夏の間は日常の雑事に追われて何となく過ごしていたけれど、秋の夜長は、これからの自分の人生設計についてじっくり考えるチャンス。お休みも多いこのシーズン、ちょっとだけ真面目に、「自分の生き方」や「働く意味」について考えてみてはいかがだろうか。
1.加藤浩次『一流の理由(わけ)』(宝島社)
各界の第一線で活躍する人々に、加藤浩次さんが1時間丸ごと徹底的にインタビューする人気対談番組「加藤浩次の本気対談!コージ魂!!」を書籍化。これまでゲストに迎えた76名の中から、樹木希林さん、倉本聰さん、野村克也さんなど、10名の「一流」の素顔に迫った1冊だ。
異例のカンペなし、台本なしにこだわった、加藤浩次さんだからこそ聞けた、10人の「生き方」には、生きるヒント、働き方のヒントが凝縮されている。1200円+税 。(http://tkj.jp/search/?fw=%E4%B8%80%E6%B5%81%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1&cs=u)
2.福島正伸『僕に働く意味を教えてくれた29通の手紙』(KADOKAWA/中経出版)
仕事をしていれば、いつか必ずぶつかることになる、「厳しい上司」「難しいタスク」「部下の育成」「取引先からのクレーム」…。うだつの上がらないサラリーマンから、一人前のビジネスマンに変身する主人公は、それらの壁をいったいどのように乗り越えるのか?
仕事・人間関係に不満を抱くビジネスパーソンに読んでほしい、読むだけで「まわりを巻き込み」「自分を変える」考え方が実感できる本。600円+税。(http://www.chukei.co.jp/bunko/detail.php?id=9784046003416)
3.麻野進『「部下なし管理職」が生き残る51の方法』(東洋経済新報社)
日本中の会社にあふれんばかりになっている「部下なし管理職」。会社の業績が上がっているときは問題なくても、いざ業績が悪化してくるとリストラのターゲットとされてしまうことも。それではどうしたらいいのか? 本書は、部下なし管理職が生き残る方法を説き明かしてくれる。1400円+税。(http://store.toyokeizai.net/books/9784492533499/)