「料理」というと、昔は女性がやるものというイメージがあったが、近年速水もこみちなどに代表されるイメケン“料理男子”が現れ、今や男性も料理をするのが当たり前に。そんな“料理男子”たちの実態を明らかにすべく、インターネット調査会社のマクロミルが、全国の20歳~59歳の男性を対象に「男性の料理 実態調査」を実施した。
まず、「料理をするかどうか」を尋ねたところ、年に数回という人も含めて79%が「料理をしている」と回答。週に1日以上料理をする人は46%にものぼり、特に20代、30代では過半数に。やはり若い世代を中心に「料理男子」が増殖中のようだ。
また、気になる「料理を始めたきっかけ」は、意外にも「お金の節約を意識して」という切実な理由が33%と最多で、“モテるため”という不純な動機で始める人はほとんどいない模様。なお、20代では前述の理由のほか「趣味の1つにしたくて」(27%)と、楽しみとして料理をするという回答も多かった。
さらに、「料理教室で学んでみたいか」を尋ねたところ、「そう思う(そう思う+ややそう思う)」と回答した人は43%で、昨年より7ポイントもアップ!「習いたい料理」については、「定番のおかず」(64%)が多く、「お菓子」も20%と高ポイントを獲得した。
最後に、「得意料理は何か」という質問に対しては、オトコの定番中華料理「チャーハン」(43%)が1位を獲得!確かにパラパラのチャーハンづくりに情熱を注ぐ男子って結構多いような気が…。2位は、男子たちの大好きな「カレー」(41%)で、続いて3位「野菜炒め」(35%)、4位「パスタ」(31%)、5位「焼きそば」(30%)と、男性的なイメージの料理が多くランクインした。これらのメニューをみなさんの周りの“料理男子”に頼んでみれば、大いに腕をふるってくれるだろう。
「男性の料理 実態調査」
調査地域:全国
調査対象:20歳以上59歳以下の男性(マクロミルモニタ会員)
有効回答数:516サンプル
調査日時:2012年11月20日~22日