今年お世話になった方に、ちょっとした贈り物をしたいけれど、何が良いか迷ってしまう…という人におススメなのが、祇園辻利より12月1日に期間・数量限定で発売される「大福茶(おおぶくちゃ)」。
年末年始には、年越しそばやお屠蘇、おせちなどいろいろな習わしがあるが、京都では新年に、一年の幸福と健康を願って「大福茶」を飲む習慣があるという。
その起源は平安時代からと言われており、京の都で疫病が大流行した際に六波羅蜜寺の空也上人が梅干しを入れたお茶を病人にふるまったところ疫病が下火になったことから、時の村上天皇がこの功徳にあやかって毎年元旦にこのお茶を服するようになり、そこから「皇服茶」「王服茶」と呼ばれるようになったのだとか。
後にこの習慣が庶民にも広まり、「大福茶」という縁起の良い名前へと変わり、今日まで伝えられているのだそう。
「大福茶」は茶舗によってさまざまだが、祇園辻利のは、上質の煎茶に玄米の花を入れたもの。初ぶぶ(96g・税込2160円/48g・税込1188円)と特選大福茶(96g・税込1620円/48g・税込864円)、大福茶(96g・税込1080円/48g・税込594円)の3種類がある。
また、大福茶に入れる縁起物の結び昆布と小梅がセットになった「芽出たのしく」(税込1080円・2106円)もおススメ。
販売は1月10日頃までで、完売となり次第終了となる。購入はオンラインストア(http://www.kyoto-wel.com/shop/S81095/)が便利。祇園辻利の祇園本店、京都駅八条口店、東京スカイツリータウン・ソラマチ店と、茶寮都路里の京都伊勢丹店、高台寺店、大丸東京店の店頭にも並ぶので、お近くの人はぜひ足を運んでみよう。