帰りの電車の窓ガラスに映る自分の顔がひどい…誰しもが感じたことのあるシチュエーションではないだろうか。朝の顔を夕方まで持続させたい！そんな人にオススメのメソッドがあると聞いて、実際に体験してきた。

「カネボウ」が展開しているグローバルブランド『KANEBO』は一日、一月、一年、一生と積み重なる時間の流れの中で、女性の美しさのリズムを感じながら適切なタイミングでケアをする“時間美容”発想のスキンケアを提案している。

その『KANEBO』が開催したイベント『Morning Beauty Workshop ～朝の10分で夕方までキレイが続く新習慣～』で、朝用クリーム「フレッシュ デイ クリーム」を活用した“アウェイキングメソッド”と、ヨガインストラクターでモデルの池田莉子さんによる簡単ストレッチのレクチャーを受けた。

会場に到着してすぐに動きやすい服装に着替えてから、『KANEBO』の「クリア クレンジング トナー」でメイクオフ。次に「ザ ファースト セラム」「モイスチャー フロウ ローション」「バランシング エマルジョン」の順にスキンケアを行った。この『KANEBO』シリーズは本当に香りが良く、ケアをしているだけで体がほぐれてリラックスできるような感覚に。これはラインで揃えたくなる！

そしてイベント開始。まずは生姜湯を飲みながら、「フレッシュ デイ クリーム」に関する説明を聞く。なんでも、キーワードは“胎脂(たいし)”と呼ばれる保湿成分。“胎脂”とは赤ちゃんが生まれながらにして持っている保護膜で、羊水に満たされていた環境から突然大気にさらされるという劇的な環境の変化に肌が耐えられるのは、この保護膜のおかげとのこと。この“胎脂”に着目したカネボウが独自に開発したのが、「ベビーソフトオイル処方」。この処方によって、肌が潤い成分をたっぷりと抱え込み、長時間ハリと潤いが持続するそうだ。

試しにクリームを手の甲にのばしてみると、確かに肌が潤う感じがする。クリーム特有の重さはなく、肌にすぐになじむ。べたつきも少ない上に紫外線カット成分も配合されているので、朝用のケアにはもってこいだ。

次に、「フレッシュ デイ クリーム」を使った“アウェイキングメソッド”を実践。『KANEBO』では手の感覚をとても大切にしており、このメソッドも自分の手で自分の肌をいたわるような設計がなされている。

まずは手の平にクリームをのばし、その手で顔を覆うようにして香りをかぎながら深呼吸。メイクオフ後のスキンケアの際にも感じた“体がほぐれてリラックスする感じ”をここでも体感。このクリームはフローラル調のティートピアの香りを基調に、フレッシュハーブをブレンドした緑や花々があふれる朝の庭を想起させる香りになっている。

そして、手の平全体で頬から額、こめかみ、フェイスラインに沿ってクリームをつける。乾燥しやすい目もとや口の周りにも丁寧につけることを忘れてはいけない。

全体にクリームが行きわたったら、ピアノを弾くようにトントントン…とリズミカルなタッチを顎から頬、額にかけて行う。これにより、眠っていた肌が目覚めるそうだ。

リズムタッチが終わったら、顔全体を両手で包み込んでハンドプレス。そのままフェイスラインから耳下腺まですべらせる。最後に首筋を上から下に丁寧になでおろして終了。ペースもあるだろうが、全部通してみても5分もかからない。これで肌が目覚めるのなら毎朝の習慣にしてみたい。

アウェイキングメソッドのあとは、池田莉子さんによる簡単ストレッチのレクチャーだ。モデル業をこなしながらヨガインストラクターとして活躍中の池田さんが、私のような体の堅い素人にも素敵な笑顔で丁寧に教えてくれた。脚や足指を伸ばし、背筋を伸ばすことで次第に姿勢が良くなり、心までシャキッとするような、体が目覚めるような感覚に。ついサボり気味になってしまうストレッチだが、この感覚はハマってしまうかも。

朝はギリギリまで寝てしまって、スキンケアは必要最低限でパパっと済ませてしまうなんてこと、一度や二度ではない。でも、10分早く起きてケアをするだけで夕方までキレイが続くのならと思い、レクチャーを受けた日の翌日から毎日続けてみた。あくまで個人の感想ではあるが、肌は夕方までふっくらとし、乾燥小じわも以前よりは目立たなくなったように思える。何より、あの心地良い香りのおかげで毎朝のケアが楽しみになった。

夕方までキレイが続く新習慣、本当にキレイが続くのでぜひ試してみてほしい。

『カネボウ フレッシュ デイ クリーム』
( https://www.kanebo-global.com/jp/ja/skincare/detail/fresh_day_cream/ )