東日本大震災から7年半が経つ。
陸前高田市「まちびらき実行委員会」は、新しい交通広場の完成や高田南幹線道路の開通などを記念し、9月29日(土)・30日(日)の2日間、「陸前高田市まちびらきまつり」を行う。
陸前高田市は地震と津波により県内最大の被害を受けた。震災被害・復興の象徴として全国から注目を集めた「奇跡の一本松」も同市にある。
高田地区の中心市街地では、昨年4月に開業した大型商業施設「アバッセたかた」に続いて、仮設商店街の店舗が次々に中心市街地に戻り、5軒の共同店舗「まちなかテラス」などが開店した。
隣接する「まちなか広場」では子供たちの賑わいも復活し、昨年7月には「アバッセたかた」に併設された「陸前高田市立図書館」も開館。1年間で約15万人が来場した。
「陸前高田市まちびらきまつり」では、「アバッセたかた」前の駐車場をメイン会場に、29日(土)は「館の沖橋渡り初め」「ふれあいまつり」、30日(日)は「まちびらき記念式典」「交通広場完成式」「ツール・ド・三陸」が行われる。
また、期間中は市内小学生による「みらいの陸前高田のまち絵画展」「復興の歩みパネル展示」なども開催。大人から子どもまで楽しめるイベントとなっており、イベントを通してこれまでにあった国内外からの支援に感謝を伝え、復興が進むまちの姿を広めたいとしている。
自然災害が多発している昨今。「陸前高田市まちびらきまつり」を楽しみながら、震災と復興について改めて考えてみてはいかが?
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