキャリア」を運営するソフトバンク・ヒューマンキャピタルの調査で分かった。

現在の勤務先にボーナス支給制度があり、転職を検討しているビジネスパーソンに、退職時期を検討する際、ボーナス額の確定日や支給日を考慮するか聞いたところ、65.8%が「考慮する」と回答した。 さらに「考慮する」と回答した人に、具体的な退職時期をたずねると、「ボーナス支給月」「その 1ヵ月後」があわせて74.5％に達した。

また、転職を考えている理由を聞いたところ、上位は「給与に不満があるため」（49.5%）、「労働条件が悪いため」（45.5%）と続き、「幅広い経験を積みたいため」（26.8%）、「新しく挑戦したいことがあるため」（22.8%）といった前向きな理由を大きく引き離した。