もうすぐ始まる子どもたちの夏休み。家族旅行などで車に乗る機会が増えると、事故に遭うリスクも高くなってしまう。
そこでJAFは、適正なチャイルドシート使用について改めて見直すキッカケにしようと、インフォグラフィック「そのチャイルドシート、本当に正しく使っていますか?」を公開(http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/crs/index.htm)。警察庁と合同で実施した「2014チャイルドシート使用状況全国調査」の結果を、視覚的に表現している。
日本では、6歳未満の子どもにチャイルドシート使用が義務付けられているが、その4割近くが不使用だとか。また、使用はしていても取り付けを誤るケースが6割、子どもが正しく着座していないケースが4割近くもあるという。
このようにチャイルドシートを正しく使用していない場合、6歳未満幼児の自動車同乗中の死亡重傷率は、適正使用時の約5.4倍にも上るというデータが出ている(警察庁「チャイルドシート使用有無別交通事故関連統計(平成25年中)」)。
こうした調査結果を踏まえて、わかりやすく図式化された今回のインフォグラフィック。ソーシャルメディアなどでのシェアを促し、多くの人に適正なチャイルドシート使用をうったえる。
チャイルドシートは正しく取付けて、子どもを正しく座らせることで、本来の安全効果を得るもの。この機会に改めて「本当に正しく使っているか」確認してみよう。
JAFホームページでは、チャイルドシートに関するガイド記事や、危険性を訴える事故テスト動画なども公開中。気になる方は、下記のリンクもチェック!
◆はじめてのチャイルドシート クイックガイド
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/index.htm