インヴァスト証券は、全国の20代～60代の男女500人を対象に、「バレンタインとお金に関する意識調査」を実施した。

まず、「バレンタインをどのようなイベントだと感じているか？」と尋ねたところ、「異性に愛情を表現できるイベント」との回答が全体で20.6%となり、男性は全体の23.6%、女性は17.6%と女性が全体平均を下回る結果に。

一方で、「上司や先輩、家族へ感謝の気持ちを表現できるイベント」との回答は、男性全体の10.8%に対して、女性全体では23.6%と男性の倍以上の回答数を集めた。

これらの結果から、男性はバレンタインを「恋愛イベント」と強くとらえている一方、女性は「恋愛イベント」から「身近な人へ感謝を伝えるイベント」へと意識が変化してきており、男女間に大きな意識の差があることがわかった。

また、本命チョコの予算と、ホワイトデーのお返し予算を尋ねたところ、本命チョコは平均2310円、お返しは平均3114円と、女性からのプレゼント予算額を上回っていることが発覚。「女性から貰ったものよりは高額のものを返したい」という男性の深層意識がうかがえる結果となったが、これまで“礼儀”と考えられていた「3倍返し」はもはや存在しないようだ。