世界トップクラスの専門家が集結し、最新のサイバーセキュリティ情報の交換と国際的交流を促進する国際会議「CODE BLUE」が10月29日(月)より開催される。
IoTの時代を迎えるなどインターネットの普及・発展が急速に進む今、セキュリティ対策の重要性は高まっており、世界各国の優れた研究者とともに事態への対処や解決策を共に考える場が必要となっている。
今年で6年目を迎える「CODE BLUE」は、国際的なコミュティ形成の場となることを目的に、CODE(技術)によってBLUE(海)を越えて人と人をつなぎ、よりよいインターネットの世界作りに貢献している。
見どころとなる基調講演には、F-Secure研究所主席研究員のミッコ・ヒッポネン氏、NATOサイバーセンターアンバサダーを務めるケネス・ギアス氏が来日登壇。多発するサイバー攻撃の犯人像の詳説や、サイバー領域への対応が急がれる国家安全保障政策に対する提言を発表する予定だ。※講演内容は変更になる可能性もあり
また、世界15ヶ国からセキュリティのプロフェッショナルが集結し、ブロックチェーン・暗号通貨・ビジネスメール詐欺など、今話題の最新セキュリティ動向を発表する。
さらに、国際的ハッキングコンテスト「CODE BLUE CTF」の本戦や、本物の車載ネットワークを模倣したラジコンカーの制御を奪い取る「カーハッキングチャレンジ」など、実践的かつグローバルで注目を集めているトピックに関するコンテストも開催予定。
最近よく耳にするブロックチェーン。果たして安全なものなのか、懐疑的にもなってしまうが、セキュリティ面についてはこうした会議が開催されるなかでどんどん技術が磨かれているようだ。気になる人はチェックしてみては?
『CODE BLUE 公式サイト』( https://codeblue.jp/2018/ )