聞きたいけどなかなか聞けない、他人のへそくり事情…。オリックス銀行は、全国の20歳以上の既婚男女計2091名(男性972名、女性1119名)を対象に、そんな“へそくり”に関する調査を実施した。
調査によると、夫のへそくり率は64.3%、妻のへそくり率は69.0%で、金額は夫が平均約112万円、妻が約171万円。20代を除いたすべての年代で、夫よりも妻のへそくり額が多いという結果になった。
特に30代は、妻の平均金額123万8221円に対し、夫は年代別で一番少ない46万3158円と、約2.7倍もの差があることがわかった。
また、家計の管理をしているのは妻の方が58.8%と高く、夫でも妻でも家計を管理している方が、へそくり額が多いということが明らかに。一方、夫婦共同管理の場合、妻のへそくり額は、実に夫の3.5倍以上だった。
地域別では、首都圏の夫のへそくり額が約166万円、近畿圏では約93万円と、70万円以上も差があったにもかかわらず、妻のへそくり額は首都圏も近畿圏も170万円代で、ほとんど差がなかった。
へそくりを始めたきっかけは、夫婦ともに「自分のため」が1位。特徴的なのは、「配偶者のために」という回答については、夫が4位で14.6%、妻は7位で9.9%と大きな差が出ている点。愛妻家が多いのか、いざというとき妻のご機嫌を取るべくへそくりをしている夫が多いのかは不明だが、全体的に、妻の方がしっかり(ちゃっかり?)しているという結果となった。
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