猛暑の日がつづく日本列島。連日の暑さに耐えられなくなったら、いっそのこと涼しい国に旅してみるのも手かもしれない。
海外旅行検索サイト、スカイスキャナーが8月1日から9月30日までの期間に、8月の平均気温が22度以下の“涼しい”海外の地域に出発する航空券の検索数を集計。
検索数の伸び率の高い国のランキング「海外避暑地航空券検索件数ランキング」を作成した。
1位:アイルランド
1位に輝いたのは歴史の息づく土地、アイルランド。緻密に積み上げられた巨石が織りなす独特の景観が特徴的な世界遺産「ブルー・ナ・ボーニャ」や、古代ケルト人の遺跡などをめぐり歴史のロマンを感じることができる。さらにアイルランドの楽しみといえば、お酒だ。町のパブや、ギネスビールやアイリッシュウイスキーの醸造所で、作りたての一杯が味わえる。9月にはゴールウェイで「インターナショナル・オイスター&シーフード・フェスティバル」が開催されるので、お酒と生牡蠣を堪能してみるのもよさそう。
2位:デンマーク
童話作家アンデルセンが生まれたデンマークには、おとぎの国とも言われるヨーロッパ屈指の美しい景観がある。コペンハーゲンでは、運河のクルーズが楽しめるほか、川沿いのレストランでは食事も満喫できる。小説ハムレットの舞台になった「クロンボー城」などの古城めぐりも魅力だ。
3位:オーストラリア
南半球の国・オーストラリアは今が冬。「フォールズ・クリーク」に代表されるスキーリゾートでパウダースノーの中の滑走を楽しめる。野性味ある自然を満喫したいなら「ブルーマウンテンズ」がお勧めだという。巨木の森林など起伏に富んだ自然、アボリニジが住んだ伝説の地、世界最古と言われる鍾乳洞などで探検気分が味わえるという。
4位:アイスランド
氷河を源にした清らかな水が流れる国・アイスランド。各地には豊かな水量の滝が流れ、涼しさをさらに体感できる。ヨーロッパ最大の氷河「ヴァトナヨークトル」では夏の間、ボートに乗って氷河湖を巡ることが可能だ。さらにこの国の豊かな水と親しむもう一つのレジャーが温泉。「ブルーラグーン」は、国際空港から車で15分と好アクセスのリゾートで、ミネラルを含む温水に浸かり、開放的な気分を味わえる。
5位:ノルウエー
夏のノルウエーではホエールウォッチングをはじめとした海からやってくる生物たちと出合いや、昔ながらの漁村の景観や高山植物が楽しめる。ヨーロッパ本土で最長・最深のフィヨルドもノルウエー観光の楽しみのひとつで、クルーズ船に乗れば間近で見ることが可能だという。さらに9月からオーロラの観測の本格的な観測シーズンがスタートする。
6位以下はについてはこちら(http://www.skyscanner.jp/)をチェック。